「さて 俺の相手はお前でいいんだな?」
右手で額のゴーグルに触りトカゲ型の化け物を睨む、確か呪霊とか本に書いてたな
「よっと」
地面を蹴り上げトカゲの顎を蹴り上げる
「ゲギヤァ!?」
ゴムみたいな実感した奴だな、ならこいつかな
〝フレイローズ〟 〝ヒーケスキュー〟
薔薇の龍のケミーが火を吹きサイレンを鳴らしながら消防車ケミーがカードから現れる
〝ガッチャーンコ!〟
生成されたフラスコに俺とフレイローズ ヒーケスキューが入り1つとなり新たな錬成を行う
〝ヒーケスローズ!!〟
「姿がまた変わった! なんだよあの術式!!」
鳥型の呪霊を蹴りで叩き落としながらこちらを見てる白髪 よそ見してていいのだろうか?
「ふっ!」
ソーニスプラッシャーから高圧の水流を放ちトカゲ型を吹き飛ばし壁にぶつける
「まだまだ! おらよっと!!」
両肩のローゼスアラートで制御されたホースを伸ばし呪霊を捕まえジャイアントスイングの容量で上に投げ飛ばす
「こいつでFinishだ」
〝ヒーケスローズフィーバー!!〟
右腕のソーニスプラッシャーからの水圧を細く勢いを出しそのまま投げ飛ばした呪霊を叩き切るように振り下ろす
トカゲ型は逃げることも出来ず真ん中から切り捨て塵となって消えていく
「それでこれはなんのマネだ?」
呪霊を祓った所白髪の男はこちらに蹴りを入れてきたので右手で防御し一応質問してみる
「お前誰だよ? 呪力も感じねぇのになんで呪霊が見える!祓える!」
質問は1つずつの方がいいのだが
「あいにく呪力というのは知らんな 呪霊を知っているのは本で読んだから祓えるのはまぁ力があるって事だ」
「それではいそうですかってなるかよ!」
そのままさらに蹴りを入れてきたので手を離しソーニスプラッシャーから弱めの水を出し押しのける
「冷て! 姿は変わるし能力も変わるしかも六眼でも術式がよめない なんだよこいつ」
「悟 ここは私が…まだ敵かもわからない」
「おいおい 一応は助けてやったのに随分とした礼だな」
「助けて貰ったことは感謝するよ まぁでも君の事を知りたいのも事実大人しく着いてきて貰えないかな?」
あきらか警戒してんな なんか呪霊もあいつから出てるしムカデ型…大方断ったら拘束でもする気かね
「あいにくそこまでしてやる気もないし付き合うギリもないな」
〝カマンティス〟
「それは残念 だ!!」
ムカデ型がこちらに迫るがカードから現れたカマンティスが腕の鎌でムカデ型を切り刻む
「チッ!」
「やるなら見えないようにするんだな……そういやそこの女 怪我はないか?」
ドア前にいた女…俺が入ってきた時襲われそうになってた奴に聞く
「おかげさまで 私もお礼したいからついてきて欲しいなぁ」
「あいにく礼が欲しい訳じゃないんでね たまたま通りすがった錬金術師って事だけ言っとくよ」
床にソーニスプラッシャーからの水を放ち目眩しをする
「ッ……まて!!」
今度はイカかな?の呪霊を放ってくるのが水の奥からぼんやり見えたがそれを無視し裏口から出て逃げおおせてやった
「まっ たまには暴れられたからいいだろ お前ら?」
「逃がしたか!」
「高専へ戻ろう悟……その前に新しい補助監督を呼ばないとね」
「アイツは後で俺が処分しとく…おそらく上層部の嫌がらせだろ くっだらねぇ」
さっきの男…私助けて貰った身だし感謝はするけど誰なんだろなぁ
「今度はゆっくり会ってみたいな」
夏油の電話から夜蛾センの声が聞こえる どうやら夜蛾センが迎えに来てくれるらしい
1時間ほどで来てくれるらしいからそれまではここで待機、クズ共はここに連れてきた補助監督を〆に行った
「錬金術師か」
「はい 彼はそう自らを言っていました」
夜蛾センと合流してとりあえず教会の椅子に座り報告を始めた…ちなみに補助監督は夜蛾センのぬいぐるみ達に見張られてるウケる
「大体呪力も感じねぇし残穢もない 手がかりもねぇよ」
五条は椅子に足を乗せて投げやり 大方自分が適当にあしらわれたのも気に食わないのだろう
「心当たりがある」
「「「マジ?」」」
夜蛾センが言うには太古に外から つまり外国から錬金術師が渡り知識を残したのだとかそれは呪力より更に使える物が限られだんだん表の歴史から消えていったのだとか
「悟が知らんのも無理は無い 呪術師のように家系で統一されたものでもないからな、文献にも古いものしか残っていない」
そもそもが余り記録にもなく足取りまでは追えないとの事
なんだ期待したのに
「そちらは俺の方でも調べてみよう そこまでの力があるならこちら側の戦力としても手に入れたい ましてや錬金術師はほとんどが謎に包まれている」
「俺も探す……あんな強いのは見た事ねぇし上の奴らも喉から手が出るほど欲しいだろうしな先にこっちで囲んじまおう」
五条も謎にやる気出てるし まぁ今回ので上層部の奴らにはいよいよ愛想尽きたから嫌がらせ半分だろうね
「でも手がかりが無さすぎる…御三家の様に広くも残っていないのでしょう?」
「あぁ…元々錬金術師はあまり表に出ないし呪術界とも関わりは薄い 精々呪霊を祓っていたくらいしかわからん」
「昔錬金術師がいた家系探ればいいんじゃね? 記録それくらいはあるしょ」
五条が夜蛾センに言ったが首は横に振られる
「そもそもが古すぎる ましてやその家計に必ず錬金術師が生まれる訳では無いからな相伝の様な形にもならんから記録には残っていない」
「でもさ あの人この辺に住んでんじゃないの?」
「硝子…流石にそれはアバウトすぎるよ」
夏油は苦笑い 五条はニヤつきながら首を横に振ってる
「中々表にも出てこねぇヤツらがそんなポンッて「いや家の近くでうるさいって言ってたろ」あっ」
このクズ共が…
「あの人はここに来た時家の近くでうるさいって言ってた 帳が貼ってあるから音は聞こえてないかもだけど見える位置には住んでるんじゃない?」
「「それだ!!」」
お前らもいたのになんで忘れてんだか…これだからクズ共は