世界を渡る最恐最後の眷属   作:覇幻

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32.相談3

「ほう…ベルを?イシュタルはどこだ?」

「とっくにフレイヤが送還したよ。」

「ちっ…天界へ還ったら覚えてろ。」

「イシュタル…運がよかったね。いや、単に先延ばししただけかな?」

 

###その頃、天界では…###

「聞いてないぞ!奴がヘラの義孫だと!?」

「じゃあな、イシュタル。」

「元気でな、イシュタル。」

「一万年後かな?イシュタル。」

「ま、待て!ヘラが還ってきたら間違いなく私は殺される!私を守れ!」

「「「待たないし、断る!」」」

###################

 

「異端児…。」

「へラは知っているんだ?」

「ああ、オラリオにいた頃にな。…ヘスティア、奴らはモンスターだぞ?」

「うん、それが?」

「それが、ではない!」

「ヘラ、彼らは助けを求めてきた。そしてベルくんはその手をとった。なら、主神であるボクはベルくんの選択を尊重しなければならないよ?それに…彼らはベルくんを多く助けてきたんだ。ベルくんの主神であるボクは彼らを助けないと駄目だろう?」

「…やはり貴女は天界一の善神だ。」

 

「何…だと!?ひ、左腕を!?」

「今はつながっているけどね。あの時はやばかったなー、聖女くんも焦っていたからね。」

「おのれ!ルドラめ!天界へ還ったら四肢をもいでやるからな!」

「いや、ルドラは全く関わっていないじゃないか…。」

「子の責任は親の責任だ。それだけで万死に値する!」

 

###その頃、天界では…###############

「お、俺は関わってないのに!ジュラァァァッ!」

「あばよ、ルドラ。」

「こっち見んな、ルドラ。」

「命は助かるだろ?よかったな!ルドラ。」

「ちくしょおおおおお!あのエルフにこだわるからだぁぁぁぁ!」

############################

 

「よし。」

「待つんだ。」

「放してくれ!」

「フレイヤを送還しようとする気だろ?」

「違うぞ?責め抜いてから送還だ。」

「同じじゃないか!ダメったらダメ!」

 

「だが、ベルをモノにするためオラリオを魅了しようとしたんだぞ!?これだから美の神共は!…あのアホのアフロディーテでもやりかねんがな。」

「アフロディーテをそんな扱いするのは分かるけど、終わったことだから仕方がないだろ?」

「甘いぞ!ヘスティア、甘いぞ!」

「フレイヤは今はシルとして、ベルくんと仲がいいよ?フレイヤを送還するとベルくんはヘラを嫌うかもしれないよ?」

「わかった、仕方がない。ベルのためだからな。」

「早っ!?…はぁ、もう孫馬鹿になっているじゃないか。」

「何が悪い?メーテリアは私の一番の愛娘だ。その愛娘の子がベルで、しかも目の色を除けば瓜二つだ。孫馬鹿になって当然だ。」

「理論立てて断言しないでくれよ…。」

 

「ボクからみたあっちのベルくんについて言っていい?」

「…頼む。」

「言っとくけど、覚悟して?」

「え?」




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