ポケットモンスター ビヨンド・ダイブ   作:小村・衣須

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Lv.76「ヨミの民」

 流れの世たる“マハル”が築かれてより、100の年を数えし折。

 土の世を知る“はじめの長”の子が子を産み、更にその子が産みし子が、次の長にならんとした年の最中、地の底より災厄が訪れん。

 

 傷の如く裂けた土の彼方、暗闇よりなお昏い深淵の果てより現れたるは、我らの誰もがその名を知らぬ悪鬼羅刹の徒党(なり)

 その者ら、この世の何にも染まらぬ白き髪、100の生き血を集めしよりなお赤き目を持ち、その面差(おもざ)しには深淵の呪詛が刻まれり。

 

 おぞましき者どももまた、我らと同じくポケモンを従え、それらを土の果てより呼び招き、我らのふるさとに牙を向かん。

 里を焼き、家を砕き、畑を食み、森を噛み、人とポケモンを引き裂き、我らの屍を以て築かれし山々は、これより1000の年に渡って忌むべき墓標となるだろう。

 

 我らは何故(なにゆえ)を問うた。

 悪鬼羅刹の徒党に向けて、このような災禍を招き、我らに死をもたらす謂れを求めた。

 

 その者らは答え、己らを“ヨミの神”に仕えし民とした。

 “ヨミの神”に命を捧げ、その名と力を永久(とわ)なるものとし、それ故に“マハル”の(ことわり)を、己らの(ことわり)に等しくするとした。

 

 次の長は声を上げ、我らに抗う事を説いた。

 “マハル”の人とポケモンは、等しく“リュウの神”の兵となり、“ヨミの民”を打ち倒さんと戦を挑む。

 

 “マハル”と“ヨミ”の戦いは、1の年が巡るまでを死と炎に費やした。

 

 “ヨミの民”の唱える呪詛は、その者らのポケモンに強壮を与え、彼らを死する刹那まで戦と滅びに駆り立てり。

 “ヨミの民”の煎じる毒薬は、その者らのポケモンから恐れを奪い、彼らを如何なる戦士にも臆さぬ蛮兵と為せり。

 

 戦を始めてより1の年が終わる前、我らの祈りは果ての地より光をもたらし、流れは再び“リュウの神”として目覚めを迎えん。

 錨を抜き、鎖を放ち、果てより飛び立ちし“リュウの神”は、己の体と心を分かち、青きオーヴァイア、赤きベヒアンダとして、“マハル”に降り立てり。

 

 同じくして、“ヨミの民”は地の底へと呪詛を投げ、同胞(はらから)やポケモンを殺め、その生き血を流し込まん。

 すると、土の傷より焼けた炎が噴き上がり、大いなる“ヨミの神”が、“マハル”の大地へ顕現す。

 

 “ヨミの神”を目にすると、我らはたちまち恐怖に狂い、友を殺し、ポケモンは互いに食い合った。

 死と狂いの狭間を、なおも精強な戦士が走り、それらをオーヴァイアとベヒアンダが導かん。

 

 オーヴァイアとベヒアンダ、“ヨミの神”は、互いを見やり、互いを敵と認め、互いを打ち倒さんと武威を振るう。

 それより7の朝、7の晩を、“マハル”の果てまで届く絶叫が流れの世を満たす。

 

 我らは恐怖の中で縮こまり、或いは、絶叫から逃れるべく命を絶つ者もまた多く。

 縮こまる我らを“ヨミの民”が追い立て、戦士たちはそれらを阻むべく武器を取る。

 

 8つ目の朝の折、ベヒアンダは鎖で以て“ヨミの神”を縛り付け、オーヴァイアは錨で以て“ヨミの神”を地の底へと投げやった。

 錨と鎖に縫い留められ、“ヨミの神”は如何なる抗いも叶う事無く、土の果てへと消え、やがて土の傷は塞がれん。

 

 絶叫が立ち消え、恐怖が土の彼方に去った事を認め、我らは戦の終わりに歓喜の叫びを上げた。

 土の傷が塞がれ、それ故に己らのふるさとへ戻る事叶わなくなった“ヨミの民”は、憤りし我らに追い立てられ、昏い洞窟の奥へと姿を消せり。

 

 戦の終わり、オーヴァイアとベヒアンダは再び1つの体に戻り、“リュウの神”となりて、果ての地に己を(うず)めん。

 (しか)れど、その体に刻まれた傷は多く、また“ヨミの神”より投げかけられし呪詛が、“リュウの神”の心を脅かす。

 

 再び世の流れとなる間際、“リュウの神”は我らに告げる。

 

 これより3000の年を数える間、己の傷と呪詛を濯ぐ事に費やさん。

 再び地の底より“ヨミの神”が現れし時、果てなりし此処、流れの(おう)にて(かすがい)を納める()し。

 

 来たるべき時、その世を生ける者たちの手で、荒ぶる神の怒りを鎮める()し……

 

 

 

 

 

 

「──マァー、駆け足の説明にはなっちゃったけど、創世記における“ヨミの民”については、こんなカンジかな?」

 

 

 創世神話の一部を(そら)んじ終えたシェラが、脱力の息を吐き出す。

 神殿(ジム)の壁画の前でそうしたように、それは歌うように明瞭で、難解な筈の物語を、容易く理解させるだけの力を持っていた。

 

 同時に、彼女が神話の1エピソードを語り終えた頃合いを見て、ピッピが人数分のアイスミルクをテーブルに並べる。

 話にこそ関わってこないが、こうして細やかな配慮を差し込んでくる辺り、相当できるポケモンである。

 

 

「さっすがシェラさん、すっげー分かりやすかったぜ。おいらも昔、ざっくりしたのを聞いたっきりだから、こうしてちゃんと聞くのは初めてなんだよな」

「あ、リクは知ってたんだ。神殿(ジム)の時は、あんまり神話について詳しくないって言ってたけど」

「まぁ、“ヨミの民”っつったら、数ある御伽噺の中でも有名な悪役(ヴィラン)だからな。愚弟みてーなガキども相手に聞かせるにはうってつけなんだよ。『悪い事をしたら“ヨミの民”が来るぞー!』……ってな」

「あったあった☆ シェラちゃんも子供の頃に言われたコトあるよ♪ 多分、“マハル”の子はみーんな、同じコトを言われて育つんじゃないかな?」

 

 

 キンキンに冷えたアイスミルクで、渇いた喉をグッと潤す。

 

 よく冷やしたミルタンクの“モーモーミルク”は、塩味が効いていて、それでいてしっかり甘い。

 するすると喉を通っていく爽やかな味わいが、喋り倒して酷使した喉を心地よくさせてくれるのだ。

 

 マグカップの中身を一気に飲み干して、ぷは、と一呼吸。

 そうこうしている内に、一連の話を聞いたニャースが腕を組み、「うむぅ」と唸っているのが耳に届いた。

 

 

「シェラさまのおかげで、“ヨミの民”については凡そ分かりニャしたが……。つまるところ、その“ヨミの民”という……言ってはニャんですが、()()()()()()()()()()()()()が、博士を襲撃した犯人……という事で御座いニャスか?」

「……ああ。あたしが記憶している限りでは、そうだ」

 

 

 博士も同様にして、く、とマグカップに口をつける。

 先ほどまで貪り食っていたきのみの“すっぱい”味が、口の中から綺麗さっぱりと洗い流されていく。

 

研究所(ウチ)は安い電灯は使ってないんでね、連中のツラがはっきりと見えた。髪は色が抜け落ちたみてーに白かったし、反対に両目は恐ろしいくらい真っ赤で、その対比がよく目立っていた。そんで、連中の顔にはタトゥー……いや、ありゃ多分、何かの呪文だな」

「その呪文の意味は分かるんですか? 今では廃れている古い文字……とか」

「うんにゃ。あたしの知る限り、あんな意匠は初めて見た。ただ……これでも一応、勉強の過程で文献だ古文書だのは読んでたんでな。あれがただの模様じゃねぇ、何らかの意味と法則を持っているだろう事は分かんだ。そんで、そうなると……」

「神話における“ヨミの民”の特徴と一致する……と。シェラちゃんは、ルスティカちゃんを襲った人たちの顔は知らないからなんとも言えないけど、確かに壁画に描かれる“ヨミの民”も、ルスティカちゃんが言った通りの姿で描写されてるね。けど……」

「それって……本当にあり得んのか?」

 

 ソファの上で胡座をかきつつ、リクがそのように声を上げる。

 誰がそう明示せずとも、彼の目には懐疑が浮かんでいた。

 

 

「いや、別にアネキがウソついてるって言ってる訳じゃないぞ? アネキは意味も無くウソを言うような人じゃないのは、おいらも分かってる。ただ……」

「いまいち現実的じゃない、か? 見間違いとか記憶違いとか、そういうのじゃねぇかって言いてぇんだろ?」

「うん……。髪が白くて目が赤い奴なんて、確かにおいらも見た事が無いし、いたとしても珍しいかもしれねぇけどさ……でも、それだけで“ヨミの民”って決まった訳じゃないだろ? 第一、3000年前に負けて消えたって奴らが、今もこの世界にいるのか……」

「いるよ」

 

 

 果たして、そう断言したのはシェラだった。

 その断定的な口調に、ソラとリク、ニャースたちは目を瞬かせ、しかし訝しげに彼女を見やっている。

 

 一方、ルスティカ博士だけはその意味を理解し、眉を潜めながらに言葉を投げかけた。

 

 

「……それ、言っていいのか?」

「あんまりよくないけど、別に機密情報ってワケでもないしね。それに、ソラちゃんたちなら信頼できるから。……実はね、過去にも似た特徴を持った人物──“ヨミの民”らしき人たちが現れて、事件を起こしたっていう記録があるの」

「へっ!? それ、マジなのか? シェラさん」

「マジだよ。と言っても、最新の事件は50年くらい前のコトだし、基本的に紙の資料や文献ばっかだけどね。大神殿(リーグ)の方でも今、過去の文献の電子データ化が進められてるけど……って、それは今はいいや。とにかく、“ヨミの民”の目撃例は過去にもあったみたい」

 

 

 曰く、創世神話を除いて、資料が残っている最も古い記録は1500年ほど前だという。

 10年単位、或いは100年単位の間隔こそあれど、白い髪・赤い目・顔面のタトゥーを持った人物は度々、“マハルの地”の歴史に現れていた。

 

 現れた彼らが何をしたのかは、その時によって様々だ。

 人里を襲った、盗みを働いた、怪我をした旅人を治療した、小さな集落と交易をしていた、“マハル”の民との間に悲恋があった……などなど。

 

 そのいずれにも共通しているのは、彼らがどこでどのように住んでいたのか、(つい)ぞ分からず仕舞いである、という事だ。

 時の権力に追われ、或いは殺され、或いは姿を消し……と、彼らが“マハル”の民と交わって生涯を終えた記録というのは、ひとつも存在しない。

 

 それもこれも、創世神話における“マハルの地”の大敵という、この閉鎖世界において特大の汚名が故なのだろう。

 

 

(“マハルの民”と“ヨミの民”は交じり得ない、か。わたしが地上の考古学や人類学に詳しければ、また違う考え方もできたんだろうけど……ううん)

 

 

 しかしソラは、それを深く考察しようとは思わなかった。

 

 それらはすべて過去の記録であるが故に、個々人の詳しい感情までは分からないし、それらを推し量る術も無い。

 何より、この世界(マハル)に来て10日かそこらの自分が、賢しらにこの世界の文化や精神性を断じるのも、()()と思ったからだ。

 

 

「とはいえ、記録に残ってる全員が“ヨミの民”って保証は無いし、ルスティカちゃんを襲った人たちが()()って確証も無いからね。たまたま髪が白くて目が赤い人が3人集まってただけかもしれないし」

「どんな確率だよ……。そこまで行くと、そりゃもう仮に“ヨミの民”じゃなかったとしても、意図あって“ヨミの民”を模してるのは間違いないだろ。なんせ()()()()から、もうじき3000年なんだからな」

「例の、託宣……」

 

 託宣とは、神からのお告げを意味する言葉だ。

 この世界における神とは、縫いの霊峰にて眠る“リュウジンさま”ただ1柱であり、そのお告げとは即ち。

 

 

「……神話の最後の部分、“リュウジンさま”が眠りにつく前の言葉、ですか?」

「ああ。……“ヨミの神”を退けた“リュウジンさま”は、己の傷を癒す為、3000年間の眠りにつくと告げた。もしも最後の宣託が字義通りなら、“ヨミの神”が蘇るのも同じ時期になる。そんなタイミングで動き出した“ヨミの民”には、何か意味があるんじゃねぇか?」

「本物にしろ、成り済ましにしろ、(ニャン)らかの思想を以て行動している……という事でニャスか。研究所のポケモンを奪ったのも、目的があっての事……?」

「我らの大義……なんてクセェ事を抜かしてたしな。どの道、人んち襲ってポケモン奪ってくような連中だ。その目的なんざ、どうせロクでもねぇに決まってらぁよ」

「そうだねぇ。研究所を破壊できるくらいおっきくて強いポケモンちゃんを従えてるってなると、単なるコソ泥では終わらないかも。最悪、他の街でも組織立って行動してる可能性まで考えなきゃだ。大変だなぁ……」

 

 

 年長者の間で、話がどんどんと進んでいく。

 彼ら彼女らの中では既に、襲撃者は“ヨミの民”、或いは何らかの目的で“ヨミの民”に扮している思想犯という前提がほとんど固められているようだ。

 

 とはいえ、そこそのものにはそれほど疑義は無い。

 

 マハル出身の面々の反応を見るに、“ヨミの民”と一致する外見的特徴というのは、この世界でもそうありふれたものではないらしい。

 であれば、そんな見た目の人間が複数人で固まって行動し、事を起こしたというのは、何らかの意図があって然るべきだ。

 

 これがただのチンピラによる強盗だったのなら、大山鳴動してコラッタ1匹ともなろうが、その確率は低いだろう。

 如何にトレーナーである博士の腕がへっぽこと言えど、彼女が鍛え上げたポケモンたちを圧殺できる程度の戦力に、研究所を外から破壊したという巨大なポケモン。

 

 もしもそれが“マハルの地”におけるチンピラの標準的戦力だとすれば、この世界の過酷さが一気に跳ね上がろうものだが、そういう訳でもない様子。

 第一、それだけの戦力を持っている人間が、こんな田舎(ウツシタウン)の近辺に住んでいるのなら、その名や顔が知られていない方が逆に不自然というものだ。

 

 つまり、博士が襲われた状況からして、ただの強盗でない事はほぼ間違いない。

 問題となるのは、相手の正体やその目的なのだが……

 

 

「……なぁ、ソラ」

「ん? どうしたの? リク」

「アネキの話、ホントだと思うか?」

 

 

 それは、彼が先にも口に出していた事だった。

 姉そのものへの疑念──ではなく、事実に対する疑念。

 

「アネキがウソつきじゃないのは知ってるさ。けど、なんてーか……やっぱおいらには、神話とか“ヨミの民”とかって、遠いおとぎ話みたいに聞こえるんだ。だから、ホントにそんなのがあり得んのかなって」

「……うーん」

 

 リクの言葉とて、理解できないものではない。

 

 最初にソラたちが“星見人”だと判明した時、彼はまさしく「おとぎ話の登場人物が目の前に現れた」の如き反応を見せていた。

 片田舎で家業を手伝いながら暮らしてきた彼にとって、神話や伝承というのは、()()であって()()ではないのだ。

 

 “リュウジンさま”への感謝は人並みに持ち合わせているだろう。

 だがそれは、大神官(ジムリーダー)として自然との調停役を務めているシェラほど()()ものではない。

 

 あくまでも、生活に根付く範疇の信仰なのだ。

 だから実際に「神話の中の悪役が姉を襲った」などと言われても、その実物を見ていない以上、どうしても懐疑的にならざるを得ない。

 

 彼の疑念は、理解できないものではない。

 でも、だからこそ。

 

 

 

「……わたしは、ルスティカ博士を信じるよ」

 

 

 

 ソラは、確かな声でそう呟いた。

 

「さっきリクが言ってた通り、ルスティカ博士はウソをつくような人じゃないと思う。もし記憶違いだったとしても、博士は勘違いを勘違いのまま、そうだったって断言したりはしないんじゃないかな」

「うーん……確かに、そうかもな。アネキは研究者だから、不確定な事を無闇矢鱈と断定したりはしないと思うし、アネキがああ言ったなら、きっとそうなんだろう。ただ……」

「ただ?」

 

 今、彼の目に浮かんでいるのは、疑義ではない。

 ただ、どこか不思議そうに首を傾げていた。

 

 

「ソラは、なんでそう思ったんだ? ソラたちにとっちゃ、“リュウジンさま”や“ヨミの民”の事なんて、おいら以上に遠い出来事の筈だろ? なのに、おいらよりアネキの言う事を信じられてる」

「……別に、何か理由がある訳じゃないよ。上手く言えないし、根拠なんて無いに等しいけど……でも」

 

 

 この事について、いくら理由を後付けしても、それは本質じゃないように思えた。

 どれだけ考えても、自分がルスティカ博士を信じる理由なんて、ひとつしかない。

 

 そして、それは──

 

 

 

「信じてもらえないのは……とても、辛い事だから。だからわたし、博士の言ってる事をウソだなんて思いたくないの」

 

 

 

 それは、まったくもって合理的(ロジカル)ではない言葉だった。

 

 けれど同時に、リクは彼女が何故そう思ったのかを知っていた。

 だから、その表情にどこか陰りがあるように見える、その理由もまた理解できた。

 

 

「……そっか。なら、仕方ねぇよな」

 

 

 リクは己を恥じた。

 

 己の常識の範疇で判断し、実の姉の言葉を疑った事を。

 あれだけ姉の無事を心配していた筈の自分が、当の本人に懐疑的な目を向けていた矛盾を。

 

 そしてそれ故に、己が支えると決めた友の内心に気付けなかった己を恥じた。

 

 

「……よっし。アネキ! シェラさん!」

「あん? どしたよ愚弟。こっちはこっちで、これから来る神官連中との段取りだなんだを話してたんだが」

 

 

 立ち上がり、声を上げ、周りの注目を集める。

 

 どうやら博士やニャースは、こちらの会話には気付いていなかったらしい(シェラだけは、どこか楽しげに微笑んでいたが)

 それならそれで好都合と、リクは己の胸をドンと叩き、決意を新たに叫んだ。

 

 

 

「神官の人たちが来るのを待ってなんかいられねぇ! 今からでも、おいらたちでアネキを襲った犯人を探してとっちめて、ポケモンたちを取り返してくる!」

 

 

 

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