世界を渡る最恐最後の眷属   作:覇幻

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45.宴会3

 

「ベル…あーん。」

「アイズ、それは大きいです。細かく切るべきです。はい、こちらですよベル。あ、あーん。」

「キーーーッ!何をしてやがるのですか!順番です!ベ、ベル様、こっちですよ!あーん!」

「べ…べべベル様!その…今宵は私を…はうぅぅぅ~。」

「春姫ーーーー!耐えてよ!私も一緒にしてもらうのにーーー!」

「何やってんだい、ヘッポコ狐!それでも元【イシュタル・ファミリア】かい!」

「ベ、ベルさん!よ、予言の通りですのでこれを…あ、あーん?」

「ベル・クラネル!まずはライバルの私からですよね!?あーんしなさい!」

「ほーら、ベルくん?甘いもの嫌いだったよね?あーん?」

「ベル先輩、学区名物ですよ!あーん?」

「はいはい、ベルさん、まずは私からですよね?あーんしましょう?」

「口を開きなさい。この変態兎が、わ、私が食わせるからシル様に代わって!ほ、ほら!」

「はいはーい、ベルちゃん。お口をあーんしましょうね?」

「ベル・クラネル、こ、この前の…中層で助けてくれたお礼です。あーんしてください?」

 

「だれか…たすけて。」

「「「(サッ!)」」」

 

「うむうむ。いい団結力だ(…いつの間にか増えているな。後で指導せねば)。」

「え?あれで?」

「ああ、あれでいいのだ。」

「そ、そうなんだ。…いいのかい?」

「ああ、あれでいい。問題はあいつの体が保つかどうかだな。」

「そうだね…。」

「大丈夫だろう、体はあのしぶといサポーターから受け継いでいるようだからな。お前もな。」

「…それは複雑です。」

 

「よう、楽しんでいるか?」

「それなりにな。ヴェルフと四つ子共か。」

「おい、ダークベルが来たぞ。」

「ダークベル?グレたベルだろ?」

「イカレベルの方がいいぞ。」

「おい、お前ら…」

【ヘイトボルト】

「「「あばばばばばば」」」

 

「見事な雷だ…。手加減しているのも絶妙だな。」

「ふん。【白妖の魔杖】か。…こちらのベルが世話になっているな。」

「見ていられん愚兎だからな。……だが、お前よりはまだマシだから鍛え上げている。」

「へ、ヘディン!」

「そうか。たっぷりと鍛え上げてやってくれ。俺を超えるほどな。」

「…言われるまでもない。しかし、貴様は単独で大偉業を遂げた。それはあの愚兎が絶対に乗り越えられないだろう。」

「……。」

 

「私はお前が魔道に落ちた、と思っていた。だが、それは私の間違いだった。」

「魔道か…あながち間違いではないがな。」

「お前はそれしかなかったのだろう?」

「ああ…。あいつは絶対にそっちへ導かせるなよ?」

「無論、承知の上だ。」




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