ナホビノちゃんin異世界 作:名無しのナホビノ
申し訳ないです、そしてありがとう。
取り合えず、かなり短いですがこちらを納品します。
「先輩!着物の妖精です。ハイカラでモダンな妖精が居ます」
「こらこら、キリエライト待ちなさい。(一工程以下であの火力の炎だとぉ!)あぁ、うん助かったよ君ぃ」
「こんにちは、藤丸立香です。俺達はノウム・カルデアと言う組織からこの土地の調査に来ました」
「キミ達が、ボルテクス界を消す為に来た、カルメン?だっけ?そんなトコロから来た人間達だっけ?非人間混じっているけど?アレ、聞いていたハナシとチガウ」
着物の妖精は、興味深そうに彼等三人の周囲を飛び回っている。
「待ちたまえ!君、我々の事を知っているのかね?」
「うん、私は難しいハナシはあんまり興味無かったから、聞き流したけど。ナホビノがちょっと前に言っていた」
「ナホビノ?」
「聞きなれない語感ですね、人物名でしょうか?」
「うん、久しぶりにニンゲンを見れて満足!じゃあね」
キャハハと最後に笑い、着物の妖精はその場から姿を消してしまった。
「あ、ちょっと!」
「キリエライト!魔力の痕跡からどちらに行ったか探れるか」
「ダメです新所長。この空間の魔力は異質過ぎて、取り扱いに難が……」
折角見つけた、手掛かりを見失ってしまった一行は、仕方なくあてもなく周囲を散策する。
そして、一行は暫く歩き回って、廃墟となった学校の屋上にセーラ服を着た人影を発見した。
こんな滅びた世界で、まだ人が生き残っているのだろうか?
そんな疑問を抱き、警戒しつつ校舎内へと入ると。
「やぁ、よく来たね」
と、普通にセーラー服姿の女生徒が現れた。
黒髪で長髪、中肉中背、かわいい系の一集団で三番目位の容姿をしている。*1
極々普通の女生徒といった、出で立ちだが、逆にその姿こそ、この場では異様に映る。
「ノウム・カルデアの藤丸立香君、マシュ・キリエライトさん、ゴルドルフ・ムジーク氏だね、ようこそボルテクス界へ、あまり凝ったおもてなしは出来なくて申し訳ないが、歓迎しよう。うん?得意の英霊召喚とやらはしていないのかい?」
「え?」
「何故私達の事を……」
「ちょっと待て、何故我々の事をそこまで知っている!」
彼等にとって、当然の疑問だ。
この地に来てさほど時間が経っておらず、接触したのも着物を着た妖精のみ。
にも関わらず、彼等の事を良く知っている様子を見せてきた。
当然だろう、危険地帯で突然現れた怪しげな人物が、自分達の事を見知っているのだ。
警戒して当然だろう。
「不敬!地を這い
その人物は、いつの間にかそこに居た。
パンツスーツ姿の、褐色肌、緑眼の美女。
その姿と声を認識した時から、空気が物理的に重くなった。
「ちょっと待ってアーちゃん、この人達
藤丸立香は、膝を着き。
マシュ・キリエライトは盾を構えているが、膝が震えている。
ゴルドルフ・ムジークは尻餅を着いている。
(え、嘘でしょ!?アーちゃんうちでは、戦闘要員でもないのに……その威圧だけで膝ついちゃうの!?え、大丈夫なのかな……私が変身したりメタ様とか蠅様が姿見せたらどうなるんだ、アモン様にザオウゴンゲン様も私から見ても特級の戦力だし……そんな苦しそうな表情されても……自己紹介がてらに変身しようかと思ってたけど、やめた方がいいのかな)
「私の付き人が、なんかごめんね。昇降口で話すのも何だし、生徒会室にでも行く?付き人には下がって貰ったから、もう大丈夫だと思うけど……」
だが、何とか立ち上がった彼等は、三人集まって何やらヒソヒソと話し合いを始めた。
「え……と、二階の生徒会室に居るから、話を聞く気が有るなら、ゆっくりおいで?」
遅れた理由は、気分です。
気分が乗らないと、全然筆が進みません。