彼女の初恋の相手は、親戚の2歳児だった。
彼の名前は『らぃや』。らぁらは彼を恋愛に準ずるレベルで愛している。理由は『イケメンかつプニプニ』要するにイケメン幼児だから。そして今日、らぃやが親戚の人と一緒に久々にらぁらの元に訪れ、1泊2日滞在する事になったのだ。で、らぃやからのお誘いにより、らぁらは彼と待望のデートをする事になったのだ(みれぃたちがなぜかコソコソ尾行しているのを知らずに)。
「ねえらぃやくん、今日はまずどこで遊ぼっか~♪」
「こうえん♪だいしゅきならぁらとこうえんであそぶ♪」
(キューーーーン♥ やっぱりらぃやくんかわいい~♥、あたしこの子と結婚したい~♪)(///▽///)
こうして公園で遊ぶ事になった2人。一緒にブランコに乗ったり、すべり台を滑ったり、砂場で遊んだり、一緒にアイスクリームを食べたり(らぃやの口に付いたアイスをらぁらが口で取ったり)、一緒に写真を撮ったり・・・。2人にとっては至福そのものである。
「あ~楽しいな~、ねえ、らぃやくん、次どこへ行く?」
「らぁらのライブ見たい♪」
(ラ、ラ、ラ、ライブ???この子あたしの素敵なライブ見たいの??あぁぁらいやくんかわいいいい♥)
こうしてらぁらはらぃやを連れてプリパラタウンへ。らぃやはヤギの格好をして入り。らぁらに抱きかかえられながら一緒にプリパラ中を散歩した。
「めが兄ぃさん、今からこの子にライブ見せるから、預かってて!」
「え?いいですけど、何でまた・・・」
「この子に私の事、もっと好きになって欲しいんです♥」
そう言うとらぁらは、そのまま受付の方へ走っていった。
「???」めが兄ぃは不思議そうに首を傾げていた。
らぁらのライブが始まった頃、さっきから尾行していたみれぃ達が到着した。
「あの~らぁらさんに、何かあったのでしょうか?」
らぁらのライブを見て喜ぶらぃやを抱いているめが兄ぃがみれぃ達に質問をしたところ
「らぁらはショタコンだったんだよ」
「私の知ってる恋愛とは違うわ」
「私が以前らぁらに罰の子供の世話を行うよう命令した時喜んで受けてた事あったから、子供好きだとは思ってたけど、まさかここまでとは思わなかったぷり・・・」
「私達はてっきり、らぁらの恋人はひびきさんかレオナかめが兄ぃさんかと思ってたの」
と回答。特にみれぃは何か寂しそう+悔しそうだった。多分らぁらをショタに寝取られたと思ったんだろう。
「なるほど、恋がらぁらさんを変えたという噂は一昨日聞きましたが、本当だったんですね」
「あ、いえ、厳密にはこれは恋ではなく、えーと・・・」ふわりは戸惑っていた。
なんだかんだでライブは終了、らぃやはらぁらの元に戻り、みれぃ達は再び隠れた。
「ねぇねぇらぃやくん、私のライブはどうだった?」
「らぁら、かわいい♥」
(きゅうううううううううううん♥♥)(///>◡<///)
とまあ、こんな感じで一日は過ぎて行った。らぃやはらぁらに甘えておんぶしてもらい「らぁらのせなか、ポカポカ・・・」と言いながら、らぁらと帰宅するのであった。
それを見ていたみれぃは寂しそうに回答
「らぁらのトリセツに"らぁらの彼氏はらぃやくん"って追加するぷり。らぃやくん、らぁらを絶対幸せにするぷりよ・・・」( ノД`)シクシク…
「僕がいるよー♪」
「ドロシーはお呼びでないぷり!」
そして2人は、らぁら宅に帰宅。
真中一家+らぃや一家での食事。らぁらは嬉しそうにらぃやにスプーンで食べさせたり、らぃやの口を拭いたりした。その表情は、とても嬉しそうだった。
一緒にお風呂にも入った。らぁらはらぃやの小さな体を洗いながら(あぁ、あたしはあんなにぷにぷにな小さい体を・・・心がポカポカするなぁ・・・)と思うのであった。
風呂上がりの後は一緒に遊んだりした。お馬さんごっこをしたり、物真似ごっこをしたり・・・のんも混じって楽しく遊んだ。らぃやが遊び疲れて眠ったのは9時ごろだった。
らぃやがらぁらのベットでスースー寝息を立てている傍で、らぁらとのんが話す。
「お姉ちゃん、相変わらずらぃやくんが好きなんだね」
「うん、大好き♥ 小さくて可愛くて素直でプニプニしてて・・・」
「でも10歳も年下なんだよ?それに年に数回しか会わないのに・・・」
「それでもいい♥ らぃやくんとの出会いや思い出は、私のハートに焼き付いているから♥」
実はらぁらがらぃやに対する思いには、ある理由があった。
丁度1年前のファルル事件。ファルルを目覚めさせる為にらぁらは必死で頑張ったのだが、一方で自分のせいでファルルが停止してしまった事に罪悪感と悲しみを感じていた。
そんな中出会ったのがこの2人。当時らぃやは1歳くらいで、まだ歩きはじめたばかり。こっそに部屋の中で落ち込んでいたらぁらの傍によって撫でてくれた。
「君、もしかして、あたしをなぐさめてくれるの?」
らぃやは素直にうなずいた。この純粋さに心を惹かれたらぁらは、らぃやを強く抱き締めた。
「ありがとう・・・大好き!」
それ以降、らぁらは彼を全力で愛する様になったという。
「またいつか会えるかは分からない。でも、今日の思い出は絶対に消えない・・・」
「単にらぃやくんといちゃついてただけでしょ?他人から見たらベタベタな姉弟に見えるけど、何となくショタコンっぽくて恥ずかしいじゃん!」
するとらぁらは顔を赤らめて言った。
「だからみれぃ達にはナイショにしたんだよ・・・」←もう遅い、みれぃ達にバレました。
その夜、らぁらとらぃやは一緒のベットに並んで寝ていた。らぁらは子守唄を歌った後、らぃやの寝顔を見ながら思った。
(また会ったらいっぱいデートしようね。そして16年後になったら絶対結婚しようね。私は28歳になってるけど、その間にアイドルとして全力を尽くしながら待ってるからね。おやすみ、私の世界一大好きならぃやくん)
らぁらはらぃやの頬にキスをし、らぃやを抱きしめ、そっと眠りについた。
その夜、夢を見た。
らぁらはウエディングドレスを着ていた。その目線の先には一人の男性がいた。18歳にまで成長し立派なイケメンになったらぃやくんであった。
「らぃやくん、ついにこの日が来たね」
「らぁら、小さい頃からずっと僕を愛してくれて、ありがとう。これからも、お互いずっと幸せでいこうね」
「ありがとうのかしこま!」
そして2人は、皆に祝福されながら、そのまま誓いのキスへ・・・
そんな夢を見る2人の表情(寝顔)は、とても幸せそうだった。
後日
らぃやとのデートを経験したらぁらは、ますますプリパラとしての腕を磨いていった。
「らぃやくんが私のライブを褒めてくれた事、本当にうれしかった!だからもっともっと頑張れる!」
そして、あの時らぁらがらぃやに大量に注いだ母性本能・愛情が、赤ちゃんに姿を変えられた某女神の目にとまる事になった。そして、3rdシーズンの物語へ・・・。
おまけ
「らぁらが小さい子好きだったなんて・・・私もあの子に負けない様に頑張らなくちゃ!」byなお
「らぁらちゃんはあの子と結婚するみたいだけど、ファンとしてはこれからも負けないんだから!」by栄子
「これ以上お姉ちゃんの秘密を知ってしまったらお姉ちゃんのファンがいなくなっちゃいそうで可哀想!今後は絶対秘密を貫き通すようお姉ちゃんに言い聞かせなくちゃ!」byのん