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それとこのキャラ口調ちゃうぞゴラァって箇所があれば教えていただけると嬉しいです、めっちゃ助かります。
校長室の扉を開けた先にいたのは哀しみに満ちた顔だけの呪霊、かろうじて有る首らしきモノには荒縄が繋がっており下に垂れており、そして呪霊はボソボソと何かを粒やいおり晴蓮達には気付いていない。
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「あれが呪霊!」
基本、前線に出ない家入は呪霊を見る機会が無いが故に目の前の呪霊に気圧されていた。
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「……腹に力いれて呼吸をして」
晴蓮の言葉を聞き、腹……家入はおそらく丹田の事だろうと判断し、丹田に呪力を回し、深呼吸を二、三度行い平静を取り戻す。
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「大丈夫、ナニか有っても僕がカバーする、気付かれる前に雑木林に吹き飛ばす」
「オッケー、やってみる……シン・巌流:格闘術〈
呪力の塊で呪霊を部屋にある窓を壊しながら狙い通り学校裏の雑木林に吹き飛ばす。
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「ナイス、硝子。このまま畳み掛ける〈百斂〉
吹き飛ばした首までしかない呪霊に撃ち込み追い打ちをする。
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「このまま外に行こう、呪霊を学校から更に遠ざける」
「分かった、私が先行する!」
家入は壊れた箇所から雑木林に飛び出し腰に佩いた刀を抜き放ちシン・巌流を繰り出す。
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「シン・巌流〈
着地と同時に突進し斬りつけ、攻撃を受けた呪霊は悶え呻くだけで攻撃をしてこず晴蓮はナニかに気が付きながらも、校内から穿血で追撃をしながら校内に戻ろうとする呪霊を雑木林に縫いとめる。
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「ぎぃ、ア"ア"ア"ア"、ワ…シ…ァ、モッ…ア"ア"……シテ…レ、」
「……アンタがナニをしようと既に間に合わなかった、だからそう悔やまなくていい……せめてもの温情だ、安らかに逝け」
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『シン・巌流:抜苦の相』は与楽の相と同じ構えの有るシン・巌流の一つ。
左足は直立し右足は半歩前に出し踵を着けた姿勢をとり、
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『シン・巌流:抜苦の相』はシン・巌流を行使した者と周囲に存在するモノの呪力を緩衝させ『抜苦』即ち、シン・巌流と対峙する者の『苦を抜く』技術であり、負の感情を持つモノ達が用いる手段である、呪力を『他者に苦痛を与える要因』と
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そしてこの技術を開発する際に根底に在ったのは『他者を憐れみ……悲を以て苦しみを同感』する事であり、他者を慮る事ができない者には扱えない技術でもあった。
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「……硝子、今の内に」
「任せて、シン・巌流〈
納刀していた刀を鞘の中で呪力を爆発させ抜刀し呪霊を一瞬で相手を切り刻む。
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「残心は解かないように。呪霊が消えるまではナニが起きても対処ができる様にする」
晴蓮の言葉に首肯で返し、額に玉の汗が垂れ落ち目に入ろうとも周囲の警戒を怠らず納刀した刀に手を掛けたまま佇む。
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「………どうやら、無事祓えた様だね。お疲れ様硝子」
「……クゥッ、ハァ……ハァ……あああ、つっかれたー。何、アンタ等こんな事いつもしてんの?有り得ないんだけど」
「今回は運が良い方さ、呪霊側に敵意も害意も少なかったからね」
困ったな初めての実戦がこの類いの呪霊か……どうしたものか。
「ねー、セイ。呪霊ってさ……全部が人間憎しってヤツなんじゃないの?」
「負の感情にも色々有るでしょ?
人間の感情は
「ふーん、そっか……」
「あ、こういった呪霊は基本いないと思ってね、スッゴい珍しいヤツだから」
「だよねー……呪術師ってさ何なんだろうね」
「さぁ、僕にも分からないさ。ただ……それが分かれば呪いは無くなるんじゃないかな、きっと」
「あー、疲れたー帰って休みたーい」
「……聞いて無いね硝子、それとまだまだ帰れないよ、次のお仕事が有るからね」
「うへ~、忙しすぎんでしょ」
「呪術界は万年人手不足だからねぇ、一人に割り当てられる依頼量はどうしても多くなるのさ、特級である僕達は尚更ね。さ、硝子。次行こう次、先は長いよ」
「マジ帰りたい」
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「花田場さん、終わりましたので後はお願いしますね、それと建物が少し壊れてしまったので修理費の請求は僕の方に」
「畏まりました、その様に取り計らいます」
堅物ミーハーだけど仕事はしっかりこなすからなこの人。
「じゃあ僕達は次が有るので行ってきます。ほら硝子、行くよ」
「うへ~い」
まぁ気持ちは分からんでも無い、が、それはそれコレはこれ実戦経験は有って困らないからね。
晴蓮が巨大化させた肉雫唼を出し二人で乗り込み空を飛んで行く。
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「はい、到着。ここも一級案件ですが一つ、さっきの所とは違う事があります」
「聞きたく無いけど、いちおー聞いとく、何が違うの」
「はい。ここは数日前まで準一級案件でした、なので既に他の準一級呪術師が複数名来ております、なのに何故まだ残っているのか……はい、硝子くん何故でしょう」
「来た準一級呪術師が対処できなかったから?」
「その通り、来た人数は三人。内一人は死亡、内一人は腕の欠損、最後の一人は脇腹が抉れてはいたものの術師一人担いで逃げきるのに成功。
この結果を以て上層部はこの現場を準一級から一級案件に格上げ、んで、僕が今回のに役立つかなって思ったので貰ってきました、以上何か質問は有る?」
「大有り大有り!!な ん で!そんなモン貰ってくんのさ」
「そりゃ一度や二度くらいは死線くぐり抜け無いと成長しないじゃん?ああそれと、ここ一級案件だけど多分、一級でも上位に入ると思うよ。
何せ準一級術師が三人いても祓えなかったからね、術師と呪霊の同じ等級でも強さはイコールじゃ無い、術師の等級は同等級の呪霊を一人で祓えるからその等級に認定されている、だから同等級の呪霊に殺されるの事は基本的にあり得ない」
「そもそも何故、準一級案件に三人の準一級術師が派遣されたのか……その時点でおかしいよね、上は何を考えているんだか」
アレらをある程度は自由にさせているとはいえコレはおかしい、準一級を三人行かせるならその時点で一級案件にして一級術師を派遣させればいいハズだ、まるで
「ねーセイー、マジでここヤンの?」
「当然、じゃなきゃ来ないよ。大丈夫、僕がいるから死なないよ」
心底イヤそうにタメ息を吐きながら空を仰ぎ「行きたくねー死にたくねー」とぼやきながらも立ち上がり「逝きますか」と気合いをいれる。
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「あ、あの~。帳、張り終えました」
「有り難う、朝倉さん。安全地帯まで下がっていてね」
「分かりました」と答え車に乗り込み安全域まで下がる。
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「さぁ、行くよ硝子」
「やるしか無いし、やってやんよ」
そうそう、その意気その意気。
「僕もサポートするから緊張感持ちながら気楽にやろうね」
「は?サポートって……セイが主導でやるんじゃないの!?」
「それだと実地訓練にならないでしょ?危なくなったら手を出すからダイジョブダイジョブ」
「あ"あ"あ"、マジで帰りたい」
「パパッと祓えば帰れるから」
明日も別の依頼あるけど、言わない方が良さそうだな。
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「アレだねー、キメェ」
「うっわ、目に毒じゃんマジで、さっきの呪霊が特殊って意味が良く分かった」
「それは何より。じゃあ、ガンバ」
「ふぅ……ヤるか。
シン・巌流〈
数歩で呪霊に近付き抜刀し一瞬で切り刻み間を置かず斬り返しで呪霊を浮かせると同時に飛び上がり叩き斬り落とす、すると耳障りな悲鳴とも叫びとも分からない声をあげ家入に襲い掛かるが『シン・巌流〈鬼殺し〉』で攻撃を受け流し斬り付ける。
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へぇ、及第点と聞いてたけど中々に凄いじゃないか、これならもっと厳しくしても良さそうだ。
すかさず納刀していた家入は、人の形をしている呪霊の足元を居合技の『シン・巌流〈
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ふぅぅ……固かったけど片足は斬り飛ばしてやった。でもまだ相手は健在、セイは私にしかできない事をやれと言ってるし、どう言う意味?私にしかできない事……反転術式?正の呪力は呪霊にとって天敵、もしコレの事ならシン・巌流に正の呪力を使えって事?また無茶な注文をしてくれる、良いじゃんやってやんよ。
集中しろ意識を研ぎ澄ませ反転呪力を刀に廻せ……呪霊だけを見ろ!
どちらかと言えば与楽の相と抜苦の相が逆な気がしてきた。
こういった呪霊もいてもいいかなって。
現在絶賛スランプ中。