世界を渡る最恐最後の眷属   作:覇幻

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【ヘスティア・ファミリア】のベル・クラネルは神ゼウスへ預けられ純真無垢な少年と育ちましたが、【ヘラ・ファミリア】のベル・クラネルは神ヘラに預けられ超絶残虐破壊衝動を一身で受け、彼のようになってしまいました。
それを知った、古豪の冒険者たちは驚愕しました。
そして…彼はアイズに…。


7.経験

「何故…さっきからアイズさんを?」

「…ああ、そうか。なるほど、ククク…。アドバイスをしてやる、その女はやめとけ。めんどくさいぞ。」

「(ガーン!)めんどくさい!?」

「しつこいし、鬱陶しいし、執念深いぞ。」

「(ガガーーン!)しつこい…鬱陶しい…執念深い…。」

「あの…アイズさん。僕はそう思っていませんから。」

「うん………。」

 

「…向こうのアイズは一体何をやったのだ?」

「…その女の目の前に貴様の首をはねた。そしたら俺と同じスキルが発動しやがった。貴様らならわかるだろう?」

「「「!」」」

「同じ…スキル?」

「ああ、それは「やめて!」…ちっ、面白くねえ。」

 

「あ、貴方はリヴェリア様とアイズさんに何てことを!」

「あ?何だ、貴様は?」

「ひっ…。ベ、ベル・クラネル!何とかしなさい!」

「え?」「あ?」

「あ、こ、こっちのベル・クラネルです!」

「あの…レフィーヤさん、僕を盾にしないでくれませんか?」

「あちらの方は貴方でしょう!」

「それはそうですが…。」

「貴様は…あの時のエルフか(そういえばこのエルフを殺した時、とんでもないことをしてしまったような気持ちを感じた…気のせいなのか?)。」

 

「ねー、質問いい?」

「いいぞ。」

「ありがとー!皆殺しにしたと言ってたけど、あたしも?」

「(こいつもだった…何故だ?)…ああ。無乳の眷属は皆殺しにすると決まっていたからな。恨むなら無乳かそいつらを恨め。」

「そ、そうなんだ…、ロキのせいなんだ…。」

「ふざけんな!団長を何故「あ?」……。」

「ティオネ…カッコ悪いよ。」

「あ、あんな圧に耐えれるわけないでしょ!」

 

「要するにてめえはママのために俺等を殺したってわけだ。」

「フン…。」

「はっ!みっともねえな!」

「ああ、みっともない。貴様がな?」

「あ…?」

「貴様を殺す時、メガネをかけたショートカットの女が邪魔をして貴様を庇いやがった。グチャグチャになったその死体を抱えて貴様は泣き叫んでいたぜ?みっともないったらありゃしねえ、そうだろ?」

「………殺してやる。」

「やってみろ、駄犬。脚が震えているぜ?」

「ク…ソがっ!」

 

「やめろ、ベート。大体想像できたよ、それで僕らを殺した後はどうしたのかな?」

「黒竜を討った、単独でな。」

「「「なっ!?」」」

 

「その黒竜の魔石をもってここのダンジョンへ行き…制覇した。制覇した瞬間にこの世界に召喚されたのさ。以上。」

「馬鹿な…化け物の奴らが束になって敵わなかった黒竜を、貴様単独でだと?貴様は…貴様のレベルは一体いくつなのだ?」

「14」

「「「なっ!?」」」

 

「何という奴じゃ…。」

「あ、ありえないでしょ!」

「くそが!黒竜を単独で…しかも14だと!?」

「憎しみだけで…そこまで至ったの?」

「嘘…じゃないよね?」

「馬鹿な…その若さで!?」

「単独というのが…いやそのレベルならあり得るかもしれないね。」

「そんな…。」

 

「フン…信じられないのも当然だ。向こうの貴様らもそう言っていたぞ?そして…その身で知って理解したぞ。…さて、おしゃべりはここまでだ。貴様らも味わえ!」

「来るぞ!」

「速すぎる!?」

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