寝ているはずだが、少しだけ意識がある、レム睡眠というやつだろうか?
「ヨハネちゃん!!!ヨハネちゃん!!!」
そこにほんわかした声が、耳に入ってくる。うるさくない心地良い声だ。
「ずらまる、なんのよう?」
朝日を直撃した目をこすり、声の方へと首を上げる。そこには、ズラマルが立っていた
「何言ってるズラ!学校に遅れるズラよ!」
何を言っているのかわからない。目覚まし時計は、今だなってな………
「あれ?、つけ忘れてる」
冷や汗が飛び散る、確かに付けたはずだったのに、電池切れ…ではないらしいどうなってんの
「もうヨハネちゃん、行くズラよ」
「ははは、本当に申し訳ない」
学校は、別に好きではないどの道ヌマヅで生まれれば、ヌマヅから出られないのだから、勉強したところで、それが役に立つとは思えない
「はぁ~」
「ヨハネさんここわかるかしら?」
そんな事を考えていると、授業で刺される。源氏物語そんな昔の物見て何になるのか私にはわからない、未来を見るべきだ。
「わかりません」
「チョークアタッッック」
授業で刺されるのは、そこまで嫌いでもない、わかるならの話だが、まあ今回はだめだったわけだが。
「起立!気をつけ!礼!」
そんなこんなで、6時間の授業も終わり廊下に差し掛かっていた。今日は大事な日なのだから早く帰りたい、そう思った矢先に話しかける声が1つ
「ヨハネちゃん、ちょっといいかな?」
私にいつも突っかかってくる、ずらまる以外友達いないの?とか言ってくる担任の浦野だ。私達はその場で会話をした。
「ヨハネちゃんだけだよ夢の欄が、空欄なのは」
将来の夢、進路を決める前にそれを書くらしい
「どうせこの島から出れないんですよね?だったら関係ありませんよ、今は」
あっまずいやらかした。
「今は、ってどういう事?」
「失礼しゃす」
クラウチングスタートの姿勢を取り、走り抜ける、危うくばれるとこだった。全持続力で大切な日、この島の歴史を覆す日、私はその足で砂浜へと進んだ。
「ふっはははは、ついについにことの気が来たァァァ」
私の眼の前には、ボートが1つおいてあった。心もとないが、まぁどうにかはなるだろう
「目指すは、本国だ」
「ヨハネちゃんそれを言うなら本州ズラよ」
「そうそう、ほんしゅ………へ?なんであんたが、ここにいんのよ!ずらまる?!」
まさか、あの私の完璧なスニーキングを突破して、ついてきたというのか!恐ろしい子
「はぁなにかと思えば、またこの島を出ようとしてるの?」
「あっあんたにゃ、関係ないでしょ」
バレてたか、まあそもそも私がここに来るのなんてそれくらいの理由しかないのは、ずらまるにお見通しか
「やめようよ、ヨハネちゃん危ないズラよ、今までも失敗してたのに」
確かにそうだ。今まで波に飲まれかけたり、ボートに水が入ってきたりで、累計でも12回は失敗している、でも今回は今回こそは出る外にそれに
「こんな島にいたら、夢なんて叶いっこない、いやそもそも夢を見つけることもできない!だから行くの本州へ!!!」
「わかったズラ、なら今回は、マロもいくズラ!!!」
マロも行く?それってつまり
「あんたついてくる気?」
「当たり前ズラ、ヨハネちゃんだけだったら本州に出たときに、何やらかすか溜まったもんじゃないズラ」
こいつがこんなに頼もしく思うなんて、私も年を取ったのかななんて、
「わかった、落ちんじゃないわよ」
「マロを、誰だと、思ってるズラ」
そうしてボートへと足をかけた。やはり波も風もかなり弱いだからこそ今日にしたのだが、ここは作戦勝ちである。
「じゃあブイブイいわすわよ、本州に向かって出発!」
ここから始まるんだ。私の夢物語は………しかしそれは一瞬にして崩された。今まで見てきたものは嘘っぱちだった。
「はぁ、なんかさぁ長くない?本州まで」
「おかしいズラねもう見えてもおかしくないのに」
かれこれ1時間はボートに、乗りっぱなしだ。これホントに、つくのか心配になった。その時爆音が鳴り響いた。
「えっ何何事」
私が、衝撃で周りを見るとずらまるが背中をたたき指を上に指す
「あれなんズラ」
声が震えていた、指の方向を見て気がついた。私は禁忌に触れたのだ。
「ロボットと化け物が、戦ってる」
海の上の空では、波が激しく荒れて、灰色の雲が広がってイる明らかにさっきまでと風景が違う。
「くっさっきまで、大丈夫だったのにボートが!」
ロボットたちは、怪物たちの攻撃をかわしながら、強力な武器で戦っていた。怪物たちも負けじと凄まじい力で抵抗して、海を爆発させるようなエネルギーを放出していた。
「これは一体何が起こって、うぐ」
頭をなにかで打った。ずらまるは、大丈夫だろうか、次に目を覚ますとみかんの匂いがした。
「月の使者との戦闘時に、民間人を発見したよ。この子どうする?」
「とりあえず、安全を確認したら元の場所へ、エスケープしてもらいましょう」
悪夢を見たみかんが、私を襲ってくる夢嫌いなみかんが、襲い来る夢
「ミカンいやァァァ」
そう叫んでいた。脊髄反射で普通に大声で
「起こしたかな」
「ソーリーね」
謝罪を受け入れる前に疑問が生じた。
「あんたら誰?」
これがこの物語の始まり。