『お強いのですね……対戦、ありがとうございました』
『そっちこそなかなか才能あるね! また一緒にゲームしようよ!』
創世セニカとゲーム開発部が出会いは、ゲームセンターから始まった。
たまたまマッチした格闘ゲームを通して、社交的な部員…才羽モモイとの関係を結んで以降、たちまち他のミレニアム生とも交流を深めていった。
『お姉ちゃんが迷惑をかけていませんか?』
『よ…よろしく、おねがい、します…』
『パンパカパーン! セニカが仲間に加わった!
やりました! シスターです!回復役です!』
ゲーム開発部。
モモイと仲良くなったセニカは、あっという間にゲーム開発部全員と仲良くなった。
ゲームの知識には乏しかったが、分からないことがある度に教えてくれる彼女達が、セニカは好きになった。
『まいどあり。また来てくれるのを待ってるよ』
エンジニア部。
銃の故障をきっかけに紹介してくれたそこでは、あらゆる発明を通して話に花が咲いた。
喋りたがりでロマンチストなエンジニア部の3人と、聞き上手である意味人たらしなセニカ。相性は抜群だった。
『また来てくれたんですね』
『ふふっ…気に入ってくれたなら嬉しいです♪』
『にははは! セニカちゃん、次は何して遊びますか?』
セミナー。
セニカが訪れ、見たものを褒めた際には、皆自分のコトのように嬉しそうな笑顔を向けた。
ミレニアムを良くするために動いている彼女達を、セニカが嫌うワケはなく。
また、ミレニアムの学生たちと仲良くしていくうちに、セニカとの関係もできていった。
『すみません、貴女の音を聞かせてくれませんか?』
『こらっ、コタマ!……すみません、うちの部員が……
え、良い?許すって……あまり甘やかさないでほしいよ…』
『へぇ~、セニカ先輩もいいグラフィティのセンスしてるよ!』
ヴェリタス。
セニカのスマホをハッキングしたり、壁の落書きに誘ったり、ほぼ無断で集音したりとトラブルを働きまくっているのに、セニカは笑顔でソレを許す。
その様子につけあがったり、ブレーキ役のチヒロに説教されたり呆れられたりしているうちに、いつのまにか親交ができていた。
時に楽しい時を過ごし、時に相談に乗り、そして、時には共に試練を乗り越えたりした。
『創世セニカ…あなたがここにいる事自体あり得ないことよ。
他校の生徒が、エリドゥに侵入するなんて…この件の後、抗議文を送らせてもらうわ』
『よろしいですよ。―――これを見て、まだその気があれば、ですけど』
『そ、それは―――退学届…!?』
『『『『ええええええーーーーッ!!』』』』
時には、天童アリスを助ける為にアビドスの一件で提出したトリニティの退学届の写しを使ってまでミレニアムの内部問題に殴り込む力技まで披露した(この際に使用した退学届は、ヒマリの協力を以て作成した完全な偽造書類であり、アリス救出後にソレを自白して先生に反省文を山ほど書かされたが)。
一歩間違えば己の破滅すら招く方法で、自分達を助けてくれたセニカ。ミレニアムの生徒達は、それに対して思う事は山ほどあった。
自分の身を大切にして欲しいこと。そんなことをしてまで自分達を助けようとしなくていい、ということ。そして…そこまでして助太刀となってくれた彼女の献身の心への感謝。
それぞれが思うことにそれなりの差があったにせよ、セニカが重傷を負いピンチになった際に取った行動は、セニカが関わったどの部活も変わらなかった。
ゆえに……今、彼女達は、廃墟の奥で一体の機械と対峙していた。
「ギ…ギギ……
ショブン。ショブン。
不要ナ物ハショブンセヨ…」
「か……かっけー…!」
「あぁ…武装は前時代的だが、装甲には目を見張るものがある…!」
「! 皆さん、見て下さい!ボスです!
セニカの言う通り、ボスを発見しました!」
『もう!みんな落ち着いて!
今からそいつと戦うのよ!!』
流線的なデザインをした装甲に、中央で赤く光るモノアイ。
少女達の身長を遥かに超える、鉈のような大剣を両手に持ち、更にその後ろからボウガンが備わったアームが見える。
かつて少女達が都市エリドゥで戦った、アバンギャルド君などという機械よりも洗練されていて、見ただけで心を奪いに来るかのようなデザインの大型機械。
その大型機械が、無機質な電子音声でこう続ける。
「人間…ショブン。天使…ショブン。女神セレシア…ショブン」
「め、めがみ?」
言っていることの意味が分からなかった。
才羽ミドリの戸惑う声を完全に無視して、機械は無感情に音声を流す。
「ゲーム開発部…ショブン」
「え?」
今、何と言った?
今度は、戸惑いよりも狼狽えが勝る。
「エンジニア部…ショブン。ヴェリタス…ショブン。セミナー…ショブン」
「こ、れは…」
「生徒…ショブン。先生…ショブン。キヴォトス…ショブン。」
「「「「「…………」」」」」
次々と、処分対象を広げていく機械。
つらつらと並べていく最中にも、この機械はなんの感情も込めてはいなかった。
つまり。コイツは……ただ当然であるかのように。己のアルゴリズムに従って。なんの疑問もなく。
自分達とセニカの思い出を、絆を、命を、無価値であると断言したのだ。
ミレニアムの生徒達の銃を握る手が、強まった。
全員の瞳に、強い感情が宿る。
『みんな、落ち着いて。
あれはセニカじゃないわ。あくまでも冷静に…』
「分かってるよユウカ。でも…許せない!」
「みんなの思い出が、処分していいものなわけありません!」
「ねぇ、ウタハ先輩。あれ、ぶっ壊してもいい?」
「もちろんだ。装甲はいいが……思考回路に致命的な欠陥があるようだ。
もっとマトモな機械の部品にリサイクルしてやろう!」
『こっちでもハッキングしてみる。ヴェリタスの本気ぶつけるから……みんなも思いっきりやっちゃって!!』
声が震えているユウカ。
勇ましき決意を口にしたゲーム開発部。
欠陥品を分解する気満々のエンジニア部。
ハッキング開始のキーに指を乗せたヴェリタス、そしてセミナー。
全員の意志がひとつになって、機械を貫いた、その時。
「ギギ……発見、発見。生徒発見。ショブンセヨ!」
全ての命を根絶やしにするために生まれた機械の瞳が、生徒達を捉えた。
―――スーパーキラーマシンがあらわれた。
創世セニカ
友諠を深めた人を救うためならば、完全にブラックな手段を使う事も厭わない覚悟ガンギマリシスター。しかも黙っていればバレないかもしれないのに全て終わった後で先生に全部告白して自ら罰を受けに行くあたりタチが悪い。シスターにおいても神の御前で予め「こういう経緯とこういう理由でこういう罪を犯します」と告白しているので更にタチが悪い。これには、アビドスの一件で不可抗力とはいえ銀行強盗をしてしまったことと、知らなかったとはいえアビドスの惨状を見過ごしていた自分が許せず、償いと称してアビドスを助ける過程で覚悟と意志が育ちまくった事が大きく影響している。
でも性根は善良で温厚、誰にでも優しいシスター。こんな化け物に誰がした。……え?元グランゼニスの時点でお察し?そりゃそうか。
ゲーム開発部
モモイがきっかけでセニカと仲良くなる。後輩ではあるが、分け隔てなく呼んで欲しいとのセニカたっての希望で全員から呼び捨てられている。見た目のお陰でアリスからは完全にヒーラー扱いされており、「勇者のアリスが前に立つのでセニカはアリスが傷ついたら回復してください!」とまで言われている。ちなみに、約束はエリドゥ事変の際に(精神的に)ヒールした模様。
セニカを取り戻す為、スーパーキラーマシンと戦う。
エンジニア部
ウタハを中心に、銃の整備で通っていたら仲良くなった。セニカは基本的にエンジニア部の発明はスゴイと思っているが、自前の銃に自爆機能をつけるのだけはやめて欲しいと常日頃から言っている。
スーパーキラーマシン戦では、雷ちゃんを中心に、主に前線での火力支援を行った。
セミナー
ミレニアムによく通うセニカと顔なじみだった生徒会。ミレニアムを常によく言って貰っていたので、リオ以外とは基本的に仲が良い。問題児のコユキでさえ、セニカは遊び相手になっていたので、好感度が高い。ただ、退学届偽造の件では先生と共にちゃんと叱った。
スーパーキラーマシン戦では、ユウカが指揮、ノアが敵情観察&弱点把握、コユキがハッキングを行う。
ヴェリタス
セニカの仏のような広い心に甘やかされていたハッカー軍団。同じ常識人のチヒロとは仲が良い。ヒマリのようなクセの強い少女とも仲良くでき、リオに一泡吹かすために偽造の共犯をするまでに至っている。
スーパーキラーマシン戦では、主に電子方面からの攻撃役を買った。
スーパーキラーマシン
キラーマシンの超絶強化版みたいな見た目をした、男の子のロマンの塊。その割には役割と言動が物騒で、全ての生命体を滅ぼすという中二病みたいなアルゴリズムが組まれている。信じられないことにこいつもグランゼニスから生まれたそう。拙作ではセニカの胸から生まれたことにしている。………そこ、バストサイズを予想するな。
戦闘では鉈のような剣を使う他、ボウガンを使用した矢の雨やギガスラッシュ、変形からのレーザービームやら300mmキャノン砲などの多彩な武装を使用する(はず)。主に物理攻撃がメインなため、スクルトなどで防御力を上げ固めてしまうとほぼヌルゲーになる。とはいえ、楽勝ムードでいけるわけではないのでそこは注意。
あとがき
多分この戦いでのBGMは「渦巻く欲望」じゃなくて「敢然と立ち向かう」になっていると思う。勝ち確的な意味で。異論は認める。
ブルアカとドラゴンクエスト、どこまで知ってる!
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勿論両方知ってる
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ブルアカのみ知ってる
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ドラゴンクエストのみ知ってる
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どっちも知らん