パパ黒を救おうとしたら夏油になったんですが(困惑)   作:仁摩亀

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処女作が酷かったので全消ししてリベンジします。
感想とか色々お願いします!


突然の機運

「そ れ で さ !剣裁きも凄くって!!!もうシュババババーーーッて感じで!!!」

「あぁ、うん……分かったってば……」

 

俺は至って普通の男子高校生!!普通の生活を送っていた。だが、あの作品を知るまでは…………

 

「俺転生したら天逆鉾になりたい。パパ黒にブンブン振り回されたい。パパ黒の遠心力を感じたい(?)」

「天逆鉾って割とキャリア短かった気がするんですけど(名推理)」

 

そう、俺は「呪術廻戦」という作品を知り、劇中に登場する「伏黒甚爾」、通称「パパ黒」にハマりにハマりまくってしまったのだ!

 

そんで、友達と呪術の話になると、こんな感じでパパ黒の語りが止まらんくなってしまう。今も下校中に、自転車に乗りながらキャーキャー言っている。

 

「まあ実際アニメ化したときの動きとか凄かったもんな。人間離れしてたし。」

「うんうんうんうんうんうんうんうんうんうんうんうん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!ごじょ戦の時とか木と木の間をなんか、こう……シュンシュンシューンって感じだったし、あと夏油のところは(割愛)

 

俺は瞳を輝かせっぱなしで、友達に向かって話し続けていた。

 

だからだったんだろうなぁ……………………

 

 

 

「おい、前ちゃんと見ろよ。そっちは車通ってんぞ。」

「え?あっ待って……バランスが」

 

自転車は蛇行運転を始めてしまう。俺は何とか体勢を戻そうとしたが……

 

「ぅあッッ!!!!」

 

転倒してしまい、車道に投げ出されてしまった。

マズいな……足を挫いたみたいで、その場から動けない。

 

ゆっくりと顔を起こすと、青緑の光が一つ。

 

 

 

あー……青信号か、

 

 

そんなことを考えるより早く、トラックは俺の目の前に迫っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「って所で俺の記憶が終わってるんですけど、ここどこやねんっっっ!?!?!?」

 

いや、ホントに何処だよ!!!辺り一面、上下前後左右x,y,z全部真っ白……あっでも白って200色あるし……じゃなくて!!!!!

 

もしかして、俺…………閉じ込められちゃった!?!?!?

 

「うわあああああああああああああああああああん!!!ごべんなざあああああああああああああああああい!!!家に帰゙ら゙ぜでええええええええええええええええええええ」

 

オリ主俺、パニック。

 

その時何も無いと思われた空間から!

 

「(ヌッ)おうおう、どうしたお主。急に泣いて。」

「ぎゃあアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!殺さないでええええええええええ何でもするからアアアアアアアアアアアア(何でもするとは言ってない)」

 

「うん落ち着け、儂はお主を殺そうとは思うておらん。安心せい。」

「ほょ……ほょんとに……??」

「うぬ。」

「というか誰なんですか貴方、急に出てきて。」

俺は唐突に冷静になって、白い髭を蓄えたハゲ爺さんに聞く。

 

「儂は神じゃ。」

「……ん?」

 

「神じゃ。」

「…………あんた、呪術師の適正あるよ。」

 

 

ヤバい人だ……ヤバい空間でヤバい人と話すヤバい状況だ…………。

 

「まあ、無理矢理話を進めるが、お主は死んだ。」

「……へえ?」

「交通事故じゃな。」

「はええ!?!?!?」

 

待って待って待って!!!俺お亡くなっちゃったの!?まあ確かに、あの状況だったし…………それならここは死後の世界で、この爺さんが神、というのにも説得力が増すな……。

 

「というわけで素晴らしい提案をしよう、お主、転生したいか?」

「鬼か。」

「まあ、少しぐらいは希望を聞いてやっても良いが、天逆鉾がいいk」

「ちょちょちょい待ち」

 

いや天逆鉾になりたいとか頭お菓子い事言ってたけど!!!多分一回切りの大チャンス!ここはじっくり考えてから……………………

 

「あっ、おいお主、なんかまだ死んでないみたいじゃぞ。」

「へ?」

「一応致命傷レベルの怪我は負っておるが、全然回復の余地はあるZOY☆」

「な に そ れ」

「というわけでさっきの話は無しじゃ。じゃあの」

「ええええええええええ待って!?転生したいぃ!!!」

 

変なところで強運発揮すんな!!!ウエハースの時に運使われろよ!!!(?)

 

俺はダメ元でこんなことを問うた。

「あのぅ……転生したあとにまた現世へ戻るってことは…………」

 

しかし、神はふさふさの眉を中心に寄せ、困った表情をして見せる。

「えぇ…………?いや、出来るっちゃ出来るが……面d、色々と大変じゃし…………。」

 

 嫌 そ う だ な

「あのっっっ!!!ホントにお願いします!!!マジで!!!」

「お主、そこまでしてか?」

「はい!!俺はパパ黒を救いたいだけで……!!あっ。」

 

なんか本音っぽいのが出ちゃった……(?)でも、パパ黒には幸せになって長生きしてほしいんだよね……原作みたいにならずに。

 

「そうか、そうか、つまりお主はそういうやつなんじゃな。」

「なんかパロ台詞多くない?」

「敬語使え馬鹿」

「うっす。」

 

そして神はついに、

「よし、お主がパパ黒を救えたら元の世界に戻してやろう!だが、救えなかった場合は…………分かるな?」

 

「うっ、でも……!俺、頑張ります!!パパ黒を救えるならなんだってする!!!」

 

「それじゃ、いてら~~。」

「アバババババ」

 

その瞬間、俺はどこかに吸い込まれ、消えてしまった……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

窓から冬の朝日が柔らかに差し込む。

その光は年季のかかった机を照らした。

 

あまりにも心地が良くて、目を開けられない。

自分は机にうつ伏せになりながらそう考え……ってなんか前髪の生え際が痛いな。端の方引っ張られてない?

 

なんか声も聞こえる……イケボだ……()聞いたことがあるな…………ん?因みに今自分どういう状況?

 

俺は重い瞼をゆっくりと開き、イケボ声の主の方に向かって顔を上げた。

 

「あーやっと起きた、傑~寝不足?」

 

紫がかった白髪、暗すぎるサングラス、乳首から生えた足…………

「五条……悟?」

 

「そりゃそうでしょwwおはようございます~w」

 

やっぱり!……あれ、てか俺さっき何て呼ばれた?

 

「傑~昨日ちゃんと寝たの?」

「えっ、ええええええ?????」

 

俺を傑呼び、そして俺の声帯から発せられたこの声…………

 

 

 

 

 

「夏油に転生してる…………!?!?」

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