「また来たのか…」
煙管を片手に門の先にいる2人に声をかける
「当たり前じゃん お前みたいなやつほっとけるか」
白髪は相変わらずの不遜な態度でこちらを威嚇するように獰猛な笑みをむけてくる
「天魔さんそれ煙管? レトロじゃ〜ん」
女の方は煙草を咥え煙管に興味があるのか白髪よりは後ろから見てる
「いい加減諦めればよかろうに…よほど暇なのか」
「暇じゃねーよ! お前こそ毎日家にいるみたいだし暇なんじゃねーの?」
煽るような笑みに変え恐らく挑発したいのだろうが
「挑発とするならばガキみたいなもんか…なんというかお前は幼いと言うより世間知らずか」
「はぁ?」
乗ったか…やはりガキだな
「さっさと帰れと言いたいが 仕方ないお前が俺を倒せたらなってやろ呪術師と言うやつにな」
「へぇ……後悔すんなよ」
「んじゃ 私がスタートって言ったらスタートね」
「スチーム!!」 「ホッパー」
「変身」 〝スチームホッパー〟
「準備良さそうなんで スタート」
「オラよ!」 「はぁ!」
白髪のパンチにこちらは蹴りで対処する そこからは打撃の連発
白髪の方が拳でこちらが蹴りリーチ差を上手いこと向こうは体をそらしたり拳で弾いてこちらの攻撃をいなしている
「だが こうすれば問題なし」
「しまっ!」
向こうの拳を上方向に弾き体制の崩れたボディに蹴りを打ち込む…打ち込んだはずだが
「残〜念俺には無下限があるんだよ!」
足を捕まれ投げ飛ばされる…無下限?
「見えない壁…空気を壁にしたが正しいのか」
しかしこれは面倒だ…ここは1度様子を見るか
〝ガッチャートルネード〟
「何も無い所から武器をだす…錬成って奴なわけ?」
「その通り 後は当たって考えろ」
ガッチャートルネードのグリップを引きエネルギーを圧縮し矢形にし放出する
しかしこれも見えない壁に阻まれる
「これも弾かれる…音はしないから壁では無いのか まだわかんな」
「カニ!」
メカニッカ二のケミーカードを取りだしガッチャートルネードに装填する
〝ケミーセット!〟
グリップを引くとエネルギーで形成された砲身が二門出現しエネルギーを充填していく
〝トルネードアロー!!〟
グリップを離し砲身からエネルギーが放たれ白髪を飲み込む
「やべぇ威力…俺じゃないとやられたかもね」
砂煙がはれて白髪が無傷で現れる しかしこうも効かないとすれば考えられる可能性は
「攻撃自体が届いてない…空間というより距離や長さによるものか」
「マジか 鋭すぎるだろ」
なるほど距離という憶測は当たりか…ならやりようはある
「交わさなきゃ怪我するぞ」
トルネードのグリップを引き矢を放つ
「そんなわけッ!? なんで」
交わしたか ふむだがこれでいいようだな
「無下限を突破された…何をした!」
何をした? 簡単な話しだ
「届かないなら届くように情報処理して再錬成したんだ そうすれば当たらない攻撃だって当たる」
「マジかよw……マジで強すぎだろ」
「特別サービスだ 新しい姿を見せてやる」
〝ゴルドダッシュ! メカニッカ二!〟
「ダーシュ!!」 「カニ!」
〝ガッチャーンコ ゴルドメカニッカー!〟
「ゴツくなったな…それ動けるわけ?」
「心配無用」
「足は早いんでな」
「後ろ! いつの間に」
両腕のレールガン ビードロフォークから火花を放ちレールガンが発射される
「くっそ! うおらぁ!!」
空中で身を捩りながら蹴りを放ってくるが腕で防ぎ両肩のマルチプルトルクローで白髪に狙いを定める
「それはやばそう!」
空いてる足で俺を蹴り押し後ろにバックステップする
「術式順転 蒼!」
これは…引きづられてるのか ならば
〝ゴルドメカニッカーフィーバー!!〟
マルチプルトクローとビードロフォークを白髪に構えエネルギーを球体状に圧縮しレールガンの速さで放つ
高速で放たれた球体と全てを引きずり込まんとする蒼い球体とぶつかり合いエネルギーが破裂する
「くっ…無事か女」
「前もこんな事ありましたね〜 私家入硝子です」
破裂したエネルギーの規模が強く危険を考え急いで女…家入の前に移動しエネルギーの余波から守ったがこんな時に自己紹介するか?
「それより五条大丈夫ですかね?」
五条? あの白髪の名前か
まぁあいつは無下限?とかいうやつで防いでるだろう
「マジで規格外…お前強すぎだろ」
所々から血を流し立っていた 無下限が少し遅れたか
「まだやるか?」
「ははっ 勿論今ならできる気がする」
さっきとはまた別のエネルギーの流れ…蒼ではなく濃ゆい赫色の球体
「離れてろ家入 あれは巻き添えではすまんぞインフェニックスついててやれ」
「 フェーニクス」
「術式反転 赫!!」
「行くぞ スチームライナー」
〝ケミーセット! トルネードアロー!!〟
「スチーム!!」
ガッチャートルネードから放たれたエネルギーがスチームライナーの形を型どり五条?が放った赫い球体とぶつかり拮抗するが…赫の球体にヒビが入る
「まだ不完全か…しょうがね今日は負けといてやるよ」
赫の球体をエネルギーの汽車が突き破り五条を弾き飛ばす
「くっそー!負けたか…」
「それはもうボコボコだったなww」
「うるせー!!」
あの後気絶した五条を仕方ないから屋敷の客部屋に入れ家入が治療すると目を覚ました
「次は俺が勝つからな!」
「まだするのか…」
「起きたかしら? ご飯食べていかない?2人共」
「マジ?俺腹減った!」 「少しは遠慮しろクズ」
起きた途端元気だなこいつ…
「すみません芽衣子さん」
「いいのよ お客さんなんて珍しいじゃない」
伏黒芽衣子さん 甚爾の奥さんで俺が甚爾と出会うきっかけの人だがそれはまた今度にしよう
「とりあえず保護者に連絡しとけ」
伏黒芽衣子
伏黒甚爾の奥さんで恵の母親、普段は天魔家にて家事などを行っておりしっかりお給料も払われている(天魔が無理にでも渡している)
甚爾と恵が大好きで天魔の事も大事な家族として大事にしている