キヴォトスに舞い降りた"死神".   作:カイロス神話

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今更ながら前書きってどんなん書くんですかね
今まで後書きと同じようなこと書いてましたけど

今はいいか、本編行こうー!


人にも言いにくいことってあるよな、俺もある

前回のあらすじ

 

ホシノの提案によりヘルメット団の前哨基地に攻め込んだアビドス。

結果、連携もあり見事勝利したアビドス。

そしてみんな学校に戻ったのだった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

タッ…タッ…タッ…タッ…

 

「いやぁ、疲れたねぇ…ちょっと頑張るだけで一苦労だよ〜。」

 

 

「うん、でもストレス発散も兼ねてスッキリした。満足。」

 

 

 

「まぁこんな上手くいくとは思わなかったがな、お前らよく頑張ったな〜。っともうすぐ学校だな。」

 

 

━━ガチャッ━━

 

「お帰りなさい!皆さん、お疲れ様でした。」

 

 

「ただいま〜、アヤネちゃん1人で寂しくなかったかい?おじさんは1人だと寂しくて泣いちゃうからねー。」

 

 

「いつもと変わらないでしょ‥アヤネちゃんも、オペレーターお疲れ。

 

 

「火球の事案だったカタカタヘルメット団の件が片付きましたね。これで一息つけそうです☆」

 

 

「そうだね、これでやっと…重要な問題に集中出来る。

 

 

「うん!先生のおかげね。これで心置きなく借金返済に取り掛かれるわ!

 ありがとう先生!この恩は忘れないわ!」

 

話を聞き流す程度にしていると学生からは到底聞き慣れないであろう言葉が聞こえた。

借金!?ナンデ借金!?

 

「ちょ待てよ、今借金って言ったか?借金て。

 

 

「あっ!やっばい……。」

 

「そ……それは………。」

 

 

「ま、待って!!アヤネちゃん!それ以上は!!

 

 

多分聞かなかった方が良かったやつかもしれない。

くそッ!こう言う時に役立ちやがって俺の耳!!!

 

「いいんじゃない?セリカちゃん。隠すようなことじゃあるまいし。

 それに先生の顔見てみて?仮面なのに歪んできてるよ。」

 

 

「あっホントだ…なんで…?っって!かと言ってわざわざ話すことでもないでしょ!」

 

 

「でもさ?別に罪を犯しましたとかじゃないでしょー?そーれーに、先生は私たちを助けてくれた大人でしょー?それに言って仕舞えばおじさん達が生徒とは言え、今日会ったばかりの人の助けになる人だよ?」

 

 

「ホシノ先輩の言うとおり。セリカ、先生は信頼してもいいと思う。」

 

 

「そりゃ…そうだけど、先生も結局はアビドスの先生じゃなくてシャーレの先生ってだけ。結局は部外者だし!」

 

 

「確かに先生が四次元ポケットでパパッと解決してくれるような問題じゃないかもしれないよ。

 でも、この問題にまともに耳を傾けて聞いてくれるような大人は、今先生くらいしかいないじゃん?」

 

「悩みを打ち明けてみたら、何か解決策が見つかるかもよ?おじさん達が思い浮かばなかった案とか。それとも…他に何かいい方法でもあるのかなー?セリカちゃん。」

 

ふわり声ながらも少し理知的に攻めるように話すホシノ。

それに対してセリカは涙目になる。

 

「うぅ…で、でもアビドスの問題はずっと私たちがやってしたことだし……!それに今まできた大人がこの学校がどうかなんて気に留めたことなんてあった!?

もしそうだとしても、今さっき来たような人が今更首を突っ込んで来るなんて…。」

 

「私は認めないから!!」

 

ダッタッタッタッ!!

 

 

━━ガララ バンッ!!━━

 

そう言うと、セリカはドアを開け、走り去っていった。

 

「セリカちゃん!?」

 

 

「私、セリカちゃんの事探してきます。」

 

 

やめとけ、こう言う時はだいたい見つからねぇ。セリカも意地になってたんだろうな。

 まぁアイツの発言からして、前来た大人って奴はひでぇ奴だったんだろうな。

 で、俺もさっきまでの様子じゃ信頼は出来ねぇだろうからな。」

 

 

セリカが飛び出したのをみて、ノノミが探しに行こうとするのを止める。

ここで人が減ると重要なことが聞けないかもしれないし、連鎖的にいなくなると困る。

 

「で、でもセリカちゃんが……。」

 

 

探しに行くなって訳じゃねぇ。まぁなんだ、セリカこたァ俺が責任持って探しておく。アイツが飛び出したのも俺が責任みてぇなもんだからな。

それに、今は探して欲しい。よりはほっといて欲しいみたいな感じにも見えたしな。」

 

 

「まぁセリカちゃんはそう言う子だからね。知らない大人をすぐに信用しろ!って言われても難しいだろうし、今までもそう言うことがあったから苦手なんだろうね。徐々に深めるしかないよ。」

 

 

「ホシノ先輩が言うことに一理ありますね…すいません、先生。」

 

 

「いや、お前達が気にすることじゃねぇ。それに探すことに関しちゃ得意だからよ。

 それより、さっきの借金についての話なんだが……。」

 

 

「うんうん、そだね。まぁ簡単に説明するとさっき口滑らしちゃった通りこの学校には借金があるんだよね。まぁありふれた何処にでもあるような話だけど。」

 

「でもその額が問題で……。」

 

 

「ん?どした。まぁ学校と言ってもめちゃくちゃある訳じゃねぇだろ?あるとしたら‥ざっと5000万とか?」

 

 

9億くらい。

 

「今二桁くらい増えた気がするが、気のせいだよな?」

 

 

「詳細に説明すると9億6235万円…くらいです。」

 

 

「なるほど良かった二桁は気のせいか……ってじゃねぇな!ナンデ!?ナンデソンナニ借金!?」

 

二桁なのは気のせいだったが額が思ったより凄かった

9億!? 俺が報酬に求める金の9倍*1だと!?

 

 

「それについては後ほど説明します。

この借金はアビドス…いえ、私たち『対策委員会』が返済しなければならない金額です。

この額を払えないと、アビドス高等学校は銀行の手に渡り、廃校手続きを取られることになります。

ですが、実際に完遂できる可能性は0%に近く、ほとんどの人は諦めて、この学校と街を捨て、出ていってしまいました。」

 

 

「そして、私たちだけが残った。」

 

 

「学校が廃校の危機に追いやられたのも、生徒がいなくなってしまったのも、街がゴーストタウンになりつつあるのも、実は全てこの借金のせいです。」

 

 

「なぁ、改めて聞くがその借金てのはなんて理由でできたんだ?」

 

 

「そうですね、借金をすることになった理由はですね…それは……。」

 

「先生も学校に来る前に何度も見かけたと思いますが、アビドスには砂が積もっていますね?

数十年前、この学校の郊外にある砂漠で砂嵐が起きたのです。

 この地域では以前から頻繁に砂嵐が起きていたのですが、その時の砂嵐は想像を絶する規模のものでした。

それにより学校の至る所が砂に埋もれ、砂嵐が去ってもからと砂が溜まり続けました。

その自然災害を克服するために、我が校は多額の資金を投入せざるを得ませんでした。

しかし…言ってしまえば我が校は片田舎の学校。そんな学校のために巨額の融資をしてくれる銀行はなかなか見つかりませんでした。」

 

 

「結局、悪徳金融御者に頼るしかなかった。」

 

 

「そう言うせいで、我が校は借金まみれになっちゃってるんですよね〜。」

 

 

「まるで負のループだな…そう言うのを聞くことはあるが実体験を間近で聞くとは。」

 

まるで大きなことをするために金を借りようとして、借金をするも失敗してしまい追われる身となるドラマを見ているようだ。あるのか知らねぇけど。

 

「…はい、最初のうちはすぐに返済できる算段だったと思います。

あの強さの砂嵐は流石に来ないだろうと思っていたのでしょう。しかし砂嵐はその後も強い規模で発生し続け‥学校の努力も虚しく、学区の状況は手がつけられないほどの悪化の一途を辿りました。」

 

 

「そして遂に、アビドスの半分以上が砂に飲まれ、砂漠と化し、借金はみるみる膨れ上がっていきました……。」

 

「…………」「……………」 「…………」 「…………」

 

 

全員の間に沈黙が埋もれた。まるでこの場だけ一時停止されたかのようだ。

全員黙ってるからって対価とか払わねぇからな?時計の野郎。

その状態のままアヤネは話し続ける。

 

「私たちの力では、毎月の利息を返済するので精一杯で…そして弾薬や補給品を買う暇もなかったため底をついていました。」

 

 

「セリカがあそこまで神経質になってるのは、これまで誰もこの問題にまともに向き合わなかったから。話をちゃんと聞いてくれたのは、先生、あなたがはじめて。

 

 

「まぁ、そんなつまらない話だよ。‥‥でも先生が来てくれたおかげでカタカタヘルメット団って言う厄介な問題が一個減ったから感謝してるよ〜。ありがとね、先生。」

 

「借金の問題に向き合いやすくやったし、もしも先生がこの委員会の顧問になってくれるとしても、借金のことは気にしなくていいからねー。

話を聞いてくれただけでも、おじさん達にとっては嬉しいことだしね。」

 

 

「そうだね。先生はもう十分力になってくれた。これ以上迷惑をかけたら恩を返せない。」

 

 

 

「はぁ、なるほどねぇ…でもよ、ここではいそうですかと見捨てることなんて俺の小根じゃねぇが胃がムカムカしてくるぜ。 それって歳?  ちげーよアホか ぐえっ

ったく…で続きだが…こう言うことはスッキリさせておきたいんだよ。 

だからよ俺ちゃんも対策委員会の一員として頑張らせてもらうぜ?」

 

 

「そ、それって……!」

 

 

「なんだ?文句でもあるか?」

 

 

「あ、いいえ!よろしくお願いします、先生!」

 

 

「うへぇ〜先生も変わり者だね〜。こんなめんどくさい問題に自分から首を突っ込んじゃうなんて。言っとくけど一度絡まったらずーっと離さないからね?」

 

 

「おう、臨むところだ。ドンナも話題もかかってきな!」

 

 

「良かった……『シャーレ』が力になってくれるなんて!

 これで私たちも…希望を持っていいんですよね?」

 

 

「そうだね、これで希望が持てる。」

 

 

「これだとご立腹なセリカちゃんも流石に頬がにやけちゃうんじゃないでしょうか〜☆」

 

 

「そうかもね〜、それを見るためならおじさんももっと頑張っちゃおっかなー。おじさんは後輩達の笑顔が1番なのさ。」

 

 

「も〜ホシノ先輩ったら〜、うりうり〜♪」

 

 

「や〜め〜ろ〜これでも先輩だぞ〜うへへ。」

 

 

「それ俺にもやってもらうことも……」 ん、先生はダメ   そうか…

 

 

「「「あはははは!!」」」

 

先ほどの沈黙した時間とは一目瞭然。この場には笑いが起きている。

ある戦隊も言ってたろ?悩みなんざ吹っ飛ばせ!ってな?

子供の悲しい顔よりも子供喜んだ顔の方が世界にゃ必要だしよ。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

だがその様子とは裏腹に、彼らを眺めるものがいた。

羨めしそうに、しかしヴーー!っと唸りそうな表情のまま

 

 

(じーーーーーーーっ)

 

 

と眺めるものがいた。

 

*1
13はミッションの報酬で1億BM(多分1億円相当)を求めている




実はこれアニメ換算だとまだ1話なんですよね。
アニメ1話割と早いな……次から2話だから許して……

アニメ関連の話なんですけど、アニメ見ていてCM流れますよね?

様々な学園の
シロコ(通常)
個性豊かな生徒達と送る
シロコ(ライディング)
学園ファンタジー
シロコ(水着)

全員同じじゃないですか!!!
この学園……なんか変……?

感想!ください!!!!!!寂しいんです!!!

#コンパスのコラボカードなども本作に出してもいいですか?

  • いいですよォ!!
  • 出しすぎないならいいよ
  • ダメダメ!
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