「ほう…ベルを?イシュタルはどこだ?」
「とっくにフレイヤが送還したよ。」
「ちっ…天界へ還ったら覚えてろ。」
「イシュタル…運がよかったね。いや、単に先延ばししただけかな?」
###その頃、天界では…###
「聞いてないぞ!奴がヘラの義孫だと!?」
「じゃあな、イシュタル。」
「元気でな、イシュタル。」
「一万年後かな?イシュタル。」
「ま、待て!ヘラが還ってきたら間違いなく私は殺される!私を守れ!」
「「「待たないし、断る!」」」
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「異端児…。」
「へラは知っているんだ?」
「ああ、オラリオにいた頃にな。…ヘスティア、奴らはモンスターだぞ?」
「うん、それが?」
「それが、ではない!」
「ヘラ、彼らは助けを求めてきた。そしてベルくんはその手をとった。なら、主神であるボクはベルくんの選択を尊重しなければならないよ?それに…彼らはベルくんを多く助けてきたんだ。ベルくんの主神であるボクは彼らを助けないと駄目だろう?」
「…やはり貴女は天界一の善神だ。」
「何…だと!?ひ、左腕を!?」
「今はつながっているけどね。あの時はやばかったなー、聖女くんも焦っていたからね。」
「おのれ!ルドラめ!天界へ還ったら四肢をもいでやるからな!」
「いや、ルドラは全く関わっていないじゃないか…。」
「子の責任は親の責任だ。それだけで万死に値する!」
###その頃、天界では…###############
「お、俺は関わってないのに!ジュラァァァッ!」
「あばよ、ルドラ。」
「こっち見んな、ルドラ。」
「命は助かるだろ?よかったな!ルドラ。」
「ちくしょおおおおお!あのエルフにこだわるからだぁぁぁぁ!」
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「よし。」
「待つんだ。」
「放してくれ!」
「フレイヤを送還しようとする気だろ?」
「違うぞ?責め抜いてから送還だ。」
「同じじゃないか!ダメったらダメ!」
「だが、ベルをモノにするためオラリオを魅了しようとしたんだぞ!?これだから美の神共は!…あのアホのアフロディーテでもやりかねんがな。」
「アフロディーテをそんな扱いするのは分かるけど、終わったことだから仕方がないだろ?」
「甘いぞ!ヘスティア、甘いぞ!」
「フレイヤは今はシルとして、ベルくんと仲がいいよ?フレイヤを送還するとベルくんはヘラを嫌うかもしれないよ?」
「わかった、仕方がない。ベルのためだからな。」
「早っ!?…はぁ、もう孫馬鹿になっているじゃないか。」
「何が悪い?メーテリアは私の一番の愛娘だ。その愛娘の子がベルで、しかも目の色を除けば瓜二つだ。孫馬鹿になって当然だ。」
「理論立てて断言しないでくれよ…。」
「ボクからみたあっちのベルくんについて言っていい?」
「…頼む。」
「言っとくけど、覚悟して?」
「え?」
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