今日、18日。私は今tokyoに来ております。
旅行で明日まで滞在します。
ちなみに今日は原宿で買い物に付き合わされました。
明日はSAO展を見に行く予定です。楽しみだわ〜
彼女と旅行?って言った人は教えて下さい。
その際には遺書をお忘れなく
「はい、じゃあIS操縦についての講座を始めま〜す」
部屋に戻り、荷物をまとめて夕食をとった後、初めての講座?が始まった。
てっきり明日からだと思っていたのだが……
「じゃあ問題。ISを訳して下さい」
「そんなの……『
常識的な問題に思わず疑問形になってしまう。
「うんうん、そうだね。大人に聞いたら99.99%の人はそういうだろうね」
「じゃあ残りの0.01%はなんて言うんだよ」
どうでもいい所に口出しちゃったかなーと思った時、春香が再びうんうん、っと頷いた。
「もっともな質問だ。まぁむしろそこがこの講座の本題なんだけどね。
例えば、IS委員会の初代委員長のキャサリン氏は、第一回モンドグロッソの開会宣言として、『IS試合の勝敗の決着に機体性能の差は無い。
勝敗を決するのはIとSの二文字で
『
春香の口から教師らしい言葉が次々と出て来て驚く。
「じゃあ俺に勝ち目は無いじゃないか。
知能は主席のオルコットの方が上だし、技能だって長い間使っている向こうの方が上だろ?」
「そうだね。でもそれはスミス氏の持論で考えたの話だよね?スミス氏の考えも方向は悪くないんだけど……
けれども、かの篠ノ之 束はこう言いました」
ビシッと俺を指差して春香は言った。
「ISの性能を活かすために必要なものは『
こちらはイマジネーションが想像力、シンクロが共鳴するとか呼応するって意味だからコアとの相性が重要なの」
「だったらなおさら特訓出来ないじゃないか。
想像力ならともかく、コアとの相性なんてISがないと何も出来ないだろ?」
「そんなことは無いよ。
空を飛ばせてもらうまでの想像力の強化と、私とのハグを毎日してれば絶対勝てる」
「おい、最後なんて言った!?」
春香が真顔で言ったために、一瞬わけがわからなかった。
は、ハグを毎日!?
「ハグのこと?」
「それしか無いだろ!!」
「騙されたと思ってやってみなよ。
一週間で効果実感!!ってね」
「う〜ん……でもなぁ」
精神力は(確実に)つくだろうが……
「人間との相性も良くならないような人がISとの相性が良い訳が無いでしょ。
それに……私じゃないと意味が無いんだよ」
意味が無い。という理由はわからないが、あながち冗談やからかっているわけでもなさそうだ。
「じゃあお前の言うとおり、騙されたと思ってやってみるか!!」
「よしっ!じゃあハグしよっか」
「なぬっ」
言い返す前に春香が腕を俺の後ろに回した。
「やっぱり一夏お兄ちゃんはあったかいなぁ」
今まで先生のような振る舞いをしていたが、こっちの春香の方が可愛くて……って色々危ないぞ、俺。
「これならシンクロの面では充分だけどなぁ。私、すっごいドキドキしてるもん」
おやおや、なんだこのいい感じのムードは
「じ、充分なら想像力の方を教えてくれよ」
「むぅ……。充分とは言ったけど完全じゃないんだよなぁ……。
ま、イイや。じゃあ想像力を鍛えましょうか」
春香がそう言ってくれたおかげでとりあえず解放された。
「じゃ、私の手を握って」
「はぁ?!」
「私に向かってイメージを送ってみて。
じゃあ……一番基礎的な空を飛んでるイメージで」
手を握るのを躊躇していたら春香から握ってきたため、正直何も考えられない。
普通の男子高校生の常識的な態度として、ドキドキしてしまうのは否めない。
これまで告白されることはあっても、付き合ったことは一度も無い。
多分理想の女性像というものを持っていなかったために、付き合いたいと思ったことがなかったからだと思う。
少し話が逸れたが、とにかく女性と付き合ったことが一度も無い。
そのために異性とのふれあう場面も当然無いわけで……
「もぉー、ちゃんと集中しなさい」
渋々、言われるままに飛ぶイメージを空想してみる。
風船のように上昇しながらフワフワと空中を漂い、雲と同じくらいの高さから街並みを眺める。
風に流され、東へと飛んで行き新しい大地を見下ろす……
「コラコラ」
手のひらを強めにつねられ、想像が中止された。
「な、何するんだよ!?」
「そんなプカプカと動いて勝てると思ってるの?」
原理は知らないが想像していることがわかっているらしい。
ずっと昔に千冬姉の悪口を考えた瞬間に『ぐーぱん』が飛んできたのを思い出した。
「う〜ん……じゃあ飛行機って乗ったことある?」
「あるけど?」
「ならそれに乗ったときの感覚を思い出してみて」
感覚を思い出そうとして見たが、全然上手く思い出せない。
飛行機に乗ったことはあるが、正直言うと景色見て、飯食って、耳がキーンとした思い出しかない気がした。
「あの〜……春香さん?飛行機に乗った感覚があまりない場合は……」
「別になんでもイイんだよ?雲の中を通過してたなーとかでも。
その記憶と『飛行機は速い』という知識が組み合わされれば充分なんだよね」
それなら例にもあったように雲の中を通る想像をしてみる。
薄い白色の雲が横を通り、窓の外を白く染める。
そして通り過ぎるとまた新しい雲が現れ、再び視界を白に変える。
あれっ?これってマンネリ化してね?と思い始めたところで春香が声をかけた。
「よし!いい感じだね。
じゃあ今日はこれで終わりにして、明日の放課後は整備室で特訓にしよー!!」
◇
そして次の日の放課後、
「じゃあちょっと打鉄さんのメンテをする申請してくるね」
「職員室に行くんだろ?丁度頼まれてた仕事があったから俺も行くよ」
「本当!?行こー、行こー」
まずは特訓内容がメンテナンスだということが初耳だが気にしないことにした。
「千冬お姉ちゃーん。申請書持って来たよー」
職員室の中でそんなことを言ってのける春香を肘でつく。
「織斑先生だ。馬鹿者が」
時すでに遅く、(恐らく常備している)出席簿でなg……いや、叩いた。
「も〜〜、今日は朝から頭痛かったんだよ!!」
「そんなもん知るか。ほら、さっさと申請書を渡せ」
頭をさすりながら、右手で持っていた紙を渡した。
「織斑妹。持ってきたのは打鉄の使用申請だけか?このままではアリーナは使わせんぞ」
「打鉄さんのメンテナンスをするつもりですので大丈夫であります!!」
千冬姉は再び出席簿を手に取ったが、それを振りかぶってから止め、睨みながらもそのまま机の上に置いた。
俺が全く同じことをしたら、スイカ割りの如く、頭が割れてしまうだろう。
「……メンテナンスをするのは構わんが、大幅な改造を行うのは許可できない。
校則のISの整備に関する項目を良く理解した上で装備の点検等を行えよ?」
「わかっ…わかりました。では失礼します」
千冬姉の
◇
IS学園の整備室には、最新の検査器具や道具がたくさんある。
なんとか検査機だのなんたらセンサーだのを小耳に挟むが、何に使うのか全くわからない
なぜそんなことを言うかと言うと、
「じゃあ次は高周波カッター借りて来て〜」
「こ、高周波⁈ わ、わかった」
春香が俺をパシらせるからだ。
何度でも言うが、何に使うのかは予測のしようがない。
だがしかし、その甲斐あって小一時間ほど経った後の打鉄と呼ばれるISは、運んでいる最中に見たその他のISより光沢を放ち、汚れなど微塵もない。
「よし、じゃあ今日の特訓を始めようか」
「あれっ?今日の特訓はISの整備なんじゃないのか?」
「ISも……一人ぼっちは寂しいんだよ」
そう言って、少しだけ昔を思い出すような表情を見せた。
春香が本当に記憶喪失かはわからない。あれだけの驚異的な知識があることから、実際は覚えているのだとも思っている。
だが春香の記憶があったとしても 始めて会った時に、春香は居場所を求めていた。
あんな春香の顔を二度と見たくない。俺たちに見せたような笑みをずっと守りたい。
「と言うわけで、放課後は打鉄さんとおしゃべりしましょー」
「はぁ?!」
とは言ったが、なんだかんだで打鉄さんなるISに自己紹介をしてみた。
一方春香は、まるで打鉄を自分の子供であるかのような優しい顔をしていた。
当然ISにとっての母は篠ノ之 束なのだが、打鉄も織斑 春香という存在を拒んでいないように見える。
春香は既にISから愛されている存在なのだと、俺は実感させられた。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
次の話が完成していません。
なのでここからいよいよ不定期です。
すでに4000字を越えているので2話に分けても良いんですが……
どの道、学校等の兼ね合いでいずれは不定期になるからいっか