世界を渡る最恐最後の眷属   作:覇幻

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if外伝:(別ルート)同世界線の「それは遥か彼方の静穏の夢 」7

「アルくん!」

「あい!あーでぃ姉ちゃん!」

「ベルくん!」

「はい!あーでぃお姉ちゃん!」

「うーーーん!可愛すぎる!生きててよかった!うへへへ。」

「「むぎゅー…」」

「アーディ…苦しがっています。離して下さい。」

 

「これはどう見分けしたらいいの?」

「触角があるほうがアルだろ。」

「しょっかくー?」

「おう、これだこの髪の毛だ。」

「はははーくすぐったいよ?」

「え?この髪の毛は神経がつながっているの…?」

 

「しかし、見事に似ていますね。」

「ええ、口調だけは違いますが」

「それにしても…あの時の子にしてはめっっっちゃ可愛すぎるわね!」

「同意します。…育て方次第でああも変わるのですか。」

 

「おーい、飯だぞ。」

「わーい!ザルドおじさん」

「ねーねーおじちゃん、今日はなーに?」

「クリームシチューだ。俺のメニューで上位にはいるぞ。」

「「わーい!」」

「ははは、よしよし。」

 

「見てよ…あの厳つい叔父様が、アルとベルに対して甘々になっているわよ!」

「【ゼウス・ファミリア】の【暴喰】とあろうものが見る影もありませんねえ。」

「うるせえぞ、お前ら。」

 

「静かにしろ、貴様ら。…手は洗ったか?二人とも。」

「まだー!行こう、ベル!」

「うん!」

 

「これでよかったのか?あまりにも都合が良すぎる…。」

「いいんじゃない?前を見ましょう!」

「まさか、神々によって二つに分かれ神力が影響して復活するとは…。」

「しかも三歳児に戻って記憶がなくなっているしなー。」

「恩恵がなかったことになるなんて…。」

 

「すみません。お邪魔しています、ほら、アイズ。」

「こんにちは…ベルとアルは?」

「手を洗いにいっている。」

「私も行く。」

 

「私の精霊力が完全回復するとは…。」

「いいんじゃねえか?これでよかったのさ。…無理やり感はあるけどな。」

「ザルド叔父様も毒がなくなったしね!」

「ああ…複雑だがな。あいつに長生きしてくれと言われたらな…少なくともあいつらが大きくなるまでは面倒みるさ。」

「私は最期まで見る。それが私の罪だからな。」

「やれやれ…お前はあの二人を手放したくないだけだろうが。」

「…手放した結果がアレだ。二度と同じ轍はふまん。」

「そうだな。…最期までというのは?」

「あの子の孫ができるまでだ。」

「「「長っ!」」」

 

「あの…うちのアイズはどっちの嫁に?」

「「「え!?もう確定!?」」」

「…幼馴染は大切だな。兄弟殺し合いするのは困るし…もう一人作れないか?」

「無茶言わないでください…。ヘラ様の力添えによりアイズを復活させたのはいいのですが、代償として大精霊であることを失いヒューマンとなったのですから。」

「そうだな。だとすると、……貴様らの中からしかないか。」

「「「よしっ!」」」

 

「ただいま、おばムグっ「だめだよ!アル!」…アルフィアお義母様、手を洗ってきました!」

「よし、よくやった。…言いかけた分は許してやるが、二度とはない。」

「「ひえっ」」

 

「そんなに怯えさせなくてもいいでしょう。そうでしょう?アル、ベル?」

「あい!」「はい!」

「まさか、二人ともリューに触れられるなんて…。」

「しかも、二人に対して甘くありません?」

 

「離れて。どっちも私。」

「…独り占めはよくありません。」

「…かなり年いっているくせに。」

「…エルフなのでヒューマンだと一桁の年齢になりますよ?」

「「……」」

 

「ところで、アルフィア殿。片方は私にいただけませんか?」

「「!?」」

【福音】

【サタナス・ヴェーリオン】

「ぐああああああっ」

「寝言は寝てから言え。……恩恵が消えても、魔法はまだあるとはな。」

「ああ、かなりレベルダウンしているがな。」

 

「か、輝夜?生きている?」

「くそ…親馬鹿すぎるぞ。」

「三歳児に発情している貴様が悪い。…そこのパツキン共もだ。」

「「パツキン!?」」

「はぁ…毎回やらないとわからんのか?貴様らには嫁の作法を教えてやろう。」

「「「ひえっ」」」

 

「うまいか?」

「う、うん。」

「あの…あれはいいの?」

「ベルくん、アルくん、あれはじゃれあいなの。」

「「じゃれあい?」」

「かなりの血しぶきと悲鳴が飛び交っているけどな…。」

 

「いつものことでしょう、どうせ治すのは私です。」

「そうか…悪いな。」

「その代わり、じゃが丸くんを大盛りください。」

「はいはい。」

 

ーーーーーーーーーー

「はぁ…何やっているのだ、あいつらは。」

「こら、ヘラ。まだ説教は終わってないよ?」

「…すまない、ヘスティア。」

「あの子が1歳からあんなことやこんなことをしてきたなんて…かなり手加減してきたとはいえ、よく死ななかったね。」

「恐らくランクアップを幾度か繰り返していたため、耐えていたのだろうな。」

「当神が冷静に分析して語るんじゃない!」

「すまない。」

 

「まあ、ベルくんがゼウスとキミによって2つに裂かれ、そこをキミたちの神力が流れ込んでしまい奇跡が起こるなんて…。」

「下界の未知というやつじゃな!儂のぐっどぷれーじゃから、解放してくれんかのう?」

「……ヘラ」

「貴方、1トン追加ですね。」

「やめるんじゃあああああ!」

「キミは特に反省しろー!」




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