第45話:やはり流行っている……なんでぇ?by.フラン
宴も無事に終わり数日が経過した、処理の方もかなり終わったものの私の中の霊華が博麗神社に顔を出しに行ったりこの世界の最高神【龍神】と顔合わせしたりとまたちょっとバタバタする日が続いた。
そうして過ごしているうちにあっという間に初夏に入ったとある日、私は図書館でパチェと共に本の整頓を行っていた
「……またなんか増えてる」
「そうね、私が来るまでの間は確かフランがここの管理をしてたんだっけ?」
「うん、盗難対策やら諸々の対策で幾つか魔法を掛けててさ……一応全部に目を通して内容は覚えるようにしたよ?」
ちなみに追加で壊して得たのは【永劫記憶能力】……まあ聞こえは良いけどやってる事はなんか慧音先生と同じなんだよねぇ。それ以外だと【全能力無効】、【弱点抹消】、【魔・霊・妖・神力の上限撤廃】とまあ普通に考えてぶっ壊れなキャラになっちゃいました、型月世界でも生きていけるのでは?
「……んんー??タイトルが掠れて読めない……復元魔法使ってみますか」
色々と確認をしているとかなり古そうな魔導書が出てきた、表紙はかなりボロボロで掠れてしまっているため復元魔法を使って元の状態に戻した……するとタイトルには【Storm bringer】と記載されていた
「……ふぁ!?ストームブリンガー!?なんで!?」
「知ってるの?」
「……ええっとぉなんの作品だっけぇ?名前は結構聞いたことあるんだけど元の登場作品が思い出せないなぁ」
頭を抱えてなんとか元ネタの作品のタイトルを思い出そうとするも私そういう系見てないんだよねぇ悲しいことに……とか考えているとしーちゃんとぬえがきた。折角だし聞いてみますか
「やっほー!れいちゃん!手伝いに来たよ!」
「三叉槍受け取りに来たついでに遊びに来たよォー……頭抱えてるけど大丈夫?」
「大丈夫……ねえしーちゃん、ストームブリンガーの初出作品ってなんかあったっけ?」
「ストームブリンガー?えっと確か【エルリック・サーガ】だったはず、けど急にどうしたの?」
「これ」
「……アイエエエ!?ストームブリンガー!?ストームブリンガーナンデ!?」
「私が聞きたい」
なんであるのかは知らないけど……これどうしよっかなぁ、魔剣なんてレーヴァテインだけで充分だし他のメンバーで良いの……いねぇ!
と2人揃って頭を抱えていると
「やっほー、フランとこいしいる?いたわ」
「「「あっルーミア」」」
「珍しいわね貴女がここに来るなんて……どうしたの?」
「いやぁ皆なんか二本持ちが流行ってるみたいだから私も二本目欲しいんだけど中々良いのが見つからなくてさぁ……工房の方でダインスレイヴと同等クラスの魔剣欲しかったけど無理っぽくてさぁーなんか良い剣斡旋してくれない?フラン」
「いやなんで2本持ち流行ってるのさ」
理由を聞いてみたところ手数増やすなら武器増やした方が良くね?じゃあ二本持ちして物理的に増やしてしまおうとの事
「えぇー私剣専門のハローワークのつもりじゃないんだけどなぁ……これなんかどう?」
「れいちゃん!?何しれっとルーミアにストームブリンガー薦めてるのさ!?」
「え?でもイラストとかだと結構ストームブリンガーで書かれてること多かったよね?」
「……夫婦漫才してる所非常に申し上げにくいけどさ」
「「夫婦じゃない!」」
「契約し終わったみたいだよ?」
ルーミアが来たせいで頭スッカラカンなAM公のノリで渡しちゃってしーちゃんと漫才してたらなんか契約終わったぽい、わーキレイなルーン文字と赤黒の刀身だァー……これ私のせい?ねぇこれ私のせい?
「おおー!気に入った!早速試し斬り行ってくるねぇ!いい剣紹介してくれてありがとぉー!」
「……私らも気晴らしに行く?」
「……行こっか」
「あとの作業はやっておくわね」
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修練場へ行くと皆気合い入れて剣を振るっていた、中にはグングニルとゲイボルグの二槍流でインファイトをしている姉と想起グングニルと想起レーヴァテインの異種二刀流のさとりが斬り合いをしていた
「おぉーやってるやってる……よくもまああんだけ振り回せれるなぁ」
「あっ!フランお嬢様!こいしさん!ルーミアさん!お疲れ様です!」
「お疲れーアン、新しい剣どう?」
「凄いしっくり来たよ!って言いたいけどこれカテゴリが両手剣なんだよねぇ……僕どっちかって言えば細くて丈夫な片手剣が良かったんだけどなぁ、まあ文句言っても仕方ないよね!それはそうと皆揃って修練?」
「んまあ似たようなもの、ルーミアがストームブリンガーと契約したから慣らしついでに来たんだ」
ちなみに私はレーヴァテイン二本を組み合わせて鍛造された片手剣【煉獄炎の剣】と澱水の剣二本を合わせた青白く光り輝く片手剣【天命炎の剣】の二刀流でやるつもりです
「ふう……さとり!ここまでにしましょ!」
「分かりましたレミィ、あっフラン、こいし、ルーミアも来たんですね」
「「「やっほー」」」
「可愛いなぁ……お姉ちゃん抱きしめちゃう」
「うにゅ……お姉ちゃん汗臭い」
「さっきまで動いてたからね、漸く慣れてきたわこの身体に……ありがとね」
スキンシップは相変わらずだけれど溺愛じゃなくなったおかげなのか非常に緩い感じになりました……しーちゃんの方も抱き着かれてるけど大丈夫かな?さとりの発育の暴力に顔埋められてるし息できてる?あれ
「んーっ!んんーっ!!!」ベシベシ!
「痛い痛いこいし叩かないの」
「……ぶはっ!抱き着くのは良いけど窒息死させる気か!今の自分の体格もうちょっと考えて!」
前言撤回、出来てなかった
「とりあえず私はのそのそとやっとくからしーちゃんとルーミアでやってていいよ」
さぁーて私も出来ることはやっと来ましょうかねぇ?
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ここいらであの時の補足をば、ブレードアーツの技のレパートリーは非常に多い、SAOと似たような感じのため熟練度は必要になるものの少なくとも近接戦は困らなくなると思う。要は習っておいて損はないと言うやつだ
で、それぞれ別れてやることをやるようにし始めた。しーちゃんとルーミアは身体の慣らしも兼ねた二刀流での訓練、ぬえはお姉ちゃんから槍を習ったりと思い思いに過ごしている……で私は
「さぁーてと、どれだけ繋がるかな?」
ホリゾンタル・スクエア、バーチカル・スクエア、ヴォーパル・ストライク、ダブルサーキュラー、ノヴァ・アセンション、フラッシング・ペネトレイター、スターバースト・ストリーム、ジ・イクリプス、グロリアス・レイの順で的に斬りつけていく……合計幾つだこれ?少なくとも3桁付近は行くよね?
「……あのぉフランお嬢様?」
「ん?あっハル居たんだ」
「……今のなんですか?」
「いや、どれだけ繋がるかなぁって思って」
「非常識にも程がありますよ?とりあえず手合わせお願いしてもいいですか?さっきの連携とグロリアス・レイ抜きで」
そう言いながら【夜空の剣】と新しく増えたらしい【凍花の剣】を抜刀するハル……片っぽほぼ初見だからどんなのか知らねぇからちょっと怖い
「はぁー……ふぅ、行きます」
普段の構えじゃなくて腕をダランと垂らした状態で始める、ぶっちゃけ初速出すくらいならこの立ち方が一番しっくり来たから仕方ないよね
「ふっ!はっ!たぁ!」
「……ほいよ」
冷静に考えると私結構動体視力かなり上がったなぁ博麗神と合一状態だからかな?
『私、変なこと考えない……今はこの訓練に集中しなさい』
「(分かってる)」
本来の肉体と魂に戻ったのか、今じゃ性格が反転してしまった私たち……明るいお喋りな性格の私と冷静で寡黙な霊華と真反対な性格、だけどそれでいいとすら思えた位だ
「そこ!【リニアー】!」
最速の刺突を繰り出すとなんかボッ!っていう音と共にハルの頭が消し飛んだ……ヒェッ……えっ?私普通にやっただけなんだけど?私また何かやっちゃっいました?
少しした後ピチューン!と音がなり無事残機1消費して復活したハルは……涙目になっていた。うんごめんなさい私もこうなるとは思わなかったんだから
「何よ今の速度……反応出来ないよォ」
「ごっごめん、いや私もあんな速度出るとは思わなかったからさ!ね?」
なおそれを見ていたであろう皆は
「戦いたくない」
「成長性E」
「うちの妹がどんどんかけ離れていく」
「正直追いつける気がしない」
「あの速度で飛んでくるの怖すぎる」
……との事、心外だ。
次回……ちょっと時間飛んで原作から10年前まで行きます