その血が歩む道すじ   作:亞忌羅

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小説書くの難しいけど、スッゲェ楽しいね。
ムズいけど


十一話

「よっしゃ、十分間だな。十分間のヤり(呪い)合い。思う存分楽しもうぜ、晴蓮」

 スッゴい嬉しそうこの人、めっちゃウキウキしてんじゃん。

 

「はぁ、僕としては気が進まないのだけど、仕方ない。君のワガママに付き合ってあげるよ」

「は~?   何言っちゃてるワケ、気付いてないのお前?   ……今、すげぇ嬉しそうな顔してるぜ」

 は?   この俺が?   嬉しそうな顔を?   そんなまさか、あり得ない。

 

 

「君は……何を言って……。君はいったい! 何を言ってるんだ。そんなワケ無いだろう。僕はね、のんびりと暮らしたいんだ、呪術なんか関係の無い場所でゆっくりと……」

 俺の独白に五条悟は無慈悲に、されど当然だと言わんばかりに切り捨てる。

 

「ハッ。ンな事できるワケねーじゃん。俺たち呪術師だぜ?  しかも御三家のさ、なぁ晴蓮。呪術師ってのはな、呪いで生きてンだよ。呪い無しで生きられねーンだよ。そんくらい分かってンだろ、お前も」

 あぁ、クソ……そうだよ、そんな事くらい分かってるんだよ。

   それでも、俺は、俺は………俺はどうしたい?   今まで何をしてきた?   生きるためだ、生きるために鍛えてきた。でも何でそんなに生きたいんだ? なんの……ために。

 

 

 あぁ。あぁ、クソ……そう、なのかもしれないな、正直なところ今まで全力を出した事はない気がする。

 イイヤ、無いんだ。全力を出した事が一度も、あの人も強いけど術式を持っていないから、おそらく無意識の内に力を抑えていた、心のどこかで全力でヤってみたいと思っていた俺がいる。

 

 あぁ、クソッ……その通りだよ。バラガキ、俺は心のどこかで全力を出せる相手とヤり(呪い)合ってみたかったンだ。

 癪だけど、ホンットーに癪だけど、認めるよ五条悟。

 

 

 

俺は

 

君と

 

 

俺は君と全力ヤり(呪い)合いたい

 俺は、無意識に呪力漲らせながら叫んでいた。

 

「へぇ~……イイ顔てんじゃん、そっちが素か? 晴蓮。今のお前、ちゃんと呪術師してんぜ?   」

 オレは、オレと同じヤツを見つけ出した事が嬉しくて仕方がなかった。

当たり前だ

 オレにとってこの世界は有象無象の雑魚どもの吐き溜、オレの隣に立つ事どころか追い付くヤツなんざいないと思っていたんだ。

 でも、でもでも!! 

 オレに置いてかれず、オレに追い付けそうで、イヤ、違う。コイツは違う。

コイツは

違う!! 

 

 コイツは……加茂晴蓮は!! オレの隣にいられる! 隣にいてくれる、呪術師なんだ! 

 

なあ! 加茂晴蓮!! ヤり(呪い)合おうぜ! 全力でよぉ! 家の事なんざカンケーぇねぇ、御三家なんざどーでもイイ!

 今を! 全力で!  楽しもうぜ

「は、ハハハ。ハハハハハハ!! ああ! やってやンよ! 五条悟(最強)! 

 

 匂い(呪力)がさっきより近付いてきた、コレでは、すぐにここに来る……ならばこうするまで! 

 そう叫ぶと同時に俺は屋敷に向け手刀(刀印)を振るう。

 すると、既に発動されていた『血譴』(けっげん)により屋敷が崩れる。

 

 

「これで……これでもう数分、イヤ、十数分は時間を稼げる。さぁ、五条悟(最強)! とことんヤり(呪い)合おうか」

「ハッ! イイねぇ! 晴蓮、オレ達気が合うぜ、ゼッテーによ」

 どうやら考えていた事はお互い同じだったらしい、確かに気が合いそうだよ、君とは。

 

「さぁ、構えろよ。五条悟、俺も手加減は……しない。全力でいくよ!!」

「あ"あ"あ"! イイねぇイイねぇイイねぇ!! ヤり(呪い)合おうぜ! 晴蓮! どっちかが倒れるまで、トコトンさぁ!!」

 ハッ、このバラガキが。

 

「 上 ぅぅ!!」

「こいよ! 晴蓮んん!!」

 

「轟剣・ 血譴

 

「術式順転 『蒼』

 

 

 

 




おかしい、主人公はもう少しこう、おとなしいキャラにするハズだったのに。
気が付いたらバトルジャンキーぽくなりそう。
軌道修正しなきゃ。

あと特殊タグ面白い
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