「アルくん!」
「あい!あーでぃ姉ちゃん!」
「ベルくん!」
「はい!あーでぃお姉ちゃん!」
「うーーーん!可愛すぎる!生きててよかった!うへへへ。」
「「むぎゅー…」」
「アーディ…苦しがっています。離して下さい。」
「これはどう見分けしたらいいの?」
「触角があるほうがアルだろ。」
「しょっかくー?」
「おう、これだこの髪の毛だ。」
「はははーくすぐったいよ?」
「え?この髪の毛は神経がつながっているの…?」
「しかし、見事に似ていますね。」
「ええ、口調だけは違いますが」
「それにしても…あの時の子にしてはめっっっちゃ可愛すぎるわね!」
「同意します。…育て方次第でああも変わるのですか。」
「おーい、飯だぞ。」
「わーい!ザルドおじさん」
「ねーねーおじちゃん、今日はなーに?」
「クリームシチューだ。俺のメニューで上位にはいるぞ。」
「「わーい!」」
「ははは、よしよし。」
「見てよ…あの厳つい叔父様が、アルとベルに対して甘々になっているわよ!」
「【ゼウス・ファミリア】の【暴喰】とあろうものが見る影もありませんねえ。」
「うるせえぞ、お前ら。」
「静かにしろ、貴様ら。…手は洗ったか?二人とも。」
「まだー!行こう、ベル!」
「うん!」
「これでよかったのか?あまりにも都合が良すぎる…。」
「いいんじゃない?前を見ましょう!」
「まさか、神々によって二つに分かれ神力が影響して復活するとは…。」
「しかも三歳児に戻って記憶がなくなっているしなー。」
「恩恵がなかったことになるなんて…。」
「すみません。お邪魔しています、ほら、アイズ。」
「こんにちは…ベルとアルは?」
「手を洗いにいっている。」
「私も行く。」
「私の精霊力が完全回復するとは…。」
「いいんじゃねえか?これでよかったのさ。…無理やり感はあるけどな。」
「ザルド叔父様も毒がなくなったしね!」
「ああ…複雑だがな。あいつに長生きしてくれと言われたらな…少なくともあいつらが大きくなるまでは面倒みるさ。」
「私は最期まで見る。それが私の罪だからな。」
「やれやれ…お前はあの二人を手放したくないだけだろうが。」
「…手放した結果がアレだ。二度と同じ轍はふまん。」
「そうだな。…最期までというのは?」
「あの子の孫ができるまでだ。」
「「「長っ!」」」
「あの…うちのアイズはどっちの嫁に?」
「「「え!?もう確定!?」」」
「…幼馴染は大切だな。兄弟殺し合いするのは困るし…もう一人作れないか?」
「無茶言わないでください…。ヘラ様の力添えによりアイズを復活させたのはいいのですが、代償として大精霊であることを失いヒューマンとなったのですから。」
「そうだな。だとすると、……貴様らの中からしかないか。」
「「「よしっ!」」」
「ただいま、おばムグっ「だめだよ!アル!」…アルフィアお義母様、手を洗ってきました!」
「よし、よくやった。…言いかけた分は許してやるが、二度とはない。」
「「ひえっ」」
「そんなに怯えさせなくてもいいでしょう。そうでしょう?アル、ベル?」
「あい!」「はい!」
「まさか、二人ともリューに触れられるなんて…。」
「しかも、二人に対して甘くありません?」
「離れて。どっちも私。」
「…独り占めはよくありません。」
「…かなり年いっているくせに。」
「…エルフなのでヒューマンだと一桁の年齢になりますよ?」
「「……」」
「ところで、アルフィア殿。片方は私にいただけませんか?」
「「!?」」
【福音】
【サタナス・ヴェーリオン】
「ぐああああああっ」
「寝言は寝てから言え。……恩恵が消えても、魔法はまだあるとはな。」
「ああ、かなりレベルダウンしているがな。」
「か、輝夜?生きている?」
「くそ…親馬鹿すぎるぞ。」
「三歳児に発情している貴様が悪い。…そこのパツキン共もだ。」
「「パツキン!?」」
「はぁ…毎回やらないとわからんのか?貴様らには嫁の作法を教えてやろう。」
「「「ひえっ」」」
「うまいか?」
「う、うん。」
「あの…あれはいいの?」
「ベルくん、アルくん、あれはじゃれあいなの。」
「「じゃれあい?」」
「かなりの血しぶきと悲鳴が飛び交っているけどな…。」
「いつものことでしょう、どうせ治すのは私です。」
「そうか…悪いな。」
「その代わり、じゃが丸くんを大盛りください。」
「はいはい。」
ーーーーーーーーーー
「はぁ…何やっているのだ、あいつらは。」
「こら、ヘラ。まだ説教は終わってないよ?」
「…すまない、ヘスティア。」
「あの子が1歳からあんなことやこんなことをしてきたなんて…かなり手加減してきたとはいえ、よく死ななかったね。」
「恐らくランクアップを幾度か繰り返していたため、耐えていたのだろうな。」
「当神が冷静に分析して語るんじゃない!」
「すまない。」
「まあ、ベルくんがゼウスとキミによって2つに裂かれ、そこをキミたちの神力が流れ込んでしまい奇跡が起こるなんて…。」
「下界の未知というやつじゃな!儂のぐっどぷれーじゃから、解放してくれんかのう?」
「……ヘラ」
「貴方、1トン追加ですね。」
「やめるんじゃあああああ!」
「キミは特に反省しろー!」
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