世界を渡る最恐最後の眷属   作:覇幻

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【ヘスティア・ファミリア】のベルがいない隙、ベルのスキル【憧憬一途】について確認しました。
【ヘラ・ファミリア】のベルはアイズと相思相愛すればより強くなれると言いましたが、ヘスティアは大反対しました。
しかし、彼は黒竜や世界滅亡を持ち出し何とか説得することができました。
そして…。


19.旅神

「あの…ヘルメス様がヘスティア様に会いたいと言ってますが…。」

「お、ちょうどいいね。」

「あの糞神は信用できませんので、同席します。」

「手荒なことはしないでくれよ?」

「善処します。」

 

「失礼します…。」

「ヘスティア、大変だ!ベルくんが増えたんだ!」

「わー、大変だなー(チラ)。」

「もっと慌てろよ!しかもそのベルくんは【ヘラ・ファミリア】なんだ!」

「へー、そーなんだ(チラ)。」

 

「ん?あっ…!あの…ヘルメス様。」

「アスフィは黙ってくれ!彼は並行世界で黒竜討伐、ダンジョン制覇をしているんだ!彼は再びやろうとしている!説得してくれ!貴女なら可能だ!何とかコチラがわに引き込めたいんだ!」

「ふーん。」

「何なんだよ!興味なさげに!」

「そうは言ってもねー(チラ)。」

 

「え、ちょ…、あ。」

「ほう、俺を説得してどうする気だ?糞神。」

「あ」

 

「俺の質問に答えろ。貴様は権限一切ない。」

「ハイ。」

「ヘラ様がどこにいるかは知っているな?」

「ハイ。」

「ヘスティア様に聞いたが…今はどのモードだ?」

「少し前まではゼウス追跡モードです、ハイ。」

「…ちっ、厄介だな。…少し前?俺は今、と聞いたんだが?」

「ハイ。わかりません!」

「あ?」

「四六時中ヘラを監視しているわけではないです!ハイ!」

 

「…どうしますか?ヘスティア様。」

「ヘルメス、ココへ連れてくることは可能かい?」

「無理だよ…。オラリオを追放扱いされているんだ。」

「だが、【フレイヤ・ファミリア】は解散したんだろう?なら無効だ。」

「そ、それはそうなんだが…ロイマンが何ていうか。」

「あの豚か…。あっちではとっ捕まえて四肢の腱を切って、生きたままダンジョンのオークに食わせてやったな。こっちでもそうするか。」

「「怖っ。」」

「こらこら、ダメだよ。」

「わかりました…。ちっ。」

 

「ヘラを連れて来るには…フレイヤ様の許可がいるよ。」

「おいおい、フレイヤはいないだろ?」

「あ、そうだった。シルちゃんへ聞いてみるのはどう?」

「…あっちでは俺が殺したがな…。」

「フレイヤも殺したのかい?」

 

「ああ。あのビッチがあんなことを言わなきゃな。」

「「あんなこと?」」

「「私の伴侶になりなさい、そうすれば復讐は私だけを責めればいい」とな。」

「「……。」」

「その時俺はまだヘラ様の洗脳下にあったため、それは逆効果で殺してしまったがな。」

「そ、そうかい。」

「うわぁ…。」

 

「とりあえず…シルくんへ会って話をしなよ?こちらのベルくんと一緒にね。」

「こちらの世界では殺りませんよ。」

「念の為だよ。」




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