最初に断っておくが、私はみかんが嫌いだ。トラウマとか食べず嫌いとかではないただ単純に、味と食感が嫌いだ。だから言える
「あんた、みかん臭い」
そうみかん臭いのだ。ここがどこで眼の前の二人がだれなのか、そんなことはどうでもいいただみかんの匂いが、きつい
「あたしの事?そうだね、私の家旅館だから」
そういう眼の前のみかん魔神は、背中からみかんを取り出した。背中に四次元ポケットか何かがついているのか?
「食べる?これ?」
みかん魔神は多少色づいているみかんを、私に差し出してくる。
「いや、私はみかん嫌いだから、いい」
「そんなもったいないなー」
みかん魔神は、さんの口をしてそのまま、すじをむかずにみかんを、食べたていた。
「そういえば、あんたら何者?」
みかん魔神の隣りにいる。金髪の人が反応した。
「おお、ソーリーね、私の名前はマリィ艦長で、こっちのみかんがチカっていうの」
艦長、戦艦とかでしか聞き覚えのない肩書だ。
「マリィさん、その肩書だと誤解されるよ。」
「実際に、艦長なんだからいいでしょ」
そうだ、私は聞かなくちゃいけないことがある
「ねぇ、いっしょにいた。ずらま………なんかこうでかい娘、知らない?」
この質問は、まずいかもしれないズラマルは私より身長が小さい、そして何がデカイかは、想像にお任せします
「大丈夫、はなまるちゃんは、あなたといっしょに保護しているよ。いやでもまさか、戦闘中に来るとは思ってなくて、電磁レーダーに引っかからなかったよ」
みかん魔神の、言葉に私は一様の安堵を得た。しかしすぐに落ち着きが、破壊される。
「そういえば、あなたなんで、戦闘中域にいたの?説明してもらうわ」
艦長から、とてつもないオーラを感じた。肩書の通りといったところだろうか
「外に出ようとした。」
「はぁ…それがどれだけ、危険かわかっているの」
「そんなの………知るわけないじゃない!!!」
私は、大声で叫んていた。そうだ知る由もない、ただの迷信だの掟だのであの島に、縛られていたのだから。
「まあ、人のことは言えないけれど私も、チカもね」
人のこと、言えないって
「ここにいる人は、全員掟を破った。その代償に奴らと"月の使者"とファイトしななくてはならない」
月の使者、そうかそれがあの海で戦っていた。ん?
「待ってよ、まさか私も戦うのあんな化け物と!!!」
「当たり前でしょう、あなたは、ヌマヅの外に出てはならないという、掟を破った。その代償は、大きい」
掟の代償か、でもまさかこんな代償を受けるだなんて、外に出ようとしただけで
「あなたには、悪いけれど外の世界なんてないわよ」
「は?」
一瞬脳が理解を拒んだ。
「マリィさん、話すの?あのこと」
外の世界がないじゃあ私はなんのために………
「ずらまるちゃんには、話したけれど外の世界は、月の使者によってほぼ壊滅した。残るはこのヌマヅだけなの」
「なっ…何それ、じゃあ私はなんのためになんのために、外に出たって言うのよ」
希望がついえた。私の願いは、外に出て、夢を見つけるなんて、できなかったんだ。
「だから、あなたはここで"自衛組織サンシャイン"でともに戦わなくては、ならないの、あの月の使者とね」
「でもそれって、命かけるんでしょ見てたからわかる。私は、死にたくない」
こんなところで、夢もなく終わりたくない死ぬのは、ゴメンだ。
「ならそれでも、いいんじゃない?」
「ちょっとチカ」
みかん魔神が、私の肩に手を乗せるみかんの匂いが、すごいするがそこには目をつぶっておこう。
「ヨハネちゃん、別に戦わなくてもいいんだよ。この基地では、色々できる料理作ったりとか、洗濯したりとか」
その優しさが、みかんの匂いとともに痛いほど突き刺さる。戦いたくはないでも
「わかったわ。艦長としてあなたには色々やってもらうわね」
「はいわかりました」
私が、やれることをやる今はそれしかないようだ。そんな中警報が鳴り響く
「月の使者か、なんでこんなにスピィーディーに来るのかしら」
「ヨハネちゃんは、マリィ艦長といっしょに司令室に行って」
司令室に入って私の目にうつったのは
「ヨハネちゃん、無事で何よりズラ」
「ずらまるぅ」
私は思わず。ずらまるに飛びついた生きていてよかった。
「もうヨハネちゃんは、心配症すぎズラよ」
「盛り上がっているところ悪いけれど、あれが私達が戦っている。月の使者」
艦長に言われて気付いた、まさに化け物だ。寸分狂わずに、見ている分にはいいがあんなのとは戦いたくはない
「そういえば、あなたには伝えてなかったわね、チカ以外にもリコとヨウが戦っているわ」
「リコとヨウ?」
「まあ後々ね」
海の上で、空中に浮かぶ3体のロボット、その周囲には波が荒々しく立ち上り。ロボットたち腕を振りかざし、光線が化け物に向けて炸裂した。
「何だか今回は早いわね」
「まあわたしたちの手にかかればこんな物かな」
「ヨウちゃん、リコちゃんどうやらまだみたいだよ。」
1体の巨大な化け物は、海面を割って襲い掛かってくる。その体は輝き。海水が体にあたっても、その勢いは衰えるどころか早くなっている。
「あの化け物が月の使者」
「そしてマロたちの敵ズラね」
司令室にいる私達から見れば、戦場の空は光で満ち溢れ、轟音が耳に突き刺さる、ロボットたちは連携を取りながら、化け物に対抗する。弾丸が次々と化け物の体を直撃した。
「やっぱりおかしい今までの月の使者は、これで倒れたのに前回のやつといいなにか」
しかし、化け物も反撃する。腕が振り下ろされ、水しぶきが舞い上がる。
「だったらこれでどうかな!」
ゼロ距離で、銃をぶっ放すそうすると、月の使者は、爆発し、海も静まりかえりる。
「大丈夫?チカ?」
マリィ艦長が、かなり傷ついたみかん大魔神を、出迎える。ロボットに乗っているとはいえ。ダメージは大きいようだ。
「私の感は、合ってるかも」
「まさか本当に?」
何の話が読めなかった。でも嫌な余寒はしていた。
「世界を滅ぼした。8体の月の使徒だよあいつらは」