「ヘルメスぅぅぅぅ!18階層の神災とイシュタルはキミのせいかぁぁぁぁ!」
「すみませんでした!」
「……どうするよ、こっちの俺。これは明らかに拷問フルコースで送還案件だぞ。当事者のお前が決めろ。」
「ひぃっ!」
「…ヘルメス様は確かにいろいろとしてきたけど、それを差し引いても僕たちを多く助けてきたんだ。だから、裁けない。」
「…ちっ、どこまでも甘ちゃんだ。おい糞神。」
「ハイ!」
「今後どんなことがあろうと、こっちのベルを…いや【ヘスティア・ファミリア】を力を尽くして助けろ。いいな?」
「もちろんさ!」
「なら、ヘラ様を呼べ。」
「えっ」
「ヘラ様を呼べと言っている。ビッチの許可はもらっている。ここのホームに居着くなら問題ないとのことだ。」
「…な、何でだい?別にヘラがいなくても大丈夫じゃないか?」
「貴様らのような糞神がいるなら余計だ。それに…こいつらは揃いも揃って甘ちゃんだらけだ。そこの小人族が色々と立ち回ってフォローしても、結局は焼け石に水だ。」
「わかってくれて嬉しいです!こちらのベル様もあちらのベル様を少しは見習って下さい!」
「え」
「見習わなくていい。どうせ、この甘々ちゃんに教えてもそれを有効的に使わないなら無駄だ。」
「(チラ)…そうですね。」
「ひどくない!?」
「そもそも、18階層の神災はお前がビクビクしてたのが原因だろうが。モルドとか野郎に初っ端からぶっ殺せば起こらなかったんだ。」
「「「ぶっ殺!?」」」
「イシュタルの件もそうだ。そこの狐人は仕方がないとしてもイシュタルに会った時に魔法をぶっ放せば送還し、解決できたはずだ。」
「こん!?」
「神に対してそんなことができるのはお前だけだ!」
「拷問して責め抜くよりはマシだろうが。」
「「「そんなことができるか!?」」」
「とにかく、ヘラ様がヘスティア様をフォローすれば問題ない。貴様や無乳の策謀を見抜き退けてくれるはずだ。」
「ひえっ。」
「つべこべ言わずヘラ様を呼べ。安心しろ、そこの【万能者】に約束した通り貴様は送還せん。」
「わ、わかったよ…。」
「え?ヘラがここへ居着くの?別にいいじゃない?部屋はいくつもあるし。」
「……ヘラ様を知った上で、それでその言葉ですか。」
「ヘスティアは、天界でヘラが泣きつく唯一無二の女神だからね。処女神は美の女神に対するストッパーだけど、ヘスティアはオリンポスいや天界ではヘラのストッパーが主だよ。」
「キミたちがヘラを怒らせてばかりだろ…。」
「それだけじゃないと思うけどなー。」
「……おい、こっちの俺。お前は本当に運がいいぞ?この方の眷属になれたことを。あまりにも器が広すぎるぞ。」
「僕も改めてそう思ったよ…。」
「じゃあ、ヘラに会いに行ってくるよ。はぁ…嫌だなぁ。」
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