ようやく高専編、ついに夏油傑、家入硝子に会う?
それと家入が家系かスカウト入学は分からないので、東京に居る治療系の術式やアウトプットの反転使いを稀に輩出してきた呪術師家系の家系入学にしました、貴重なアウトプットできる反転術式持ちが在野にいるとは思えないし。
家入が来るまでの反転要員は多分家入のお婆ちゃんか高齢の親類的な人。
引退して楽隠居か亡くなった感じかな?多分寿命で亡くなってる。
家入硝子に関しては東京にそういったの術師の家系が有るな程度で知ってるだけで面識はありません。
それとこのキャラ口調ちゃうぞゴラァって箇所があれば教えていただけると嬉しいです、めっちゃ助かります。
「おや?庵さん東京にいるとは珍しいですね」
ここにいるハズの無い人物を見て声をかけた、それに対しその人物はどこかソワソワしながらも返答をする。
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「晴蓮くんの入学だからね、飛んできたのよ」
「わざわざ、ありがとうございます、そうそうお渡しした呪具はどうですか?」
「とても助かってるわ、私の術式にも合ってるし、安定して一人で一級呪霊を祓えてるから大助かりよ」
「それは何より」
「アレ?ザコの歌姫じゃん、なにしてんの」
コイツは相変わらず頭にくる事言うわね、たたき斬ってやろうかしら……無理だろうけど。
「もしかしてオレの追っかけ?モテる男はツラいね、で、土産は?」
「無いわよ、そもそもアンタに用無いし、晴蓮くんコレ入学祝いよ」
そう言い晴蓮に手渡したのは縁の無い眼鏡だった。
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「眼鏡……ですか?」
「ええ、蠅頭を使ってモノを見るって聞いたから眼鏡型の呪具を造ってもらったの」
「フム……成る程成る程。コレ、良いですね、いくら蠅頭とは言え弱い
「気に入ってもらえて良かったわ、造った甲斐があるわね」
「オレには?何か無いの」
「有る訳無いじゃない、悪童。それにアンタに呪具とかいらないでしょ」
少し拗ねた様に「そうだけどサー、あからさまに贔屓じゃん贔屓」とブーブーとボヤき続けた。
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「それじゃ、入学式、行ってきますね」
「アンなん形だけじゃん」
呆れながら「それでも出ておいて損は無いでしょ、それに僕たちの他に二人いるみたいだし、どんな人か知っておきたいからね」と悟の肩を軽く叩きながら促す。
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「ふーん、別にいいじゃんそんなん、オレとハルがいれば事足りるっしょ」
「それでもだよ悟君、ほら行くよ。庵さんまた後で」
手を振りながら「行ってらっしゃい」と晴蓮に返事をした。
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入学式に向かうまでの間に「どんなヤツいんの?」と聞きそれに対し「一人はスカウト、もう一人は僕と同じアウトプットできる反転使いらしいよ」と会話をしながらダラダラと会場に行った。
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「入学おめでとう、新入生諸君。俺は夜蛾正道、君たち新入生の担任だ、これから四年君たちには同級生たちと切磋琢磨して成長して欲しい」
「他のヤツら知らねーけどさ、オレとハルにはいらなくね?オレたち特級だよ」
その発言に他二人はピクッと眉を動かし、聞き耳をたてた。
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「悟君、良いかい?たとえどれ程の等級であろうとも強くなる余地は有るんだよ、例えば君は拡張術式を作るとかね、新たな知識を得るにはいい機会さ、少しはマジメに取り組むようにね」
「へーい、気が向いたらね」
「全く君は……まぁいいさ、いつもの事だからね」と愚痴を溢し、その流れで自己紹介をし始める。
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「初めまして、僕は加茂晴蓮。知ってる人もいるだろうけど、念のため説明するよ、僕の家、加茂家は呪術界における御三家の一つになる、ついでにソコでくだを巻いてる彼も僕の加茂家同様、御三家の一つである五条家の人間で五条悟、彼の事は……まぁあんな感じだと思ってくれれば良いかな。
後は……ああそうだね、僕と彼はそれぞれ当主をしているんだけど、まぁソレ気にせず仲良くして欲しい、家入さん夏油君これから四年間、宜しくね」
噂には聞いていたが成る程な、
「じゃあ、次は私がいこうかな。私は夏油傑、スカウトされてここに来た、等級は一級だ加茂くん、家入さん、これから四年間宜しくね」
「はぁ?オレには」
「……ああそうだったね、五条……くん、宜しく頼むよ」
「ナニ、ケンカ売ってんの?買うよ」
「悟君」 「……ナンもしねぇよ」
「それは何より」
ふーん、加茂くん……だっけ?あの生意気そうな五条って人は逆らえないのかな?
「んー、じゃあ次は私の番かな、私は家入硝子。いちおー家系入学になるのかな、三人ともよろしくー」
「これで一通り?終わりでいいな、一般的な授業は補助監督の者らが行う、以上だ。明日から頑張る様に」
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「なーハルー、マジ暇なんだけど」
「なら、校庭でも走ってきたらどうだい?いい運動になると思うよ」
相当暇なのか晴蓮にダル絡みし駄々をこねる悟に対し適当な事を返す。
「もっとさ、別のがアンじゃん?」
面倒くさそうに「例えば?」と聞くと「オレと一つヤり合うとかさ」戦意を滲み出しながら晴蓮に近寄る。
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「……無いね、僕はヤるつもりは全くといっていい程無いよ、面倒なだけだし」
ため息を吐きながら悟と提案をバッサリ切り捨てる。
「なにそれ、連れないなー……それともハル、オレに負けるからイヤなの?」
「あっははは、あからさまに喧嘩を売るね君」
「ハルとヤり合うの久しぶりだし、お互い……どれだけ強くなったか知りたくない?」
確かに魅力的な提案だねソレは、でもなぁマジ面倒くさい。
「加茂くん、気になってる事が有るんだけど聞いても良いかい?」
「うん?僕は構わないけど、何かな夏油君」
助け船かな、これは。有り難く乗っかろう。
「その眼鏡、度が入って無いよね?」
「ああこれかい、入学式の前に友人から貰ってね、最近色んな方法でモノを見れる様にしてたんだけど、コレを貰ってね中々いい
「物を見る?それはいったい」
「あー、それ聞いた事ある、加茂の現当主は目が見えないって、天与呪縛ってヤツ?」
「天与呪縛?なんだいそれは」
「ハッ、モノを知らねーヤツ」
「私は一般出だからね、君たち呪術師の常識は知らないのさ」
「説明するよ夏油くん、天与呪縛と言うのは生まれ持った縛りの事を言うんだ」
「生まれ持った……縛り、縛りの事は夜蛾先生に聞いたけどそんなものも有るんだね」
「一般的にもあるでしょ?先天的な疾患ってヤツ。
僕たち呪術師の場合は生まれながら強大な力を得る代わりに何かを強制的に犠牲にする“縛り”を持って生まれてくる、それを呪術界において『天与呪縛』と言うんだ」
「つまり加茂くんはその天与呪縛なのかい?」
「そうなるね、僕の場合は全盲、光一筋さえ見えないんだよ、まぁ困る事はそうそう無いから問題ないと言えばないんだけどね、たまにね有るんだなコレが」
天与呪縛……生まれながらに架せられた“縛り”彼の場合は目が全く見えないモノ……それはどれだけ辛いのだろうか……本人はああ言ってはいるけど、本心はどうなんだろう。
「んーとさ、加茂くん。全盲の代わりに何が見えるの?」
「……未来」
「は?なにそれ、比喩的表現?」
「いいや、そのままの意味さ、僕には未来が見える、だから困らないと言えばホントに困らないんだよね」
「……それって常に見えるの?」
「見ようとすれば視れるね、裏を返せば視ない限り何も見えないって事だね」
「加茂くん、何か困った時は私に言って欲しい、可能な限り力になるから」
優しいね、怖いほど優しい人だ気を付けておかないとダメかなこれは。
「あはは、ありがとう夏油君、頼りにするよ、ねぇ夏油君……君のこと下の名前、傑君って呼んで良いかな?僕のことも名前で呼んでいいから」
「ああ!勿論良いよ、じゃあこれからは晴蓮って呼ぶよ」
和気藹々と新たな友人ができる一方で気にくわない男が一人ここにいた。
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「は?なに言ってんの、ザコのクセにハルを名前で呼ぶとか何様?」
悟くんヤンデレ?に進化、晴蓮の事大好きだからね、仕方ないのかね。
晴蓮、初対面で夏油傑の危うさを察知、果たしてどうなるのか。