ナホビノちゃんin異世界   作:名無しのナホビノ

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キャラのエミュが……
書き直すかもしれないけど、取り合えずどうぞ


英霊召喚と終わりの始まり

 

 結局、チェイテピラミッド姫路城の謎を藤丸とマシュは、黙して語らず。

 話題は、タブレットPCに戻る。

 

 「いやね、思わずパクって来たのは良いんだけど」

 

 「思わずで、うちの重要機材をパクるんじゃない!」

 

 「でもね、優秀な錬金術師が造ったんだなぁとは思ったけど。これを動かすハードがデカすぎる!時代は、軽量化に小型化。そう、コンパクト!そう思った私は、錬金術師に対して大人気も無くマウントを取る為に、これを作成しました!このサイズで、なんと、パフォーマンスは元のまま!因みに、名称はトートブック*1と言います。お土産にどうぞ」

 

 「う、うん」

 

 「あ、ありがとうございます?」

 

 「いやいや、おかしいからな。アトラス院の秘蔵っ子が造ったのだぞ。それをポンっと、こんなに小型で薄型にしてくれちゃって……」

 

 本当に何者なんだと言う、訝し気な視線をナホビノの少女と手元のタブレットを交互に見つめながらゴルドルフは思う。

 

 「さて、じゃあ今回のまとめ。君達が知らない用語を改めて教えます。ナホビノというのは、結局のところ、君達で言う所の受肉した神みたいな存在を指す用語です。東京受胎というのは、ボルテクス界という異界を造り出す儀式だと思ってね。ボルテクス界というのは、宇宙卵の内側の魔界の事だと思えば大体それであっています。そこで、なんやかんやすると新世界が創生されます。なんと、今回はそのなんやかんやは終わっていて、現状が最終フェーズに移行しており、私が神の玉座に至ると新世界は爆誕します。もし、中断すれば死産ということで全て無に帰すでしょう、トホホ。こんな物かな、ガチ解説して全部理解して貰えるとも思っていないし、これ位が丁度いい塩梅かな?」

 

 さらりと、今まで謎だったナホビノとは何かについて、触れられ一同は驚愕する。

 

 「馬鹿も休み休み言え、貴様が尋常ならざる存在だとは認めるが、そんな受肉した神が現代に唐突にポップして堪るか!」

 

 「気持ちは解る。でもね、私達の世界だと、唐突に人は悪魔にもなるし、神にもなる、そして突然世界は滅びる。ああ、唐突に世界が滅びるのには共感して貰えるかな?」

 

 「人が突然悪魔になるなんて……あっ!」

 

 藤丸の脳裏に、怪しげな笑みを浮かべる、おはぎ好きな尼僧が浮かぶ。

 

 「おっ!藤丸君には、思い当たる節でもあったかな?ゴルドルフ氏も知識は有るんだろうけど、専門家って訳では無いでしょ?そこで……そろそろ英霊召喚やろうか?私の話ばかりを聞いても、判断が難しいと思うからさ、有識者や武勇が高い人から話を聞いた方が分かりやすいでしょ?大丈夫大丈夫、そのトートブックにコンバーターは入っているから、召喚陣に繋げればすぐにでも召喚可能だよ」  

 

 確かに、ナホビノの少女の言う通り。

 彼女はまだ、カルデアの敵では無いと言っているが、あくまで()()なのだ。

 何かしらの行動を、カルデアが起こし、それを敵対行為と彼女が見なせば、敵になるという事である。

 そんな存在の説明を受け、全て信じ込むのは、藤丸やマシュは兎も角として、ゴルドルフには土台無理な話なのである。

 ならば、魔術の造詣が深いサーヴァントにこの世界を解析して貰ったり。武力自慢のサーヴァントに眼前の少女の脅威が如何程の物かを感じ取って貰うのが良い。

 なるほど、その通りだ。

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 一同は会議室から、開けた校庭のだった場所へと移動した。

 

 「じゃあ、渡したトートブックに『ヘイ、トート』って話しかけてごらん」

 

 「なんて???」

 

 「俺、アン〇ロイド系スマフォで〇phon系に縁が無かったんだよなぁ。よし、『ヘイ、トート!』」

 

 「おい、藤丸!勝手に……」

 

 『おはようございます、マスター藤丸。トリスメギストス起動しました。これより、作戦実行支援を開始します』

 

 「わ、喋りましたよ先輩」

 

 「おお!凄い!」*2

 

 「えぇ……」

 

 「……」*3

 

 『では、シールダー・マシュ。召喚サークルの設営を』

 

 「はい!マシュ・キリエライト、サークル設営を開始します!」

 

 「おい、ナホビノ!これは、一体なんだ!」

 

 『Mr.ゴルドルフ。口を噤んで下さい。()()()()()()()

 

 「気にし無くてもいいのに……でゴルドルフ氏が聞きたいのってこの子の事?」

 

 「逆に気になるわ!え、何に聞かれているの?まさか先程の神霊だとでも言うのか?」

 

 「まぁこの辺りを縄張りにしている神々だけど、本当に気にし無くて良いよ。この子はね、私が君達の拠点に有る、トリスメギストスに分霊飛ばした時に、人造妖精化の兆し見せてたから、私がこっちに持って来たついでに、背中推して自我持たせちゃった!」

 

 「所長、電子の妖精だなんて今更じゃないですか。うちにはBBちゃんだっているんですよ」

 

 『一緒にしないで下さい』

 

 「さらっと神々って言ったか!?一体、何柱神が居るというのだ!」

 

 「そんなの一々数えてられないよ。そんな事より、召喚はよ。不具合は無いと思うけど、私もそっちの召喚術いじるの初めてだから、万が一が無いとも限らないんだからね」

 

 一々数えてられない程の神々が、この地に居る、そういうナホビノの言葉に、一同は息を飲む。

 これはますます、英霊なり神霊サーヴァントを召喚し、戦力と知恵者の確保をしなければならない。

 

 『マスター藤丸、召喚の準備ができました。しかし、召喚するサーヴァントに関して注意が必要です』

 

 「注意なら聞くけど。俺はまだ、何もしていないのに、召喚サークルが光っているんだけど?」

 

 召喚の準備が完了し、マスターがカルデアの霊基グラフからサーヴァントを選別する以前から、既に召喚は始まっており、今まさに、召喚は完了した。

 

 「なんだ、この珍妙極まる土地は、古きエジプトの神秘を感じ取り、来てやったが……マスターよどういう状況だ?」

 

 「確かに、ファラオ・オジマンディアス様の仰る通り。この土地の大気中のマナの質は、私の生前の物と酷似しています。ですが、その濃度は私の生前よりも遥かに濃い。何れかのエジプトの神性が、顕現しているのやもしれません」

 

 召喚サークルより現れたのは、神王と自他共に称し、それに見合う実力を兼ね備えたトップサーヴァントである、ファラオ・オジマンディアス。

 共に現れたのは、自己評価こそ低いものの、強力なエジプト魔術の使い手である、古きエジプトの女王、ファラオ・ニトクリス。

 知識と力、今のカルデアが求めている人材だった。

 

 「おお!ファラオ・オジマンディアス、ニトクリス。今の我々が求めていた人材じゃないか!」

 

 『いいえ、Mr.ゴルドルフ。急ぎ、撤退の準備を。この地にファラオだけは呼んではいけなかった』

 

 一方、マスターの藤丸は状況を伝える為に、サーヴァントの元に駆けつけていた。

 

 「オジマンディアスにニトちゃん!それが、まだ俺達も何が何やらさっぱりでさ。あのナホビノっていう女の子から色々聞いてはいるのだけど……」

 

 藤丸の視線が、ナホビノへと向き。ファラオ達の視線も向けられた。

 

 「ハハ!巧妙に隠蔽しているが、余が、エジプトの神性を見逃すはずがなかろう!そこな、小娘よ、何れかのファラオの縁者と見るが、早々にこの地を治めるファラオを連れてくるが良い!」

 

 「なんと、ファラオを前に不敬な!頭を垂なさい!」

 

 

 ズン!っと空気が重くなった。

 通常の人間では、呼吸が困難になるほどの圧力がこの場に掛かっている。

 その圧力の出所は天空。

 天に、爛々と輝く巨大な隼が現れた。

 

 「アア何ト、嘆カワシイ。何ト愚カナ事カ。我等ノ知恵ニシテ心臓ニ対スル不遜、不敬。汝等ハ、ファラオニ非ズ。万死ニ値スル

*1
名前を隠す気有るの?トライヘルメスやトリスメギストス更に言えば、ヘルメスに対する対抗心なんだ、仕方ない

*2
私の方が、凄いですよ。せ・ん・ぱ・い

*3
←苦虫を嚙み潰したような表情をしている、ナホビノちゃん




ナホビノちゃんの隠蔽はパーフェクトで、普通のサーヴァントでは看破できません。
それを僅かでも感じ取る事は、褒められてしかるべきなのです、ただ、相手が悪かった。

あ、野生のホルスAが現れた!
ホルスB以下沢山のホルスは出るタイミングを見計らっている!

次回、掲示板回の予定
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