原罪のヨハネ    作:むくふと

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11話 ムーンライト

機動戦艦シャイニー、私は自身の部屋で、戦いの準備をしていた。

 

「ヨハネちゃん入るズラよ」

 

その声を、久しぶりに聞いた気がした。

 

「ずらまる、どうかしたの?」

「ヨハネちゃんと話が、したくなったんズラよ」

 

ずらまるが、心配しているのが、痛いくらいわかった

 

「月行ってさ、全部終わったらさ、また。パン作ってよ前みたいに」

 

そういうとずらまるは、安堵したのか

 

「マロもヨハネちゃんと、一緒に戦うズラよ」

 

私の手を、つかんできた

 

「にしても色々あったわね」

 

私が、夢を見つけるために、外に出ようとしてそして………

 

「ねぇ…ずらまる、結果的にはなるけどもこんな事に、まきこんでその…」

「そうずらね。ヨハネちゃんが、外に出ようとしていなかったらここにはいなかった。」

 

ずらまるの言葉に、反論はできないでも、顔を上げるとずらまるは、笑顔だった。

 

「ヨハネちゃんのお陰で、色んな人達に、出会えた。マロはそれだけで十分ズラよ」

「ずらまる、あんた」

 

私は、死ぬ気はない皆と生きて帰るんだ。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「ピギィィィ」

 

戦艦が揺れて、ルビィちゃんの叫び声がこだまする。

 

「艦内放送、艦内放送、皆さん目的地にたどり着きましたわ」

 

そこにすかさずダイヤさんのアナウンスが流れた。

 

「じゃあ行ってくるよ。ずらまる」

「ふぁいおーズラよ」

 

戦艦のデッキで、私とルビィちゃん、カナンさんがガーディアンに乗って立ち並び、宇宙空間への発進を準備している。

 

「みんな、どう行けそう?」

「うん、ヨハネちゃん!」

「私も準備は整ってます」

 

私達、三人の姿勢は一丸となり、ガーディアンのコクピットに入り込む。宇宙へ向かおうとしていた。

 

「発進準備完了、各員注意しますの。」

 

ダイアさんの声が通信で響き渡り、戦艦のデッキが緊張に包まれた。

 

「いざ宇宙へ!」

「行こう、ヨハネちゃん。」

「やってやる」

 

ガーディアンのエンジンが轟音を立て、推進力が加わる。一斉に宇宙空間へ向けて発進した。

 

「久しぶりだねカナン」

 

月が、間近になった時、そこにはカナンさんのガーディアンに似ている。2体の白きガーディアンが前に立ちはだかった。

 

「まさか、我々の洗脳を軽々しく解除するとは」

「セイラ、リア、やはり最後のまもりは、お前たちか」

 

明らかに、カナンさんと知り合いという雰囲気だ。

 

「二人には話してなかったな、あの二人が私を改造した。張本人だ」

 

眼の前の二人が、カナンさんをひどい目に合わせた人?

 

「張本人と言うけど人ではないかな月の使者と同立の存在、かっこよく言うなら雪の聖闘士かな?」

 

そう言うと2体のガーディアンは、襲ってきた。

 

「我らの使命は、宇宙を守ること。お前たちとは立場が異なる。」

 

セイラとリラの姿は神秘的で、雪を纏った騎士のようだった。

 

「なるほどだから雪の聖騎士…か。でも、私たちも地球を守るために戦うんだ。」

「そうですルビィ達を、待っている人が地球にいるんです」

「私たちは、お前たちを倒すためにいるんだ!」

 

私達もまた、自らに誇りを持ち、地球を守るために戦う意志を示す。

 

「言葉ではなく、力で示せ。我々の力、見せてやろう。」

「じゃあ宇宙の運命ってやつをかけて戦おうか。」

 

セイラとリラもまた、言葉よりも実力で語ろうとする姿勢を見せた。

 

「月の神殿にお前たちを行かせはしない」

「このガーディアンの力、見せてやる。」

 

二人のガーディアンが月の前に立ちはだかり、威風堂々とした姿勢で待ち構えた。

 

「私たちも負けられない!」

「ルビィちゃん!」

「ここでやらなきゃ!」

 

戦いの火花が散り、宇宙空間に響き渡る。

 

「愚か者たちね。」

「でも、それでは通じない。」

 

セイラとリラのガーディアンも巧妙な戦術で応戦し、戦場は緊迫した空気に包まれた。

 

「くっ…強い!」

「でも!」

「お前を倒して、マリィの敵を取る!」

 

マリィさんやっぱりこいつらが、犯人だったのか!

 

「知っていたのか、あの金髪のことをだが終わりだ。」

「さてどうする?」

 

月が輝いていた。まさかエクリプスキャノン!

 

「早く!エクリプスキャノンを止めないと…!」

「でも、どうすれば…」

「やれるかどうか分からないけれど!」

 

決意を込めてシャイニーに向かっていた。

 

「私のことを、忘れるな!」

 

しかし雪の聖騎士たちが立ちはだかる

 

「マロに答えるズラ!」

 

ガーディアンが力強く応えて、マーベラスキャノンを持ち出した。

 

「主砲ヌマヅに、セットオン!」

「これで、おしまいだ!」

 

雪の聖騎士は、エクリプスキャノンを操作しようとした。

 

「まろに、力を…!」

 

突然、ずらまるの声が聞こえ。ずらまるもガーディアンに乗っていた。

 

「ずらまる!どうしてここに…!」

「私も戦うんズラ…!」

 

ずらまるの意志が強く、マーベラスキャノンを動かしていた。

 

マーベラスキャノンが発射され、エクリプスキャノンと交わる。しかし、その力はずらまるを取り込んでしまった。

 

「みんな、頑張って………!」

 

ずらまるの声が消え、宇宙に響き渡る。マーベラスキャノンは敵のエクリプスキャノンを撃ち落としたが、ずらまるは。ずらまるは。

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