すみません。
---------
リューからアルフィアのことを聞いた二人は色々と思うところがありました。
そして【ヘスティア・ファミリア】のベルのステータスを見て、あるスキルがないことからヘスティアが意図的に隠していることを察しました。
へラのことを聞いた【ヘスティア・ファミリア】のベルは危険な女神なのかを知りたいため、ヘスティアへ聞きに行きました。
そして…。
「え?あーうん。あの子はそう言われているけどいい子だよ?ちょっと過激なだけで。」
「ほら、ちょっと過激と言っているんじゃないか!」
「ゼウスの浮気だけで血の雨…いや、血の嵐が来るぐらいだったからね。」
「それはちょっととは言いません!」
「おい、ヘスティア様はヘラ様との付き合いが長いんだ。その感覚が麻痺しても仕方がないぜ。」
「……そうだね。」
「一応、僕が受けた仕打ちについてちょっと耳を…。」
「え?何で僕には聞かせないの?」
「ショック死しかねないからだ。」
「そこまで!?そっちの世界だけではないの?」
「…まずヘスティア様に聞かせてからだ。」
「………そこまでしたんだ、ヘラは。」
「はい…つらかったです。」
「そっか…すまないね、ボクの同郷の神が。」
「そ、そんなに!?」
「ああ…。」
「…その時のヘラは正気じゃなかったんだろ?」
「はい。」
「正気…?」
「多くの眷属を一気に失ったんだ、ヘラ様は。こっちも同じだろうよ。」
「……。」
「でもさー、その仕打ちはねー。不機嫌どころが超絶残虐破壊衝動モードじゃない?」
「はい。」
「何!?ずっと気になっていたけど、そのモードは!?」
「ヘラ様は感情によってブレる。一番最悪なのがが超絶残虐破壊衝動モードだ。母がヘラ様に俺を預けてから…ずっと超絶残虐破壊衝動モードだった。」
「キミ…よく生きていたね。ヘラと長い付き合いであるボクでもそう思うよ。……キミが未だに生きているのはヘラはキミを愛していたに違いない。それは断言できるよ。」
「……。」
「おい、ゼウスが死んだというのは本当か?」
「お祖父ちゃんはゼウス様じゃない!」
「いい加減に認めろよ!死んだその日に天の柱はなかったか?」
「天の柱?なかったよ。」
「なら、生きていることは確実だ。」
「お祖父ちゃんはゼウス様じゃないよ?神様ですらもないよ、村の女性からセクハラ爺と避けられているから。」
「その時点でゼウスだ!」
「ベルくん…ヘルメスからも聞いているよ。君のお祖父ちゃんはゼウスだよ。」
「そん…な、嘘だ。」
「そこまでショックなのかい…?」
「ゼウスに幻想を抱いていたんですよ、こいつは。」
「ちなみにどんな幻想を?」
「こいつはこう考えていました。……」
「…うん、ごめん。ベルくん。」
「そうですよね!?そうですと言って下さい!」
「残念だけど、君のその幻想は絶対に、未来永劫ありえない。同郷であり、あの子を何度も諌めたボクが保証するよ。」
「うわぁぁぁぁぁぁん!」
「諦めろ。」
「ヘルメスが言ってたよ。ゼウスは生きているって。」
「お祖父ちゃんではないから知りません!」
「開き直りやがった、こいつ…。」
「ベルくんは意地っ張りだからねー。」
感想・評価をいただけますと、嬉しいです!