原罪のヨハネ    作:むくふと

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2話 守護者

最初に断っておくが、私はみかんが嫌いだ。トラウマとか食べず嫌いとかではないただ単純に、味と食感が嫌いだ。だから言える

 

「あんた、みかん臭い」

 

そうみかん臭いのだ。ここがどこで眼の前の二人がだれなのか、そんなことはどうでもいいただみかんの匂いが、きつい

 

「あたしの事?そうだね、私の家旅館だから」

 

そういう眼の前のみかん魔神は、背中からみかんを取り出した。背中に四次元ポケットか何かがついているのか?

 

「食べる?これ?」

 

みかん魔神は多少色づいているみかんを、私に差し出してくる。

 

「いや、私はみかん嫌いだから、いい」

「そんなもったいないなー」

 

みかん魔神は、さんの口をしてそのまま、すじをむかずにみかんを、食べたていた。

 

「そういえば、あんたら何者?」

 

みかん魔神の隣りにいる。金髪の人が反応した。

 

「おお、ソーリーね、私の名前はマリィ艦長で、こっちのみかんがチカっていうの」

 

艦長、戦艦とかでしか聞き覚えのない肩書だ。

 

「マリィさん、その肩書だと誤解されるよ。」

「実際に、艦長なんだからいいでしょ」

 

そうだ、私は聞かなくちゃいけないことがある

 

「ねぇ、いっしょにいた。ずらま………なんかこうでかい娘、知らない?」

 

この質問は、まずいかもしれないズラマルは私より身長が小さい、そして何がデカイかは、想像にお任せします

 

「大丈夫、はなまるちゃんは、あなたといっしょに保護しているよ。いやでもまさか、戦闘中に来るとは思ってなくて、電磁レーダーに引っかからなかったよ」

 

みかん魔神の、言葉に私は一様の安堵を得た。しかしすぐに落ち着きが、破壊される。

 

「そういえば、あなたなんで、戦闘中域にいたの?説明してもらうわ」

 

艦長から、とてつもないオーラを感じた。肩書の通りといったところだろうか

 

「外に出ようとした。」

「はぁ…それがどれだけ、危険かわかっているの」

「そんなの………知るわけないじゃない!!!」

 

私は、大声で叫んていた。そうだ知る由もない、ただの迷信だの掟だのであの島に、縛られていたのだから。

 

「まあ、人のことは言えないけれど私も、チカもね」

 

人のこと、言えないって

 

「ここにいる人は、全員掟を破った。その代償に奴らと"月の使者"とファイトしななくてはならない」

 

月の使者、そうかそれがあの海で戦っていた。ん?

 

「待ってよ、まさか私も戦うのあんな化け物と!!!」

「当たり前でしょう、あなたは、ヌマヅの外に出てはならないという、掟を破った。その代償は、大きい」

 

掟の代償か、でもまさかこんな代償を受けるだなんて、外に出ようとしただけで

 

「あなたには、悪いけれど外の世界なんてないわよ」

「は?」

 

一瞬脳が理解を拒んだ。

 

「マリィさん、話すの?あのこと」

 

外の世界がないじゃあ私はなんのために………

 

「ずらまるちゃんには、話したけれど外の世界は、月の使者によってほぼ壊滅した。残るはこのヌマヅだけなの」

「なっ…何それ、じゃあ私はなんのためになんのために、外に出たって言うのよ」

 

希望がついえた。私の願いは、外に出て、夢を見つけるなんて、できなかったんだ。

 

「だから、あなたはここで"自衛組織サンシャイン"でともに戦わなくては、ならないの、あの月の使者とね」

「でもそれって、命かけるんでしょ見てたからわかる。私は、死にたくない」

 

こんなところで、夢もなく終わりたくない死ぬのは、ゴメンだ。

 

「ならそれでも、いいんじゃない?」

「ちょっとチカ」

 

みかん魔神が、私の肩に手を乗せるみかんの匂いが、すごいするがそこには目をつぶっておこう。

 

「ヨハネちゃん、別に戦わなくてもいいんだよ。この基地では、色々できる料理作ったりとか、洗濯したりとか」

 

その優しさが、みかんの匂いとともに痛いほど突き刺さる。戦いたくはないでも

 

「わかったわ。艦長としてあなたには色々やってもらうわね」

「はいわかりました」

 

私が、やれることをやる今はそれしかないようだ。そんな中警報が鳴り響く

 

「月の使者か、なんでこんなにスピィーディーに来るのかしら」

「ヨハネちゃんは、マリィ艦長といっしょに司令室に行って」

 

司令室に入って私の目にうつったのは

 

「ヨハネちゃん、無事で何よりズラ」

「ずらまるぅ」

 

私は思わず。ずらまるに飛びついた生きていてよかった。

 

「もうヨハネちゃんは、心配症すぎズラよ」

「盛り上がっているところ悪いけれど、あれが私達が戦っている。月の使者」

 

艦長に言われて気付いた、まさに化け物だ。寸分狂わずに、見ている分にはいいがあんなのとは戦いたくはない

 

「そういえば、あなたには伝えてなかったわね、チカ以外にもリコとヨウが戦っているわ」

「リコとヨウ?」

「まあ後々ね」

 

海の上で、空中に浮かぶ3体のロボット、その周囲には波が荒々しく立ち上り。ロボットたち腕を振りかざし、光線が化け物に向けて炸裂した。

 

「何だか今回は早いわね」

「まあわたしたちの手にかかればこんな物かな」

「ヨウちゃん、リコちゃんどうやらまだみたいだよ。」

 

1体の巨大な化け物は、海面を割って襲い掛かってくる。その体は輝き。海水が体にあたっても、その勢いは衰えるどころか早くなっている。

 

「あの化け物が月の使者」

「そしてマロたちの敵ズラね」

 

司令室にいる私達から見れば、戦場の空は光で満ち溢れ、轟音が耳に突き刺さる、ロボットたちは連携を取りながら、化け物に対抗する。弾丸が次々と化け物の体を直撃した。

 

「やっぱりおかしい今までの月の使者は、これで倒れたのに前回のやつといいなにか」

 

しかし、化け物も反撃する。腕が振り下ろされ、水しぶきが舞い上がる。

 

「だったらこれでどうかな!」

 

ゼロ距離で、銃をぶっ放すそうすると、月の使者は、爆発し、海も静まりかえりる。

 

「大丈夫?チカ?」

 

マリィ艦長が、かなり傷ついたみかん大魔神を、出迎える。ロボットに乗っているとはいえ。ダメージは大きいようだ。

 

「私の感は、合ってるかも」

「まさか本当に?」

 

何の話が読めなかった。でも嫌な余寒はしていた。

 

「世界を滅ぼした。8体の月の使徒だよあいつらは」

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