3.5周年サイコー!!!
ただ、ホシノ。君なんで天井まで来なかったんだい?
君が来る間に水着ハナコやらクロコやらワカモやらがたくさん来てくれましたよ?
ハナコの良さに気づいて私の推しはハナコになりましたよ?
これだからホシノは……いや、アロナか。
アロナ、あとで裸土下座な。
「チッ、避けられた」
カリンの発したその言葉を聞き、許可を出す。
「アカネ、やれ」
「では、遠慮なく」
アカネが手に持っているスイッチを押した瞬間。
橙色の爆炎がアスファルトを割り、燃え上がった。
ここからでも分かる熱気に微動だにせず、目標を捉え続ける。
「恐らく、まだ生きているかと。カリン、お願いできますか?」
「ああ、問題ない」
二発目。
弾丸は、まっすぐ飛んで行き───
頭に直撃した。
「よし……。任務完了だ」
カリンが、達成感を顕にしながら呟いた。
*セーブデータが 若干 上書きされていた。
*そこからなら また 蘇れるだろう。
*起きろ。
*ケツイを 力に 変えろ。
*……。
*この身体の 主導権は もう お前のものではない。
*残念だったな。
彼女たちの仇を討ってみせる。
そう思うと、少し力がみなぎった気がした。
■
「”まず、先制攻撃だ”」
「”やってくれ、カリン! ”」
「了解だ」
火薬が爆発した音が、背後から鳴り響いた。
輝いたマズルフラッシュが、夜明け直前の夜空を切り裂く。
銃口から放たれた弾丸は、目標に向かい真っ直ぐ飛び立って行った。
「チッ、避けられた」
カリンの発したその言葉を聞き、許可を出す。
「アカネ、やれ」
「では、遠慮なく」
アカネが手に持っているスイッチを押した瞬間、橙色の爆炎がアスファルトを割り、燃え上がった。
「恐らく、まだ生きているかと。カリン、お願いできますか?」
「ああ、問題ない」
二発目。
弾丸は、まっすぐ飛んで行き───
コンクリートの地面に着弾した。
直前に、あの子供が背後に跳躍していたからだ。
「チッ、また外れた」
これでやれると思っていたのだが。
瓦解しかけた作戦を頭の中で再度組み立てる。
アカネの方を振り返り、問いかける。
「アカネ! 爆弾はあと何個ある!?」
「設置したものがあと63個、手持ちが30個です。さらに追加で、このビル、周りの3棟ごとあいつを消せるようにもなっています」
「上々だな」
息を吐く暇もなく、報告が入る。
「リーダー、標的を見失った」
「くそッ、逃げられたか!?」
「いや、こっちに向かってきてる! このビルに入ったよ〜!」
「ここまで来るのも時間の問題か……」
自身が一番前、その後ろにアスナ、アカネ、カリン、そして先生の順に隊形を整えた後、思考を巡らせる。
いざとなったら1on1だな。
ため息をついて、やってくるであろう敵に警戒する。
こうなってしまったら、安易に爆破させることも出来ない。巻き込まれてしまうリスクが大きい。
そんな考えがずっと続くほど、体感時間は長かった。三分と言ったところだろうか。
階段を登ってくる音が止まった。
つまりは、ここに着いたという訳だ。
姿が確認できないので、踊り場で待機しているのだろう。
「さっさと顔出せよ……!」
言った瞬間、奴の服の裾が見えた。
気づけば、こちらに駆けて来ていた。
その手には、何か筒状の物が握られている。
特徴的な形。何回か目にしたことがあるそれの名前を叫ぶ。
「閃光弾かっ!?」
奴の持っていた筒は、こちらに向かって、回転しながら飛んできた。
防御する間もなく筒は炸裂し、音と光が縦横無尽に飛び回る。
「ぐうっ……」
思わず声が漏れる。
瞬間、横を何かが通り過ぎた。
発生した風が身体に当たった。
十中八九、あいつだ。
━━━何故一番近い奴を殺しに来なかった?
気づいた時には遅かった。
「きゃあっ!?」
「───アカネ!?」
バッ、と振り返り安否を確認する。
怪我らしい怪我はどこにも無かった。
それにただひたすら安堵し、駆け寄っていく。
「おい、何かされなかったか───スイッチはどこだ?」
「あいつに取られ───」
アカネが指差した方向は、柵だった。
走って近づき下を見下ろすと、すでに地上に降りていた。
飛び降りた? この高さだぞ? 普通の人間なんじゃなかったのか?
クッションになるようなものは無い。強いて言えば
「どうやって行ったんだよ……。化け物かよアイツ」
意味のない悪態をつく。
さっさとアイツからスイッチを取らなければならない。
カリンはまだ動けない。
狙撃は無理だ。
なら、エリドゥでやった時みたいに駆け降りるか?
いや、高さが足りないな。
そんな思考の意味は無く。
奴の手が動くのが見えた。
「くそッ! お前ら逃げ───」
奴の手のスイッチが、押された。
その瞬間、先生含むC&Cは、爆発に飲み込まれていった。
■
地獄。
少しありきたりな表現かもしれないが、今はそれしか表現が思いつかなかった。
案外軽い体を動かして、状況を確認する。
熱い空気。
全てを飲み込もうとする炎。
焼かれた雑草。
コンクリートの瓦礫。
「あいつらは……いや、先生!」
先生はキヴォトス外の大人だ。
銃弾一発でも死ぬ危険性があると言うのに!
こんな爆発に巻き込まれればひとたまりも無いだろう。
あいつらなら大丈夫。
これくらいで体が吹っ飛んではいない、そう思った。
「考えるより体動かせ……っ!」
先生は、瓦礫の下敷きになっている可能性もある。
もしそうなら、迅速に救助しなければ、命が危ない。
目の前に重なった瓦礫を一つずつ退けながら、機器の確認をする。
「トランシーバーは……壊れてるか」
エンジニア部製でこのザマだ。
今動けているのは自分だけかもしれない。
■
瓦礫をかき分け始めて二十分ほど。
先生の足らしきものが見えた。
「やっとみっけたよ……」
足から顔にかけての瓦礫も退けていく。
そうすると、傷ひとつない先生の姿が見えてくる。
奇跡的だ。
「おーい先生、聞こえてるかー?」
「”うう……。うん!? ネル!? ……ってここは!? ”」
「さっきのビルの瓦礫だ。標的に爆破された」
「”……そうか”」
先生は、苦しそうな顔をして何か考え始めた。
作戦か、それとも、また別の何かか。
知る由もないことだが、気になる。
そんな気持ちを抑えて、自分の次のやるべきことを伝える。
「じゃあ、あたしはアイツら探してくる。先生は場所変えて休憩しててくれ」
「”……そうだね。くれぐれも、死なないように”」
「はっ、あたしが死んでる姿思い浮かぶか?」
「”……あはは、杞憂かな”」
「そう言うことだがら、じゃあな。……先生も死ぬなよ?」
「”ああ、もちろんさ。生徒がいる限り私は死なないよ”」
「安心したよ。じゃあ……」
「”うん、またね”」
保証されない約束を交わして、先生と私は逆方向へ歩いて行った。
■
歩き始めてかれこれ一時間経った。
カリン、アカネは生存を確認。まともに動ける状態ではなかったので先生の元へ。
ただ、アスナだけが居ない。
まぁ、アイツは運がいいから助かってるのだろうけど。
瓦礫を蹴ると、カラカラと小気味良い音を立てて転がっていく。
小さくても、瓦礫の山を見つければ中を確認する。
めんどくさいことこの上ないが、仲間を置いていくわけにはいかない。
そんな具合で捜索していると、運が良くアスナの足が見えた。
足はバタバタと動いていた。
頭の方は瓦礫がある感じではない。完全に仰向けになっている感じだ。
「遊んでんのか? おーい、アスナ〜?」
呼びかけても返答がない。
よほど夢中なのだろうか?
一体何が……?
少し走って行って、全体を見ようとした。
その判断は、間違っていなかった。
「……は?」
アスナが、苦しそうに藻掻いていた。
首を締められていた。
首を握った手を辿ればそこには━━━
「死ねッ!!!」
自分でも何をしたのかわからなかった。
気づけば場所は変わり、奴は数メートル先に転がっていた。
奴の鼻からは血が垂れており、靴には血が付着している。
直感で、奴の顔面を蹴ったんだと分かった。
後ろで、アスナが激しく咳き込む音がした。
駆け寄っていき、膝をついて抱きかかえる。
「おい、大丈夫か!? しっかりしろ、おい!」
「……り、リーダー……? 私は、だい、じょう……ぶ……」
そう言うと、アスナは気を失い項垂れた。
「こんな状態のやつが大丈夫なはずねぇだろうがよ……!」
怒りを顕にし、奴の方を見る。
もう既に立ち上がっており、どこで手に入れたのか分からないバーガーの様な物を食べ、こっちを見てきた。
ああ、ムカつく。
こんなにも不快感を覚えたことは無い。
なんでそんな顔でいられる?
「おい、お前」
「地獄に行く準備は良いか?」
「なら、覚悟しとけよ」
「━━━ウチのアスナに手ぇ出したこと、後悔させてやるからなァ!!」
瞬間、二丁のサブマシンガンが火を吹いた。
1on1
ファイッ!!!
そろそろエンドを決めたいところ
今のところはバッドエンド有利ですね!
ハピエン推しの皆様方、ファイトです!!!
皆様は3.5周年どうですか?私はまだ水着アリウスがあるということに絶望を感じています。
それじゃ!
あなた方が望むのは?
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ハッピーエンド
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バッドエンド