女妖怪達が育てるようです   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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1548年 佐助、捕食される

 織田信長···うつけの姿

 

 幼少期から奇行が目立っており、愚連隊みたいなガラの悪い少年達連れ歩いたり、おかしな服装をしていたりしていた。

 

 具体的には浴衣の袖を破り、縄で作られた腕輪や、虎柄の鞘の刀を帯刀したりしていた。

 

 もうこれでも異常であるが、柿等を買い食いし、更に風呂上がりに身に着ける湯帷子を身に着けているので更に異常性がわかる。

 

 そんな信長は子飼いの少年達を従えて今日も町を練り歩いていた。

 

 ふと道の脇の少年と目が合う。

 

 薄っすらと筋肉が付いており、武器は特に身につけていないが、腕の筋肉から槍か刀の鍛錬をしていると見える。

 

「良い」

 

「吉法師様?」

 

「いやなんでもない。犬(後の前田利家)、喉が渇いた。牛の乳が飲みたい」

 

「吉法師様、よく飲めますね。犬めは飲んで腹を下しましたのに」

 

「美味いんだけどなぁ」

 

 そう言って立ち去っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さっきの少年が吉法師···織田家次期当主予定の者っすね」

 

「さっきの人が···」

 

「吉法師は大物になるっすね」

 

「草子さんにはわかるのですか?」

 

「ええ、彼もまた良質な魂を持っていますので」

 

「魂?」

 

「おっと、なんでもないっすよ。でももし佐助が偉くなりたかったら彼に近づくと面白いかもしれないっすね」

 

「なるほど?」

 

「さて、買うものは買ったっすから帰るっすよ」

 

 オラは買った荷物を荷車に乗せて皆と住んでいる廃寺に戻るのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 佐助が眠りについた夜、女妖怪達は話し合いをしていた。

 

「やっぱり佐助は賢いし真面目だね。地頭が良いからすぐに覚えてくれるよ」

 

 お雪は上機嫌でそう話す。

 

「そうじゃな。普通あの頃の年頃だと勉学は嫌がるものであるが、楽しそうにするからのぉ。こちらとしても教え甲斐がある」

 

 とお玉も言う。

 

「色々な町を巡ってみたっすが北は斎藤家、東は今川家と戦争状態っすね。ただ今尾張を仕切っている織田信秀が優秀なのでなんとかなっていますがね」

 

 皆ふーむと腕を組む。

 

「佐助がどの様な運命を辿るのか···それは佐助が決めること。妾達が誘導するべきでは無かろうて···のぉ草子よ」

 

「ギグっ!」

 

「え? 草子何かしたの?」

 

「そ、その···町に行った時に偉くなりたかった吉法師っていう織田信秀の息子を勧めました」

 

「あちゃー」

 

「それは悪いことなの?」

 

「悪くは無かろうて。しかし過干渉は佐助にその道を押し付けることになるからのぉ。しかもまだ佐助は幼い。まだ人に勧められるくらい育ってなかろうて」

 

「私達は佐助を育てるまで」

 

 話は変わり佐助の教育方針を決める。

 

 佐助には文武知勇に優れた者になってもらいたい。

 

 そして嫁になりたいと皆が思っていた。

 

 だから皆が思う理想の婿の為に教育にも熱が入る。

 

「もっともっと大きく育ってほしいっすねぇ」

 

「なに、妾達の妖力を含む食べ物を食べている。怪力になり、背丈も大きくなるじゃろうて」

 

「小熊のチビちゃんを手なづけた甲斐がありましたね」

 

「良い遊び相手ですからね」

 

 そんな事を話す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 佐助を拾ってから三年が経過した。

 

 佐助は9歳となり、背丈も大きくなっていた。

 

 体もガッチリし、あばら骨の浮いていた少年は全身にしっかりと筋肉がつき、大きくなったチビ(熊)と相変わらず相撲をしているが、同年代の子供とは一線を画すほどの怪力を身に着けていた。

 

 それは坂田金時(金太郎)の逸話に近い存在になっていた。

 

 佐助は山賊に襲われた時の事を鮮明に覚えており、町に出たあの日以来鍛錬に熱が入り、草子から槍術をチチから体術を、お玉から剣術を、お雪から弓術を教わった。

 

 草子が全てに通じていた為に基礎を教え、応用を皆から教わった感じだ。

 

 女妖怪達の妖力を浴び続け、徐々に佐助の肉体が変化していっていた。

 

 そもそも9歳の少年が普通は熊と相撲できるわけない。

 

 更に三年で文字の読み書き、算術、建築、農業、料理、薬学、馬術を身に着けていた。

 

 そして雌妖怪達が待望の精通をした佐助に捕食者の目でアプローチを仕掛け始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「久しぶりに私の乳を飲みませんか?」

 

「え? チチさん?」

 

 ある日いきなりチチさんにそう言われた。

 

「さあさあ、あの頃の様に」

 

「し、しかし、俺はこの様に元気で」

 

「私が飲ませたいのですよ。駄目···でしょうか?」

 

「う、うぅ···」

 

 俺は誘惑に負けてしまい乳を飲むことにした。

 

 それから乳を飲んで···興奮して···何故かチチさんと裸で交わって···

 

 気がついたら俺もチチさんも体液にまみれて眠っていた。

 

「ふふ、気持ちよかったですか?」

 

 そう言ったチチさんは母性の塊で慈愛に満ちた表情をしていた。

 

 

 

 

「お疲れっす! 今日の鍛錬はここまでっすよ」

 

 チチさんと交わった翌日、草子さんと鍛錬を終えたが、女の味を知った俺は草子さんが魅惑的に思えてしまい、煩悩にまみれてしまっていた。

 

「おや? おやおや? どうやら鍛錬に集中できない理由はこの下半身のせいでしょうかねぇ」

 

 そう言って俺の下腹部を指する。

 

「ふふ、お姉さんと交わってみます? 大人になりませんか? 佐助」

 

「あ···」

 

 俺は誘いを断ることができずに物陰で交わってしまった。

 

 

 

 

 

 

「今日の料理は鰻の蒲焼、オクラと長芋のとろろ丼、野鳥の肉を使った肉団子と生姜を入れた吸い物になりますよ」

 

 お雪さんがニヤニヤしながら食事を紹介する。

 

 それを食べた俺は昼に草子さんと交わったのにまた下半身が熱くなってしまった。

 

「おや? おやおや?」

 

 対面に座っていたお雪さんが俺の変化に気が付き、食後に耳元で囁いていた。

 

「一緒に水浴びをしませんか?」

 

 そう言われて井戸の近くに行くと、裸のお雪さんが現れた。

 

「一緒に遊びましょ?」

 

 お雪さんの素肌は少しひんやりしていて気持ちよかった。

 

 

 

 

 

 

 

 朝方、起きるとお玉さんが俺に抱きついて寝ていた。

 

「皆と交わったようじゃな。女の匂いがこびりついているぞ。妾だけ仲間ハズレとは酷いのぉ」

 

 と言いそのまま俺の下着をズラして交わってしまった。

 

 

 

 

 

 

 朝食を食べていると凄く俺は気まずかった。

 

 好んでいたし、誘われたとは言え、皆と交わってしまった。

 

 凄い気持ち良かったのだけど、節操がなさすぎる自分が恥ずかしくてしょうがない。

 

「うぅ···」

 

「あはは、気にするでないぞ佐助。皆お主を助けた時より狙っていたのだ。妾を含めてこれから毎日交わるぞ! 皆と話し合って最初に子供を産んだ者が正室で良いな」

 

「は、はい」

 

「あとは私達を養ってくれる甲斐性を見せてくれたら嬉しいかな」

 

 とお雪さんが言う。

 

「が、頑張ります」

 

「私も支えますから頑張りましょうね」

 

「はい! チチさん」

 

「ならもっと強くならんとな!」

 

「はい! 草子さん!」

 

 こうして女妖怪達はいたいけな少年を性的に捕食したのだった。

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