キヴォトスに舞い降りた"死神".   作:カイロス神話

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新しいあさが来た いや本当に希望の朝なのか?

───翌朝。

 

─便利屋・オフィス

 

「おっはよ〜!いやー、昨日は疲れたからよく眠れたよ〜。」

 

お…おはよう……。

 

「うわぁっびっくりした!アルちゃん、ちゃんと寝たの?徹夜でもしちゃった〜?」

 

元気よく挨拶したムツキ。

その後ろからげっそりとした声でとぼとぼ歩きながらきたアルにムツキは驚いた。

 

「い…いや、ちゃんと寝はしたのだけれど疲れがあまり取れなくってね。」

 

「社長、何か悩みでもあるの?今回の計画とか?」

 

「でも計画はしっっかりと立てたじゃん?人をこれまでの2倍雇って、地の利を活かせる戦場にアビドスを誘い出して、思うようにさせないように動く!アルちゃんも完璧〜って言ってたし。」

 

「それはそうなんだけれども…‥そういえばハルカはどこかしら?」

 

「社長の計画通りに爆弾を設置しに行く為朝早く出かけたよ。

爆弾を設置した場所にアビドスを誘導してコテンパンにするって感じだよね。」

 

(ガチャッ)

話をしているとなんとやら、ちょうどハルカが帰ってきている。

手元にはリモコンのようなスイッチが付いた物を持っている。

 

「よ、予定通り設置して来ました……。あとはこのスイッチを押すだけでボカン!……と。」

 

「よしよ〜し、頑張ったね。場所とか忘れないように中止しといてー。」

 

「いつでも準備はできてます……この手で、全部吹っ飛ばしてやりますから……。」

 

「はぁ……どうしようかしら……。」

 

既に実行されてしまっており、少し暗い顔になる。

 

「そんな顔しないしない!だって最初からクライアントから手付金を貰って、資金に充てれば良かった話だし〜?」

 

「手付金は貰わないのが便利屋68(うち)の鉄so「手付金を貰うとクライアントの指示に従わないといけなくなるからだっけ?」

 

「え、えぇ。そうよ、その通りよ。華麗に仕事を終えてから依頼料を受け取る。

この順番が崩れたら、私たちが追求するビジョンが達成できなくなるわけ。」

 

「ピジョン?そんなくるっぽっぽーなのあったっけ?」

 

「それはポケ○ンよ!ビジョン!!法律と規則に囚われない縛られないハードボイルドなアウトロー!それが便利屋68のビジョンでしょう!!」

 

「あ〜、あったねそういえば。忘れてちゃってたよ。」

 

「指示に従わないといけなくなる…つまり規則に縛られてしまって、私たちの目指すアウトローはできなくなるわけ。それに私たちを縛り付ける足枷にもなってしまうのよ。

したくないことだって、させられてしまうかも知れないわ。

だから絶対に文句とか言わせないために、依頼料は成功報酬として受け取るの!」

 

「そこまでプレッシャーを感じてるなら、全部を投げ捨ててでもゲヘナに帰るってのも一つの手じゃないの?社長。」

 

「ぷ…プレッシャーなんか感じてないわよ!!ただちょっとね……。」

 

「でも今更帰るとか無理なんじゃなーい?風紀委員の奴らが見逃さないと思うけど?」

 

「風紀委員ね……確かにアイツらは私たちのことを目の上のたんこぶのように扱ってるけど、私たちは今回アイツらから逃げてるわけじゃあない。

それに風紀委員が最強と言われてるのは………。

委員長の空崎ヒナがいるから。風紀委員の戦略派はほぼヒナが担ってると言っても過言じゃあない。百人力と言ったら彼女と言えるくらい。

"ただし"言い換えればヒナ以外の風紀委員は戦力として大したことはない。

計画さえ練れば、十分に勝算はあるよ。」

 

「詳しいねカヨコっち〜。そこまで考えてたんだ。」

 

「まぁそりゃそうでしょ。いつかは相まみえる敵になるだろうし、ヒナ抜きの委員会ならアビドスにかけている労力を考えても難なく戦えるはず。

ま、逆に言えばヒナ抜きの委員会程度なら大丈夫なくらいアビドスは厄介で侮れないってこと。

生徒の数が少ないからそこが弱点となって、何とかなってるところはあると思う。」

 

「ふ〜ん?ま、確かにアビドスの奴らには先生もいるみたいだし、厄介だよねー。」

 

「でも…今更ゲヘナに帰るって選択肢は無いわ……でも……あぁどうしましょう……。」

 

「社長…一体何にひっかかってるの?」

 

「あわわど…どうすれば、い、いんでしょうか……?」

 

「もーやめやめ!つまんない話はおしまい!

そんなことよりアルちゃん、ご飯食べに行こ!お腹空いてきちゃったし。

何処に行く?柴崎にでも行く?」

 

「またラーメン?美味しかったけど…大丈夫なの?あのバイトとかさ。」

 

「バイトちゃんなら大丈夫だと思うよ、昼から入ってるらしいし!

蜂合わすことがなければいいんじゃない?善は急げ!」

 

「善かはどうかとして、とにかく社長を元気づけ無いとね。」

 

「よーし!出発〜!」

 

……

 

………

 

「(確かあそこにも仕掛けたはずですが……言うべきことでもないです…ね!)

私もい…行きます!アル様〜!!」

 

 

 

──────────────────

 

 

PM 8:46

─アビドス高等学校 生徒会室

 

いつも通りにアビドスに向かい、生徒会室内に入るとノノミの膝枕で横になるホシノがいた。

 

「おい羨ましいな。何やってんだお前?」

 

「おはようございます先生!今日は随分と早いですね☆」

 

「ん?不思議そうな顔してるなー。いいでしょこれ。ノノミチャンの膝枕は柔らかくてサイコーだなんだよね〜。私だけの特権だから先生にはあげないよー。」

 

「先生もいかがですか?私の膝はもう一つ空いてますよ!」

 

「あるぇー!?ノノミちゃーん?!おじさん専用なんだから先生はあっちの固い椅子にでも座っときなよ〜。」

 

「私の膝は先輩専用じゃなくてみんなのものですよう……。」

 

「ホシノ…俺は見ていて悲しいぜ?」

 

そうしみじみと思っているとノノミが耳打ちする。

 

(今度2人でこっそりやりましょうね)

 

「(ッシャッオレェイコレェイドレェイソレェイ!!)」

 

こんにちわっさしそうな喜びを内心で起こしガッツパーサーをする13。

その様子は外見に出していないにしても伝わったのか、ホシノが膝枕を辞めて立ち上がる。

 

「もー、耳打ちして2人で何話してるのさー。分からないけど不埒なことはおじさんが許さないからねー!

……ふあ〜……それにしても皆んなは何してるのかなー。」

 

「こうのんびりできるのも久しぶりですからね〜。皆んな今やれる、やりたい事をやってるんじゃないですか?」

 

「シロコちゃんは日課のトレーニング。アヤネちゃんは図書館に勉強でしょうか?

アカネちゃんは午後からバイトのはずですから、準備をしていのですかね?」

 

「ノノミちゃんは学校の掃除とか整頓をしてくれたよね〜。

皆んな大真面目だねー。」

 

「んじゃ、そういうホシノはなにやってたんだ?」

 

「ん?私〜?いつもの如くだらだらしていたぢけだよ〜?おじさんはおじさんらしく生きなきゃね〜。」

 

「まぁだろうなとは思ったがよ。なんかする事とかねぇのか?」

 

「そうですよ〜。先輩も何か始めてみませんか?アルバイトでも筋トレでも。」

 

「無理無理。おじさんは年齢的に無理が効かない体になっちゃってねー。ほら見てよこのベロンベロンの瞼。もうこれ、瞼じゃない」

 

「歳は私たちとあまり変わりませんよね?」

 

「うわ何だこの瞼本当にベロンベロンになってやがる。ギャグ漫画かよ。」

 

「まぁまぁ、とにかく先生も来たし、他のみんなもそろそろ来るんじゃないかな?

さんざな、私はここら辺でドロンさせてもらうよう。」

 

「ドロンなんて今日日きかねぇぞ。世代何処だよ。」

 

「先輩どちらかへ行くんですか?」

 

「今日はおじさんはオフの日なのさ!てきとーにサボってるから何かあったら連絡ちょーだいね、ノノミちゃん。それじゃ〜桜前線ほくじょーちゅー。」

 

「いつもオフな気もしますが…あの様子はいつも通りお昼寝でしょうか?

会議はアヤネちゃんがしっかり進めてますからいいんですけれども。」

 

「それはそうだよな〜。アイツ俺が見る限りいつもあんな感じだが昔からあぁなのか?」

 

「ん〜、いえ、昔はもっと違いましたよ?以前と比べたらだいぶ変わったくらいです。」

 

「以前って言うが、その時はどんな感じだったんだよ?今のアイツからは想像できない事とかか?」

 

「あはは…今はいつも寝ぼけているように見えますが…昔は何かに追われているようで、余裕がないような状態でした。

追われているようなって言うのは…まぁ色々とあったようです。

聞いた話ですが、以前はとある先輩がいたそうです。ホシノ先輩よりも。

その人はアビドス最後の生徒会長だったらしいんですが、とても頼らなかったそうですその人がここを去ってから全てをホシノ先輩が引き受けることになった…とのそうで。」

 

「去ったってのは卒業とかなのか?俺も実際にはそう言うの見たことねぇからわかんねぇけどよ。(メルーニャの奴とか世界線が違いすぎてわかんねぇレベルになるくらいだしな)

 

「詳しくは私も知らないんです。その当時はホシノ先輩は一年生だったってことくらいしか…。」

 

(と、すると少なくとも2年前くらいか。たった2年でここまで追い込まれる程の"何か"があったって訳だよな。その先輩とやらが生徒会長の時。

アビドスの砂漠化がそれより2年も前に起きていることは確実だから、そこら辺を知る必要があるな。)

 

13は考える。

ノノミの話を聞いて、昔のホシノの姿を、過去を知った。

話の言うとおりだとするとその先輩が消えたことが何かの鍵となっている。

説明しなくても分かることだが、一応はまとめとかねぇとな(あのヤベェクマの奴じゃそんな感じだったしよ)

 

「ですが、今は先生も、私たちも、他の学園の生徒たちとの交流もできています。

以前だったら、他の学園と関わること自体が嫌がっていたはずがかなり丸くなりました。」

 

「もしかしてのおかげだったりしてな。なってったって俺もお前らの前で色々やってやったからな!ちょいとくれぇは信用に足りると考えてくれたんかもな…………おい、ちょっとキョトンとするなよ。俺が恥ずかしくなってくるだろうが。」

 

「う〜ん、追い詰められてピリピリしてる感は前々から薄れていたのでそれは違うと思いますが…他学園の交流ができたのはきっと先生のおかげですね☆」

 

 

 

 

 

 

 

 

─アビドス高等学校・校門前

 

校門前から生徒会室で先生とノノミちゃんが話している様子が見える。

何を話しているのか分からないけど、少し戯けているのが見える。

 

「……ごめんね、それじゃ。」

 

その日からホシノは何処か暗い顔をするようになった




お久しぶりです
ブルアカが自分に刺さらなくなって引退していました
久しぶりにやってみようかなと思い、残していたこれを
(復帰できませんでした)

先日某掲示板でブルアカとコンパスコラボすればいいのに!ってやつを見てマジでいいと思いますよ
ゲームとコラボしたことがないから分からないけどどちらも3Dで自由に動く姿…見たくないすか?
来るとしたらアビドスでしょうかね

また更新いつになるか分かりませんがよろしくお願いします

#コンパスのコラボカードなども本作に出してもいいですか?

  • いいですよォ!!
  • 出しすぎないならいいよ
  • ダメダメ!
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