ここだけシュヴァルトレの自己紹介が1行ずれるやつ   作:椚木

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内容が発表されたのだけども

↓前ページのおさらい的なやつ

 

肩書:シュヴァルグランのトレーナー

出身地:府中の病院

趣味:人間観察

特技:たづなさんのモノマネ

好きな食べ物:肉まん(お腹いっぱい食べたい)

好きなウマ娘:もちろんシュヴァル

注目しているウマ娘:シュヴァルの母(ハルーワ母君)

尊敬する人:シュヴァルの父(頼もしい背中)

将来の夢:偉大なトレーナーになる

座右の銘:我々の功績は全て担当ウマ娘の力のお陰

アピールポイント:相手の長所を見つける

目標(できる限りトレセン外のこと):大魔神のフォークを打ち返す

自慢できること:シュヴァルの家族に招待された

 

 

 

トレーナー「本年度の学園の忘年会も賑やかだなー。引っ込み思案なシュヴァルだが、今回は勇気を出して参加することに決めて、こうして私の隣の席についている。

今モニターに映し出されているのは、トレーナーたちの自己紹介カードのようだな。

みんなもそれを見て同僚たちとツッコミあったり、担当ウマ娘と何やら照れくさそうに語り合ったりしているぞ。……何だか微笑ましいな。

お、どうやら私の番が来たようだ。シュヴァルも興味あるのかい? 『トレーナーさんのことを良く知りたいですから、トレーナーさんが語る自身のこと、凄く興味あります』か。……はは、恥ずかしいな。とにかく一緒に見てみよう」

 

 

①肩書

 

トレーナー「そうそう、最初はこれだったな。まさに今の私はシュヴァルグランの……」

モニター

府中3丁目のトレーナー

 

トレーナー「おおおおおおおおおい」

トレーナー「いや、トレーナーはトレーナーだけどさ。地名が混じってるし。シュヴァルはどこに消えた? てか3丁目って何よ。地元限定? ずいぶん範囲が狭いなおい。ああ、シュヴァルこれは違うんだ」

 

 

②出身地

 

トレーナー「ってもう次行ってるよ。そうそうこれが府中3丁目の――」

 

モニター

人間の病院

 

トレーナー「ちがああああああああう」

トレーナー「病院は病院だけどさ。何よ人間の病院って。いや、間違ってはいないんだけどね、人間だから。ああ、シュヴァル。『トレーナーさんの生まれは訳ありなんですね』なんて目で見ないで。これは何かの間違いだから」

 

 

③趣味

 

トレーナー「って訂正する暇もないよ。そう、趣味だね、趣味。人間を観察する」

 

モニター

たづなさんの観察

 

トレーナー「いいいいいい、やああああああああ」

トレーナー「そんな、ストーカーじゃないんだからね。というかたづなさんを観察するのが趣味とか恐れ多いって。違いまーす。違いますからねー! ああ、シュヴァルがこっちを見る目が冷たい」

 

 

④特技

 

トレーナー「だんだんと疲れてきたけどはい次、どうなるの」

 

モニター

肉まんのモノマネ

 

トレーナー「いや、違うから。食べ物のモノマネとかどうしろと。いや、やったけどね、以前。ってシュヴァルが美味しそうな目でこっちを見ているぞ……。見直してくれるならこれはむしろセーフなのか……?」

 

 

⑤好きな食べ物

 

トレーナー「そうこれこそが肉まん。今こそシュヴァルと一緒に食べようって誘えれば――」

 

モニター

もちろんシュヴァル(お腹いっぱい食べたい)

 

トレーナー「やあああめてええええぇぇぇ!」

トレーナー「違うからね、シュヴァル。これもさっきからのあれで。えっ何頬染めて?

『トレーナーさんになら』って。って駄目ええええええぇぇ。これ以上はアウトになるから! この話が終わっちゃうから! さっ、次行こ次」

 

 

⑥好きなウマ娘

 

トレーナー「このタイミングでこれか。順当ならシュヴァルなのだが、当然ながら嫌な予感が……」

 

モニター「シュヴァルの母」

 

トレーナー「ちーーーがーーーうーーー!」

トレーナー「誤解だ。シュヴァル! いや、決してお母様が嫌いとか言うわけではないですから。ちゃんと三姉妹を育てたことを尊敬していますから! ただこの場合の『好き』とは違う訳で……ああ、やめて。ゴミみたいな目で見ないで……」

 

 

⑦注目しているウマ娘

 

トレーナー「もうツッコミが追いつかないよ。はいはい注目ね。注目してますよ」

 

モニター

シュヴァルの乳

 

トレーナー「もう止めてええええええええ。何でそうなるの。ピンポイントで誤字るな。そこを誤字るな。お前ら狙ってるだろ、絶対。シュヴァル。これも間違いだからな。って行かないでえええええ」

 

 

⑧尊敬する人

 

トレーナー「尊敬する人。ああ、今さらそんなん言っても取り繕えないし。もうどうにでもな~れ」

 

モニター

トレーナー(頼もしい背中)

 

トレーナー「いや、どういうことやねん。ってモニターになんか映ってるし。誰の背中だ、これ。上半身裸だし、この背中確かにどこかで見覚えがあるが……。って黒沼トレーナーどうしたんです。やけに恥ずかしがって。……えっ、『これ俺だ』って? 何ですか、それ、顔を赤らめないでええぇぇ。まさかここに来てそっち方面に話がいくなんてええええ」

 

 

⑨将来の夢

 

トレーナー「そう。偉大なトレーナーになってシュヴァルに相応しい」

 

モニター

担当ウマ娘の力で偉大になる

 

トレーナー「最低だな。おい」

トレーナー「何それ、他力本願極まりないっていうか図々しいぞこいつ。本当いや、本当やめて~~。違いますからね~。誤解ですから、みなさん」

 

 

⑩座右の銘

 

トレーナー「で座右の銘はどうなる訳よ」

 

モニター

相手の長所を見つける

 

トレーナー「何か無難だな。いや、それで良い(って間違ってるのに良いもないが)んだが、今まで突飛なのが続くと、逆にこう期待しちまうじゃないか。いや、ダメージ受けてるの主に自分なんだけどね! 本当頼みますよ」

 

 

⑪アピールポイント

 

トレーナー「ここまでで散々こちらの名誉貶されまくってるのに、今さらどうでも良いことアピールしてどうなるんだって言うんだよ……」

 

モニター

大魔神のフォークを打ち返す

 

トレーナー「すげぇなおい」

観衆「ざわざわ」、「マジかよ」、「いっぺんに見直したわ」

トレーナー「ってみんな驚いてるし。もちろん間違いなんだけどね、間違い。それでもこっちみる視線が何か明らかに尊敬の念入ってるし。トレセン学園内でもそんなに評判凄いんだ大魔神というかシュヴァルのパパさん。ってシュヴァルも戻ってきた。シュヴァルの視線も明らかに尊敬のそれに変わっているぞ……」

シュヴァル(瞳が潤んで)「トレーナーさん……」

 

 

⑫目標

 

トレーナー「いよいよ残すところあと2つだが、せめて最後は真っ当な形で終わってほしいよ本当」

 

モニター

シュヴァルの家族に

 

観衆「おお~」、「一体いつの間に」、「そこまで進んで」

 

(周囲から囃し立てられるトレーナーとシュヴァル)

 

トレーナー「って家族宣言! いや、招待されたってのが抜けてるだけなんだけどね。本当に家族になる訳じゃ。ってシュヴァル、何? 『いよいよ身を固めることを』って違うからね。別にこう、今すぐ契るとかそういうことじゃ、あはははは……。

え、『でも確か、トレーナーさんが好きだったのは僕の母さんでしたよね』だって?

『やっぱり僕なんかよりみんなの方が』って。いやいやいや、それは重婚だからね。無理だからね。まずい、変なところでシュヴァルが自信を無くしてしまった……」

 

 

⑬自慢できること

 

トレーナー「ああ、どうにしかしてシュヴァルを励まさないと……」

 

モニター

シュヴァルのトレーナー

 

トレーナー「そうだ。私が何より自慢できること。それはシュヴァルグランのトレーナーであることじゃないか~!」

 

ないか~! ないか~! ないか~~! (エコー)

 

シュヴァル「トレーナーさん!」

トレーナー「シュヴァル!」

 

 ひしっ

 

[暗転]

 

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