「おい…何だ!この傷だらけの体は。」
「あっ」
「ひどい…。」
「うわぁ…7歳児の体じゃねえぞ。」
「ちょ、お主…いつから拷問したんじゃ…。」
「「「拷問!?」」」
「い…1歳からです…。」
「「「1歳!?」」」
「生きているのはお主の絶妙な手加減じゃな…。」
「…せめて、傷跡は消しますね。え?消せない?……ヘラ様、まさか呪詛具を使ったのですか…?」
「「呪詛具!?」」
「くそが!何が何でもあの子を引き取るべきだった!」
「と、とりあえずステータスを見るぞ、7年ぶりだな。……は?…こ、これがステータスだ。」
ベル・クラネル
Lv.11
力:SSS 1163
敏捷:SSS 1329
器用:SSS 1023
耐久:SSS 1832
魔力:SSS 1284
憎悪:SSS 耐異常:SS 剛身:SS 治力:S 精癒:A 潜水:A 魔防:A 拳打:A 破砕:B 速攻:B 魔導:C 覇闇:B 冥王:I
<スキル>
【女神洗脳】※解除済
・刻んだ神に絶対服従
・刻んだ神の言葉を盲信する。
(解除するにはある条件が必要)
【怨恨一途】※終了
・自動更新(ランクアップは任意更新)
・復讐対象を全滅させるまで早熟する。
・憎悪の丈により効果向上。
【女神制約】
・刻んだ神が許可しない限り、信義・悲哀・恋愛・色欲・金銭欲・物欲発現不可。
(解除するには刻んだ女神が許可して更新する必要あり)
【復讐鬼】
・任意発動
・復讐対象に対しステータス高域強化。
・復讐対象が強ければ強いほど攻撃力超域強化(上限なし)。
・復讐対象との戦闘時、【神速】発動
・復讐対象との戦闘時、【鉄壁】発動
・復讐対象との戦闘時、【精癒】発動
・復讐対象との戦闘時、【不死】発動
・復讐対象を全て撃破すると、ステータス大幅超域弱体化。
【英雄絶望】
・英雄に対し攻撃力超域強化
・能動的行動に対するチャージ実行権
【虐殺者】
・人類に対し攻撃力高域強化
【神殺者】
・神に対し攻撃力高域強化
・神格が高ければ高いほど攻撃力超域強化
【黒竜呪怨】
・『毒』『麻痺』『機能障害』を併発する。
・半永久的に能力値、体力、精神力の低下を伴い続ける。
【冥覇】
・地下にいるとステータス高域強化
・深ければ深いほどステータス超域強化。
<魔法>
【ヘイトボルト】
速攻魔法
【ヴィクティム・トーチャ】
【我に与えよ、罪と罰を】
・物理・魔法無効化
・継続する時間が長くなれば長いほど体力、精神力低下。
・任意で相手の状態異常を取り込む。
【ヴィンディクティブ・アンジェラス】
【生誕の憎悪、血族の仇、復讐のみが我が身の証明】
【愛はなく、情もなく、欲もなく。飛び交う悲鳴こそ我の喜び】
【神々の罵倒、精霊の嗚咽、人の悲鳴、それこそ罪禍の証明】
【復讐に堕ちし我が運命よ、讃えよ。祝福せよ。】
【代償はここに。罪の証をもって全てを滅す】
【轟け、聖鐘楼】
「何だ…これは!」
「規格外だが、スキルがひどすぎる…」
「このスキルはやりすぎじゃろう…ヘラ。」
「このスキルはひどいです…ヘラ様。」
「…信義・悲哀・恋愛・色欲・金銭欲・物欲を封印かよ…。7歳児の子供にしては酷すぎるだろ。」
「子供、それも幼児に…物欲さえも許さなかったのですか!?」
「…色欲を封印するのは、まあわかる。だがその他はやりすぎだ!」
「改めて見ると、私もそう思う…。」
「速攻魔法に、物理・魔法無効化魔法に、超長文詠唱かのう…それはお主譲りではないか?」
「…全然嬉しくない。別の形にしてほしかった、何も…復讐を顕現したものでなくてもいいだろうに。メーテリアが見たら気絶するぞ……いや、ガチギレするだろうな。」
「この【怨恨一途】の影響だな。1年に1回確認…いや封印するべきだったな。」
「7歳でここまで至るとはな…最終ステータスのレベルが11だぞ?」
「前人未到じゃのう…。」
「…もういいだろう。こんな傷だらけの体を最後に見たくなかった…。この子を丁重に火葬する。」
「…アルフィア、お前のせいではない。私が全責任負う。私の責任だから私がやる。」
「ヘラよ、お主の責任だけではないぞ。」
「それでもです。私の責任なんです…。」
「あー…ダメじゃ。完全いじけモードに入りおった…。天界へ戻ったらヘスティアにケア頼まないといかんのう。」
「それでどうするんだ?」
「こうする。」
「!?やめるんじゃ!ヘラ!ベルの亡骸だけでなく魂ごと消し去る気か!」
「そうです。…この子は私によって捻じ曲げられ…大偉業を成し遂げました。…この子の魂は邪神どもに付け狙われ利用されるでしょう、なら私が全責任もって魂ごと消し去ります。」
「ちょ…ま。り、利用されることはないんじゃがのう?(…アルの魂がなくなるのは困るのう)」
「………。」
「アルフィア、お前が嘆くことはない。お前は病でいくばくもなかった。だが…これからはお前はお前のために生きろ、それは主神命令だ。」
「…五月蝿い。メーテリアを失い…私のせいでメーテリアの子であるベルを追い込み死なせた。それで生きろだと?ふざけるな!ベルをああした貴様が言うな!」
「…わかっている、全ては私が悪いということに。しかし、お前はベルになんと言われた?」
「…長生きしてください、と。」
「だろうな、あの子ならそういうに違いない。ならベルの受け継がれた命を、想いを捨てるな。…あえて言うならそれがお前の罰だ。」
「…重すぎるぞ。耐えられそうもない。」
「ぬぅん!」
「なっ!?貴方!」
「その魂は消し去らせん!よこすんじゃ!儂が管理する!」
「いいえ!7年間も育てた私の義孫です!離して下さい!」
「儂にとっても義孫じゃああああ!(ぶちっ)……あっ」
「あっ」
「うわ…ちぎれたぞ。」
「「「うわ…。」」」
「……貴様ら!何をして…は?」
「「「え?」」」
「…儂らの神力が影響したじゃろうな。あ、あとは頼むゾイ☆ぐっどらっくじゃ!」
「爺ぃぃぃ!てめぇらがやらかしたことを放置すんなぁぁぁ!」
「…アルフィア…この子達を頼むぞ。」
「は……?」
「ちょっ!?この状態を放置してですか!?」
「アリア、せめてもののお詫びだ。ではな。」
「え?あ…。」
「ちょ、ま」
「い、行っちゃった…。」
「どうするのでございますか…。」
「これ…。」
「おねえちゃんたち、だれー?」
「ここはどこー?」
「「あれ…。ぼくはだれー?」」
「「「………。」」」
「メーテリア…、これは私に償えというのか?わかった…この子達は私が責任持って最期まで育てよう。」
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