その血が歩む道すじ   作:亞忌羅

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 戦闘描写キライ。

 ア"ア"ア"、これからキャラがどんどん増えていく、果たして私にさばけるのか、ソコが問題だ。


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 それとこのキャラ口調ちゃうぞゴラァって箇所があれば教えていただけると嬉しいです、めっちゃ助かります。




五十六話

 

 「ソイツが切り札か?でも残念、オレには通用しねーよ。それじゃ、さっさと片付けるか」

 

シン・巌流:与楽の相(よらくのそう)

 

 「シン・巌流:格闘術〈震脚(しんきゃく)〉そら……防いでみろよ〈外門頂肘(がいもんちょうちゅう)〉」

 

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 シン・巌流に決まった構えは無い、常時フラットな体勢から様々な格闘術を繰り出す事でイニシアチブをとり続ける為である。

 しかしシン・巌流の中にも例外は存在する、その一つが……シン・巌流:与楽の相(よらくのそう)である。

 シン・巌流:与楽の相は腰を僅かに落とし左足を半歩後ろに、右足は爪先を着けた状態で半歩前に出す、上半身は肘を軽く曲げ左腕を前に右腕は腰より若干高い位置に置く事でシン・巌流:与楽の相が行える。

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 そしてシン・巌流:与楽の相はシン・陰流:簡易領域と御三家秘伝『落花の情』を改造し融合させた領域対策の技術、纏った呪力を波及させ敷かれた領域(術式)へ対抗し『与楽』即ち、シン・巌流を扱う者へ『楽を与える』事で他の領域(術式)を緩和させる技術として完成させた。

故に、使用者に簡易領域は通用しない。

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 口裂け女を呼び出し簡易領域で五条悟に対処しようとした夏油に衝撃を与えるには充分だった。

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 「シン・巌流:格闘術〈震脚(しんきゃく)〉」

 

 五条悟は左足を膝までの高さまで上げ地面へと叩き付けた、すると足を基点に放射状に地面がひび割り夏油傑の体勢を崩す。

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 !?何故動ける!口裂け女がいる限り動け無いハズだ!それに何故烟々羅(ゑんゑんら)が化けている、私の場所は分からない、問題は無い!くっ、体勢が。

 

 

 「そら……防いでみろよ〈外門頂肘(がいもんちょうちゅう)〉」

 

 体勢を低くし踏み込んだ足で地面を蹴り夏油傑の懐へ一気に入り右足で急制止し、みぞおちへと肘打ちを叩き込む。

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 「しまっ、ガッ……ハッ」

 

 五条悟は崩れる夏油傑を正眼に見ながら残心を解かずに立つ。

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 「んー、決まったかな?アレは」

 「何したのか全然分かんなかったんだけど」

 「僕たちが使う体術は独特だからね」

 

 

 何かを考えながら小さな声で晴蓮に話し掛ける

 「うん?何だい」

 「アレ……私でもできんの?」

 

 晴蓮は家入硝子の問い掛けに少し驚きつつも思案し答える。

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 「頑張ればね、でも硝子は治療要員だ。無理して前に出る必要は無いと思うけどね」

 「まぁ、そーなんだけどさ……自衛できる程度にはなりたいかなって思ってんだよね」

 

 

 昔にナニか合ったのかそれともこれから先に備えてなのか、どっちナンだろうね。

 

 「習得するの、大変だよ?アレ。多分だけど年単位は掛かるかな」

 「そっか、でもさーセイ、これから四年ココで生活するし、時間はあるんじゃない?」

 

 「意外と食い付くね」

 「なんなくさ、できたらカッコいいかなって。ほら治療要員がバリバリ戦えるの」

 「それは確かにカッコいいね、それに後ろにいるから安全地帯……と言う訳でもないのも事実だ、考えておくよ」

 

 加茂晴蓮は散歩にでも行くかの様な気軽さで「さぁ、彼らの所に行こうか」と家入硝子に声をかける。

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 「やぁ悟君、約束……ちゃんと守れたね。僕はてっきりアツくなって使うと思ってたけど、ちゃんと成長してるね」

 「オレだっていつまでもガキじゃねーし、ソンくらいできるっての」

 「それは喜ばしい限りだ。硝子、傑君の方はどうかな」

 家入硝子は夏油傑を触診しながら「外傷は無し、内傷は……胃の辺りにあるね」と言いながら反転術式をかけ「何したらこんなんのかが分かんない」と呟く。

 

 「そりゃ呪力を内側に徹すんだよ、なぁハル」

 「そうだね、悟君が言ったように呪力を内側に徹すように殴るんだ、とは言ってもこの説明は簡単に言ってるからね、詳しくは……面倒くさいからまた今度ね」

 

 五条悟はナンでも無いように言い、晴蓮は言うのが面倒になったのか詳しくは言わず内容を濁した。

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 呪力を内側に徹すってそれがどーしてこんな事になんのか分かんないから聞いてンじゃん、しかも説明無しって……この二人、類友かよ。

 

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 「お ま え ら は入学そうそう何をしているんだ!」

 「ちょっとした実力を見る手合わせでーす」

 「あはは。まぁ手合わせではあるね、それに先生、ちゃんと彼は手加減していましたし、傑君もそこまで怪我ひどい訳じゃないみたいなので、まぁいいじゃないですか」

 く、加茂はブレーキ役になるかと思ったんだが、イヤ、確かにコイツ(五条)が術式を使えば被害はもっと甚大になっていただろう、ぐぐぐ……

 

 「今回は大目にみてやろう、だ、が!砕けた校庭の修理費用は五条、そして加茂、お前たちが出せ。

分 かっ た な!!」

 「えー、なんで……」「まぁ、それくらいはしないとね」

 

 はぁ、先が思いやられるなこれは。

 

━━

 

 ……強かった、術式を使わず体術だけで私は負けた、それに加えて手加減もしていた、私は……弱い。

 どうすれば……なんて決まってるじゃないか、晴蓮に……イヤ、あの二人に体術を教えてもらおう。

 私は強くならなきゃいけない、弱き者を守るために私は強くあらねばならない『弱者救済』非術師を守るために今よりもさらに強くなる、必ず。

 

 「ハル?なんかあった?」

 「……イヤ、何でも無いよ」

 う~ん、この先を『視た』限りだと何やら切羽詰まってそうな感じだね、彼、どうしたものやら。

 

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 「鍛えて欲しい……と、うん、傑君は分かる、戦闘要員だし手数の多い呪霊操術の使い手だ、それに式神使いは真っ先に術師が狙われる、それを鑑みれば体術……近接戦もできる様になるのは正しい、だから分かる。

 分からないのは硝子、君だ。君が何故鍛えて欲しいのかが分からない、君は治療要員だ、さっきも言ったけど無理して前に出る必要は無い、それこそ傑君が持つ呪霊たちを護衛代わりにすれば事足りる、何故そこまでして体術を学びたいのか、教えて欲しい」

 「……守られてる治療要員より自衛できる治療要員の方がカッコ良くね?」

 「本当にそれだけ?カッコ良さありきの理由なら僕は君には教えない」

「……半分は本当に言ってる、てかさセイなら未来視れば分かるんじゃないの」

 「勿論分かるさ、でも僕はこういった感情混じりの物事は視ない事にしていてね、いくら僕でもそこまで野暮じゃない」

 ま、それだけが理由じゃないけど。

 

 「感情混じりって言ってる時点でなんか知ってんでしょ」

 「人の機微は分かってるつもりだよ、これでもね」

 ……言うくらいなら、別に……

 

 「だから……今は鍛えても良いかな、とは思ってるよ」

 「は?えっ、なんて?」

 「だから、鍛えてあげるって言ったのさ」

 直接やるの俺じゃないし。

 

 「……なんで?」

 「人ってのはね、感情で呪力が変わるんだよ、これ意外と知られてないんだよね」

 「晴蓮、君も彼みたいに呪力が視えるのかい?」

 「ん?ああ悟君の事ね、悟君の様には見えないから安心していいよ、彼の眼は特殊だからねぇ。

 反則だよね呪力そのものが視認できるってさ、まあ彼は彼で大変らしいけどね」

 

 「セイは五条みたいには見えないって言ったけどさ、それって違う風に見えるって意味?」

 「僕の場合は匂いで呪力を感じてるんだ」

 「匂……い、そんな事ってできるのかい?」

 「僕のコレは天与呪縛の恩恵だから誰にでもできるモノじゃないよ」

 

 「天与呪縛って未来が視えるんじゃないのかい?」

 「それとは別のヤツだね」

 「幾つあんのセイ」

 んー、どうしたものか……話しても良いんだけど、いっか隠す事でも無いし。

 

 「僕には天与呪縛が三つある、そして恩恵は何故か四つある、その恩恵の内二つが未来視と匂いによる呪力感知だ」

 「は?セイってそんなにあんの?エグくないソレ」

 「慣れればそうでも無いよ、現に今まで困った……事は何度かあるけどその程度だしね」

 「晴蓮、どんな内容なのか聞いてもいいのかな?」

 「それはおいおい……ね。アレだよ今はまだ語るべき時ではない……ってヤツ」

 「それは私を信用してないからかい」

 晴蓮は何も言わずに二人を見る。

━━

 

 「そうか……なら仕方ないかな、信用してもらえる様に頑張るよ、晴蓮」

 「そりゃ初対面だし仕方ないか、じゃあさセイ、これから宜しく」

 前向きだな二人とも、ま、それくらいの気概でいてくれた無いとね。

━━

 




 夏油も家入も一人称が『私』だから使い分けがすげぇ困る。

 あと家入の口調が難しい。
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