モチベ爆爆ですわ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!
「ななな、なんでにんげんがこんなところに!?」
「そそ、そうです!なぜここに!?」
カンナ「いやだって笑い声が聞こえて来てさぁ…
ここ2人しか居ないと思ってるじゃん?
知らねぇ笑い声聞こえてくるじゃん?
行くしかねぇじゃん?」
「きもどうなってるんです!?!?」
「もしかしたらのろわれるかもしれないのですよ!?」
カンナ「いやそれくらいじゃ人はくたばんねぇよ」
「このにんげんしぬかそうじゃないかだけで
ものごとのきけんせいを、はんべつしようとしてます!」
「やっぱりこのにんげんはいたんです!!!」
目の前でキャーキャー騒ぐ幽霊を見ながら考える。
やっぱりコイツらは幽霊なのか…?でも見た目が…
なんかどっちかっつうと、小人みたいな見た目。
しかもご立派に服も着てるし…。
カンナ「なぁ…アンタら何者だ?幽霊ってワケじゃないだろ?」
「あっ…よくぞきいてくれました!」
「わたしたちさんにんぐみ…そのしょうたいは…」
「なぞにつつまれし、そのぜんぼうは…そう!」
カンナ「……はぁ」
「はんのううすっ!」
「もっとおどろくものじゃないのですか!?」
「いたん!いたんです!」
カンナ「いやだって言われただけじゃよくわかんねぇし…詳しく説明して欲しいんだけど」
「た、たしかに。このにんげんのいうとうりです」
「なるほど、たしかにいちりあります」
「わかりました、せつめいします」
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とりあえず説明された事を簡潔にまとめる。
⚫︎ここは『鎮守府』と言って、元々は艦娘と指揮官がいた軍事基地みたいなところ。
⚫︎これといった名前は無く『妖精さん』統一。
⚫︎妖精さんはとある素質を持った人にしか見えない。
⚫︎自分達以外にも居たが、何処かへ行ってしまった。
⚫︎ここはもうボロボロで、殆ど機能が停止している。
…とのことらしい、まぁここにずっといたヤツが
言うんならそうなんだろう………………ん?
カンナ「なぁ殆どの機能ってことはさ、
「はい、たしかにまだいちぶ、かろうじてきのうしているばしょがあります」
カンナ「それがここか?」
「…はい、こうしょうはまだなんとかいきています。
わたしたちようせいがいるのがなによりのしょうこです。」
「ほかのばしょは、ひとがいなくなったことでろうきゅうかがすすみ、わたしたちようせいがすめないくらい、がたがきてしまっているのです」
「わたしたちようせいはきめられたばしょにしかそんざいできません。じばくれいとにたようなものです」
「ちがうのは、
「わたしたちはおもっていました、このままきえてしまうのかと」
「わたしたちはあきらめていました、このままきえるのだと」
「「「でも、そんなときにあなたがきた」」」
「しかも、じんるいのてきをつれて」
「わたしたちはきょうふしました、なんてものをつれてきたのかと」
「ですがわたしたちはよりごのみしているじかんなどなかった」
「ほんとうならちからをふりしぼり、でていかせるはずだった…でもわたしたちはわらにもすがるきもちで、あなたを…あなたたちをここにおいた」
「しょうじきかけでした、ですがわたしたちはかけにかった」
「あなたはしんかいせいかんをむりょくかするどころか、じぶんのなかまにしてしまった」
「おどろきました、えぇおどろきましたとも」
「わたしはよろこんだ、まだいきていられる」
「……そんなわたしたちからおねがいがあります」
「むちゃもしょうちです、でもこのちゃんすをのがせばわたしたちはまちがいなくきえてしまいます」
「だからどうか、おねがいします」
「「「ここにいてください、おねがいします」」」
カンナ「…はぁ、なるほどね」
「どうですか…?」
カンナ「あー…そうだな、ちょっと出てくる」
「い、いてくれないのですか…?」
「やっぱりむりな「あぁちがうちがう」
カンナ「掃除道具、買ってくんの」
「え?」
「そ、そうじどうぐ?」
カンナ「アンタらがここにいるには、素質ある人間
…そして
掃除くらいならしてやれる…この時間帯なら、ギリどっかホムセンが空いてんだろ…多分」
「ほんとですか!?」
「きれいにしてくれるのですか!?」
「ここにいてくれるのですか!?」
カンナ「ここにいるためにも、キレイにしなきゃな…行くか!」
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あれから工廠をみんなでキレイにした。
妖精達はオレがいることに安堵したのか泥の様に眠ってしまった。
…あのあとめちゃくちゃ感謝された。泣きながら感謝されたのは初めてかも。
ヲ級「カンナカンナ、オ腹すイた…!」
カンナ「あぁ…もうそんな時間、買い出しに行ってくっから大人しくしとけよー?」
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…ヲ級を拾って大体3週間くらいたった。
問題を起こす様な素ぶりもなく、戦うのをちゃんと諦めてくれたっぽい。
まぁ、俄然まだ深海棲艦との戦争は続いてるけど。
…もしかしたら、探せばヲ級みたいな戦いを辞める事に肯定的なヤツがいるかも知れない。
でもオレは指揮官じゃない、海に出ることも誰かに代わりに探してもらう事もできない。
そう考えると…あークソ、歯痒い………。
「ていとくていとくー!アレがほしいっぽい!」
カンナ「…あ?」
「こら夕立、あまり提督を困らせちゃダメだよ」
「ふふっ、良いのよ時雨。わかったわ、2人ともに買ってあげましょう」
「わーい!提督大好きー!」
「もう!…提督ごめんね?」
見慣れない人達だな…ここ付近の人達かな?
犬っぽい人達、黒わんこベージュわんこの2人組。
そして軍服を着たあの女性…あれが提督だよな。
長い艶やかな黒髪、大和撫子が服を着た感じの人。
じゃああの連れの2人は艦娘なのか。
ネット記事では一回見たけどもっと屈強な女性を考えたかも。
こんな人達がオレ達の為に戦ってくれてんのか…
なんか申し訳ねぇなほんと、人一倍そう思うわ。
< ヲッ
「お!めちゃくちゃキレイな黒髪のお姉さんじゃん!それと…うわ」
「…なんのご用かしら」
「今ヒマでしょ?ちょーっと付き合ってほしいなーって。勿論2人で」
クッソチャラチャラした金髪が提督の人にナンパして擦り寄ってる。
その人軍人じゃね?ワンチャンボコボコに捻られる気がするんだけど…大丈夫そ?
「ちょっと、やめてほしいな。気安く提督に触れないでほしい」
「提督、このひと嫌っぽい」
「…ッチ、何だよ、バケモノの癖に…」
「すまないけど、貴方について行く事は出来ないわ。ごめんなさい」
「え?いーじゃーん、ちょっとだけだから」
「…ごめんなさい、言い方を変えるわ。タイプじゃないの、さっさと目の前から消えて」
「…まぁまぁ、良いから来いよっ!」
「!提督、危な…!」
掴みにかかろうとしたバカの腕を掴む。
何と言うか、これ以上見てらんねぇわ、情け無ねぇ。
ここはちゃんと止めてやんなきゃな。
…あとシンプルにキモいからワンチャン蹴れねぇかな。
カンナ「やめな、男の癖してみっともねぇ」
「…あ?なんだテメェ」
カンナ「テメェに言っても、名前覚えれる程の脳みそしてねぇだろ。その下半身にある脳みそを頭の方に持ってこれたんなら言ってやるよ」
「なに?いきなりしゃしゃって来て、正義のヒーロー気取りかよ?」
カンナ「じゃテメェはオレに無惨にやられる、バカみてぇなしょうもねぇ悪党だな」
「ハァ?黒いフード被ってるお前が来たら泣くわw」
カンナ「少なくとも頭真っピンクのアホヅラキンイロチンパンよりかは笑顔になってくれんだろうよ、オレはテメェの顔面が来た瞬間吐くね」
「…さっきから大人の対応してれば、好き勝手言いやがってよ、あんま舐めてんじゃねぇぞ?」
カンナ「無理矢理ナンパして、こんな可愛い女の子には化けもん呼ばわりするヤツがオトナ…?ハッ!知ってるぜ、テメェみたいなガキみてぇな大人を『こどおじ』っつうんだろ?いやー初めて見たね、キモすぎ」
「っ!テんメェ!殺す!」
パンチが飛んでくる…けどヘロヘロな見た目全振りのダメっダメパンチ。クソ雑魚パンチやめてくださいw(清楚)
カンナ「遅せェ!」
左から飛んできたパンチを、自分を左回転させてギリギリで掠らせる。
その回転を利用して、わりと思いっきりな回転蹴り!
「グヘハァ!!」
金髪は勢いよくとんでドアに突っ込んだ、その衝撃でドアが開いてダイナミック退店、芸術点高め。
カンナ「またのお越しを〜…ってね」
ま、まぁ正直思ってたよりブッ飛んだと言うか…思ったより顔が変形しちゃったーと言うか…いや、ここまで弱いとは思わなんだ。
面倒ごとになる前に、さっさとここから逃げるか。
「あ、まってちょうだい!」
カンナ「うげ…えーっとぉ、なんですかぁ?」
「助けてくれてありがとう、正義のヒーローにしては、随分と派手なご登場ね?」
カンナ「いやぁ、あはは…ちょっとテンション上げすぎたっすね」
「本当に…凄い蹴りね、何か格闘技でもしているのかしら?」
カンナ「いや、特には何も。オレ、生まれつき人と比べて脚が強いんす」
「そうなの…兎にも角にも、助かったわ。あ、それと…」
提督さんは連れの2人をオレの前に出した。
「この子達は、貴方にとってどう映っているかしら。
正直に答えて頂戴」
カンナ「その子達艦娘っすよね?」
「よく知ってるわね…それだけ私達も有名になったという事かしら」
カンナ「へぇー!こんな可愛い子が戦うのか、考えられないっすね」
「…え?」
カンナ「あ、どう映ってるかっすよね。可愛いと思いますよ!オレは好きっすね!メチャ良いと思うっす」
「「!!」」
「…あらあら、これはちょっと予想外ね。ありがとう、良い事が聞けたわ」
カンナ「そりゃよかった、じゃあアンタ…じゃなくて、あなたは提督さんっすか?」
キョウカ「えぇ、いかにも。私が提督の
時雨「
夕立「
カンナ「オレはカンナ、朔久間カンナっす。よろしくお願いします」
キョウカ「貴方…もしかして女の子?名前もそうだけど、声がハスキーな女の子っぽいわ」
カンナ「オレは男っすよ…確かに名前は女性っぽいけど…」
キョウカ「あら、それはごめんなさいね。勘違いしちゃったわ」
カンナ「いや大丈夫っすよ、慣れてるんで」
キョウカ「そう…さて、自己紹介も済んだ事だし…私達はそろそろ戻らないと。それじゃあね」
カンナ「あ、じゃ最後に…」
キョウカ「?」
カンナ「オレ達を日々守ってくれてありがとうございます、オレは人類を代表者でもなんでもねぇから月並みな言葉かもしんねぇけど…オレは少なくとも、今日会ったアンタらの事は忘れないし、感謝し続ける!ホントにありがと!」
「「…!」」
キョウカ「…ふふっ!そう、ありがとうね
こうやって面と向かって感謝されるのは初めてよ…
それじゃ、またどこかでね。破天荒なヒーローさん」
夕立「私、あなたの為にも、もっと頑張るっぽーい!」
時雨「そうだね、ご期待に添えるように頑張らないと」
そう言ってあの3人組は去っていった。
凄く良い人達だった、人類の未来は安泰だろうな!
……けど、あの人、戦ってるんだよな。
だからもしかしたら、明日死んでるかもしんねぇ。
そして何より
あんな人達がヲ級みたいなヤツを殺してると思うと何とも言えねぇ気持ちになる
ハナからそんな選択肢無いだろうし、あったとしても出来ねぇんだろうな。
良い深海棲艦を探してる間にも、悪い深海棲艦がきっと罪なき人を殺すだろうからな。
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ヲ級「カンナ!大変!」
カンナ「んお?どしたどしたー?」
ヲ級が切羽詰まった様子で呼びかけて来た。
どうしたのかと、ヲ級の方に目線をやると───
カンナ「ッ!その子は?」
ヲ級「仲間ナノ!助ケナキャ…!」
カンナ「ヲ級はベッドにその子を置いて、その後は傷口も水で洗って。
オレは救急道具を持ってくる、頼んだぞ」
ヲ級「ワカッタ!」
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「ン…ンン」
カンナ「お、目ぇ覚めたか。良かったよ」
「……………」
カンナ「腹減ってねぇか?なんか食う?」
「……………!!!」
カンナ「あ!そんな急に動くと…!」
「ッウ…!イタイ…」
カンナ「傷が開くから危ねぇぞって言おうと思ったのに」
「ニンゲン…ナンノツモリ?」
カンナ「何のつもりって、助けるつもりだけど?」
「…シンジラレナイ、ワタシハシンカイセイカン
アナタハニンゲン…インネンノテキナノニ
タスケルナンテアリエナイ」
カンナ「そうか、ところでなんか食う?」
「…ハナシキイテタノ?」
カンナ「『質問に質問で返すな』って誰かに教わって…ねぇか。回復する為のエネルギーが必要だろ?とっとと治してぇんならなんか食わなきゃダメだぜ?」
「イラナイ…ソモソモ、ニンゲンノタベモノナンテヒツヨウナイ」
くぅ〜〜
「………」
カンナ「腹なったな、しかも随分と可愛い音が。
もうそのクール顔決め込むの無理あるからな、ほらよ」
「ナニ…コレ」
カンナ「肉まん(税込110円)だけど?」
「イラナイ…ナニガハイッテルカワカラナイ」
カンナ「人間が作った毒がアンタら深海棲艦に効くのか…?」
「ネンニハネン」
カンナ「慎重なこって…困ったな、ヲ級は食ってくれたんだけどな」
「…ヲキュウ?ヲキュウヲシッテルノ?」
カンナ「おん、アンタとおんなじで浜辺でブッ倒れてたんだよ。だいたい
「…!ソノコハイマドコ?」
カンナ「そうだな…お、噂をすればなんとやらだな」
ヲ級「タダイマ…ア!」
「ヲキュウ…!ヨカッタ、シンパイシタ…!」
ヲ級「アリガトウ、心配シテクレテ。私ハ大丈夫ダヨ」
「チャントシャベレルヨウニナッタノネ」
ヲ級「ウン、カンナガ教エテモラッタカラ」
「…イママデ、ブジデヨカッタ」
ヲ級「ウン、カンナニ食べ物ヲモラッテタカラ」
「……ロトウニマヨッテナクテアンシンシタ」
ヲ級「ウン、カンナガ居場所ヲクレタカラ」
「…………」
カンナ「なんか言いたい事があんならどうぞ」
「アナタ、ヘン」
カンナ「わかりやすくてよろしい。んで話を戻すけど
肉まん食う?」
ヲ級「食ベテナイノ?オイシイヨ?」
「ヲキュウハモットケイカイシテ…ナニカハイッテルカモシレナイ」
ヲ級「カンナモ同ジ物を食ベテタシ、イマモゲンキダヨ?」
カンナ「だってよ、冷めちまっても美味しいけど、あったかい内に食べた方がもっと美味ぇぞ?」
「………!オイシイ」
ヲ級「ヤッタ、コレデ仲間ガ増エタネ」
カンナ「んまぁ信頼は勝ち取れたかもな。
アンタ名前は?」
ネ級「…ワタシハネ級、『重巡ネ級』…ヨロシク」
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新しく仲間になった深海棲艦、ネ級。
まさかもう1人増える事になるとは、思わなんだ。
あの後、ヲ級と2人で肉まんにがっついてた、あの子もヲ級と同じく捨て駒だったんだろうな
工廠妖精1「まさかもうひとりつれてくるなんて、あなたはいのちがおしくないのですか?」
カンナ「オレが連れて来たわけじゃねぇ、けど良い事だと思うぜ。戦わずに済むんならオレはそっちを選ぶ」
工廠妖精2「たしかにそれはそうです」
工廠妖精3「あらそいごとはこっちもごめんです」
カンナ「だろ?そういうこった」
工廠妖精1「…でもすべてのあらごとをかいひできるわけではありません」
工廠妖精2「いつかかならず、なにかとしょうとつするときがくる」
工廠妖精3「そのためにもさいていげんのぶりょくはひつようです」
工廠妖精2「たおすとはいわず、しりぞけるくらいのぶりょくはあってもべつにいいでしょう」
カンナ「それはまぁ、確かにな」
こっちに敵対意識は無くても襲ってくるヤツはいる。
降りかかる火の粉を払う為にも、ある程度の力はあっても良い。
十分に理にかなった考えだ。
工廠妖精1「そこでわたしたちのでばんです」
工廠妖精2「わたしたちはこうしょうようせい、そうびのかいはつなんておてのものです」
カンナ「おぉマジか!作れんの?」
工廠妖精3「いえそざいがないのでむりです」
カンナ「えぇ…その素材とやらはどこにあるわけよ」
工廠妖精2「うみにあります」
カンナ「泳いでとって来いってことか?」
工廠妖精1「あなたではむりです。
カンナ「ヲ級達に取らせてこいってか?」
工廠妖精1「そうです。あのしんかいせいかんたちにうごいてもらいます」
カンナ「取りに行った際、艦娘とエンカウントした時は?」
工廠妖精2「にげてもらいます」
カンナ「どうやって?」
工廠妖精3「なんとかしりぞいてもらいます」
カンナ「却下」
工廠妖精2「なぜです?」
工廠妖精3「あとあとたいへんなことになりますよ」
カンナ「『死なない為に死ぬ気で力をつける』なんて、本末転倒もいいとこだ。もし身につける途中で死んだらどうする、何もかもが全部無駄になるぞ」
工廠妖精3「それはそうです、ですがやらなければなりません」
工廠妖精2「これはこんごのためにひつようなんです」
カンナ「…………ハァ」
カンナ「期待して損した…もういい、じゃあな」
工廠妖精3「ま、まってください!」
工廠妖精1「このままではなにかあったときに、なにもできずにおわってしまいます!」
工廠妖精2「そのためにもこれはひつようなんです!」
カンナ「先を見据える為に今を無視するってか?もっとギャグセンス磨けよ、面白くねぇ。
その無視した今がオレたちを殺さない保証は何処にもない、今が無くなりゃその先も無い。
今のアイツらは艦娘と鉢合えば100%死ぬ。
オレは助けた命を見捨てる事はしねぇ。
助けるっつったんならいけるその最後まで、だ」
工廠妖精「「「……わかりました」」」
カンナ「そう?じゃあ…」
工廠妖精3「ちがいます、さくせんをかえます」
工廠妖精2「あなたのそのたすけるということにたいしてのしせい…むかしのあのひとをおもいだします」
工廠妖精1「すみません、わたしたちはあせっていました。でもあなたのおかげでめがさめました」
カンナ「ふーん…で、どうすんの?」
工廠妖精1「わたしたちがかんがえていたさくせんは、『あるいっていのきょりをきめてそのはんいをたんさくする』というものでした」
工廠妖精2「はんいがおおきければおおきいほど、そざいがよりたくさんとれます」
工廠妖精3「ですが、それとひれいしてりすくもあがっていきます。はいりすくはいりたーんです」
工廠妖精1「ですがあたらしいさくせんは、そのはんいとじかんをみなおします」
工廠妖精2「できるだけここにちかくします、そっちのほうがしんかいせいかんや、かんむすとのせっしょくをあるていどおさえれるはずです」
工廠妖精3「できるだけひがのぼっているじかんたいにいかせます、よるはきけんなしんかいせいかんがうろうろしています。
それと、それをしとめようとするかんむすもいるのできけんです」
工廠妖精1「できるだけたんさくするじかんをみじかくします、あまりながくうごきつづければ、いくらここがちかくといっても、なにかそうていがいのじたいがおきてしまうかもしれません」
工廠妖精3「…どうですか?とれるそざいはすくなくなりますが、あんぜんせいはかなりこうじょうしました」
工廠妖精2「どうですか?このじょうけんならのんでくれますか?」
カンナ「…わかった、頼んでみる」
工廠妖精1「ほんとうですか!?」
工廠妖精2「やりました!」
工廠妖精3「これでわたしたちもあんたいです!」
カンナ「最初からそれが目的かい、てかアンタら元は艦娘専用の装備しか作ってなかったんだろ?深海棲艦の装備は作れんの?」
工廠妖精1「わかりません」
工廠妖精3「でもひつようならば、がんばります」
工廠妖精2「わたしたち、そしてあなたたちのために」
カンナ「…いいね、そういうの好きだよオレ」
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あれから話し合って細かな点を決めたり修正したり…段々と形にしていった。
ヲ級達にも話したら、あっさり承諾してくれた。
どうやらこの生活が気に入ったぽく、この生活を守る為なら物拾いくらいなら喜んでするとのこと。
やっとこさ完成した作戦も絶対に安全とは言えない。
装備が出来たら、また作戦を練り直さないと。
カンナ「ふぁーーあ……ん?」
ラーメン屋のカウンター席で隣に座った人…なんか見覚えがあるような…。
キョウカ「あら?また会うなんて、奇遇ね」
カンナ「キョウカさん、こんにちは。ご無沙汰してますっす」
キョウカ「こんにちは、貴方もお昼かしら」
カンナ「貴方ってことは…キョウカさんも?」
キョウカ「そうよ、ここのラーメン美味しいもの」
カンナ「へぇー、以外っすね。もっと良い物食ってるかと思ってたっす」
キョウカ「あらあら、私は別に上流階級でもなんでもないわ。至って普通の指揮官よ」
カンナ「指揮官って時点でかなり普通のレールから外れてると思うんすけど…」
キョウカ「そんな事ないわ。どれだけ役職が偉かろうと、人は人だもの」
カンナ「おっしゃる通りで」
「近年、深海棲艦との戦いは益々激化しており…」
カンナ「んお…?」
「深海棲艦の攻撃が激しくなる中、我々人類は何とか押し上げており…」
カンナ「じゃああの
キョウカ「…ごめんなさいね」
カンナ「あぁ…いや、その…そう!感謝はしてるから、余裕が出て来たらちょーっと情けをかけてくれてもいいんじゃないかなーって!……ハイ」
キョウカ「いいのよ、私だって貴方の立場なら愚痴をこぼしてるわ」
人類、軍が深海棲艦と戦うに当たって、新しく追加された税金。『軍事民間特別守護税』
この税金が新しく発表された時、まぁ荒れた。
軍が民間を守るのは当たり前なのに『特別』ってついてるのがなんか嫌とか、もう十分払ってるのにまた払うのかとか…でも荒れたっつっても少しだ。
相手が相手だから、「まぁあれを止めてくれるなら」って肯定的な意見も、まぁあったっちゃあった…施行されるまでは。
施行された時はまだ大人しかった。けど時が経つにつれ、税金が段々と大変な事になっていった。
めちゃくちゃ大雑把に言うと、その税金だけで給料の3分の1が消し飛ぶ、ガチで。
しかもその消し飛んだ先が全部軍に行くってのもタチが悪い。
大した結果も出さねぇ、なのに偉そうにふんぞり返ってる奴らだけが良い思いばかり…
勿論、ですよねと言わんばかりに国民ブチギレ。
この税を発案、そして施行の後押しした『大本営』ってとこにクレームの嵐…一部ではテロを起こそうとしたこともあったんだとか……。
唯一の救いは物価は高騰しなかったとこかも。
カンナ「キョウカさんが悪いってわけじゃ無いっすよ…」
キョウカ「ごめんなさい、私達がもっと頑張っていればこんな事には…」
カンナ「キョウカさんがいくら頑張ったとしても、上は気にも留めないっすよ。つか、あのクソ本営の事だから、目を付けられたら大変な事になりますって」
キョウカ「せめて、せめて私達だって貴方達と同じ苦しみを…」
カンナ「あーあー!もう止め!こんな話もう勘弁してくれ!」
このクソ税、なんと軍に働いてる人達は課税対象外なのだ。むしろその税金を受け取る側だから、この人達にとっては神のような税なのだ。
…まぁそのおかげで、中々ヘイト溜まってるけど……。
キョウカ「ごめんなさい、こんな話したくないわよね」
カンナ「この話はもうやめましょう?敵味方関係なく巻き込む広範囲高威力魔法とか嫌っすよ、月光蝶かよマジで」
キョウカ「それ知ってるわ、艦娘の子が言ってたもの。とんでもない威力らしいじゃない?使ったらどうなるの?」
カンナ「文明が滅びます」
キョウカ「文明が滅びる!?」
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カンナ「うーん、食った食った」
あれからキョウカさんと駄弁りながら醤油ラーメンを食った。キョウカさんも後半からは笑ってくれてたし、オレの二次元知識も案外役に立つもんだとは思わなんだ。
後、キョウカさんめちゃ大食いだったな
カンナ「もう20:00かぁ…早いもんだなぁ」
ヲ級に次いで新しく仲間になったネ級。
自分の元に、敵対してないとはいえ人類の敵を置いておくのはなんか変な感じ。
…これからどうなっていくのかねぇ。
これからヲ級達は海に出る、その行動で何が起こるかはわからない。
艦娘と鉢合えば狙われるのはわかる…じゃあ
無視されるのか、それとも敵対されるのか…。
万が一を考えれば、合わない方が良いけど
ヲ級達にまだ仲間がいるのならその子も見つけたい。
この一歩、進むのは危険だ。
でもじっとしている方がもっと、何倍も危険だ。
できることなら、できるとこまで!
ジーっとしてても、ドーにもなんねぇ!(光の巨人)
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「あー!ホンット倒しても倒しても減らないわね!
これだけ倒しても、明日には復活してるの、ホントになんなの!?」
「仕方ないネー!深海棲艦のパワーは未知数ネ!」
「そうだな、でも今回は何とかなった。帰ろう」
キョウカ「皆んな、お疲れ様。帰ってきてちょうだい」
「あーあ!ここら一帯を吹っ飛ばせるくらいの兵器があればなぁー!」
キョウカ(ここら一帯…そうね………)
キョウカ「月光蝶であるッ!」
「「「!?!?」」」
遅くなってマジすみませんわ
今回、内容を濃くする為に色々と新しく設定をブチ込みましたが、正直学がないから色々とおかしい所が多分ありますわ
もし変な所をみつけましたら、鼻で笑って見逃してくださいまし