今ここに!ヴィータちゃんの非常に残念な物語がはじまる。
『ハ、ハヤテェェェ!?!?』
魔法少女 リリカル おわた orz
第十(悲)惨話 幕間 そのころのヴィータちゃん
「ヴィータちゃん?ちょっとリインと一緒にお買い物に行くけど、一緒に来る?」
「えー、ヤダ。家でゲームしてるほうが百倍マシ。買い物行くならアイス買って来てー、バーゲンだっちゅのイチゴ味ー」
「ふむ、なぜそんなに外に出るのが嫌なのだ?ここは魔法も危険も何もない平和な国だというのに」
「パソコンの中のほうがよっぽど楽しい。二次元の住人にアタシはなる!」
「しかたないわ、リイン。行きましょ?今日はお魚にする予定なの。商店街で良いお魚ないか一緒に見てもらえるかしら?」
「うむ、構わん。魚といえば刺身なるものがあると商店街の魚屋の主に聞いたことがある。何でも生魚を食べるそうだ…」
ふっふっふ!さっさと出て行けー!アタシにはしなきゃならねぇ事があるんだよ!この時を…この時を待っていたぁぁぁぁ!!!
「うへへへへ。誰もいなくなったー!コレでハヤテに取り上げられたアタシの18禁同人誌を回収できる!ふへへへへ~」
待ってろ!アタシの同人誌!!今すぐ取り返してやる!!
「とりあえずハヤテの部屋に来たは良いものの、どこに隠したんだーハヤテ?とりあえず…ベッドの下から確認だぁぁ!へっへっへ!アイゼン!よっと……ゴソゴソ……やっぱり何かあるぞ!アイゼンに引っかかって出てきたらいいなー」
こういうベッドの下にはえっちぃ本が隠してあるはずなんだ!あんな物凄いおっぱいマニアのハヤテが一冊や二冊持ってない訳がない!そうに決まってる!今こそその時だアイゼン!ハヤテに今までの仕返しをしてやる時がきたんだ!ラテーケンハンマー!
「何だコレエェェェェェ!!!!ガビガビになった水風船みたいなヤツウウウウウ!!!!これってアレだよな!?アレなんだよな!?なんでこんなとこにぃぃぃ!!」
「ハッ…もしかして………(ヴィータちゃんのイ・ケ・ナ・イ・妄想♪)……大人だよぉ…ハヤテェ…まさか…あんなことやこんなことも…経験済みだなんて………」
ハ…ハヤテ…アタシの予想の斜め上をバレルロールしてカッ飛んでいった…無理だよ…アイゼン…アタシがハヤテに敵うはずがなかったんだよぉ…
「ハッ!?気が付いたら1時間もぼーっとしてた!今のうちに同人誌回収しないと…コレは…ハヤテの机の上にそっと置いておこう…」
うん。アタシは何も見なかった。
「次はやっぱり本棚だ!この本棚の後ろとか…おりゃあ!お!やっぱり何か落ちてるぞ!これは…本だ!ちょっと遠くてわからねぇけど…よぉぉいっしょっと!」
へっへっへ!コレでハヤテの趣味をみんなの前でブチまけてやる!アタシの同人誌を奪った罰だ!かなり埃被ってるなこれ…さてさてどんな本がハヤテの趣味なの…か……
「うぎゃああああああ!!!!!!!」
「む…無修正…の…ハードポルノだ…うわー……」
ハヤテ!マジハヤテ!アタシなんか子供じゃねぇかよ…うわー、こんな風なんだ…うわーうわー……
「これ。もって帰ろ…」
「気を取り直して最後は庭にある納屋の中だ!へっへっへ!ここが一番アヤシイところだぜ!いざ!戦場に逝かん!ハヤテの秘密を大暴露なのだぁぁぁ!!!」
「意外と色々入ってるんだな…よっと、ん。扇風機の空箱に…1mケピィちゃん人形…スワンボートに…スワンボート!?なんでこんなとこにあるんだよ!何に使うんだよ!?あと、乗馬用ムチ…まったく意味がわかんねぇ……ん?なんだこのリュックサック…コレだけ結構新しいぞ?」
最後に当たりを引いたみたいだな!クックック…ハッハッハッハッハ!!!ハヤテ!残念だったな!アタシの騎士としての勘の前ではハヤテの秘密ももはや風前の灯だぜ!
「ハヤテの部屋にブチまけてやる!帰ってきたときのハヤテの顔が目に浮かぶぜ!」
「ぴぎゃああああああ!!!!!!!」
「縄にロウソク…納屋にはムチ……ハ…ハヤテェ……大人すぎるよぉ…え…SMだなんて…」
「ただいまー。ヴィータちゃん、いい子にしてた?ちょうどはやてちゃん達と一緒に帰ってきたの。今からすぐに夕飯作るから待っててね?」
「う、うん。おかえり、ハヤテ…」
「ヴィータどうしたんや?調子悪いんか?わたしはちょっと部屋に戻って着替えてくるわ。シグナムー手伝ってや?」
「どうしたのだ?ヴィータ。何かあったのか?家を出る前と様子が違いすぎるぞ?」
「いや、ちょっと……」
「なんやコレ!?なん…本棚が動い……や?」
「……て殿、この……ソクと、縄…一体なん……ござるか?」
「ん?なんで…屋に置い……避難用……ックがここに…ねん?」
「アタシも少し大人になっただけさ…」
「いったいなんのことなのだ?」
「フンッ!フンッ!ぴたんこ張ったらズッコンピー!」
「ヴィイイイイイイタアアアアアア!!!!!貴ッ様アァァァァ!!!!!」
ちょろっと書き上げたその頃の「ヴィータちゃん」でした。
ちなみにヴィータちゃんが見つけた前の二つについては、はやては知りませんでした。足が悪かったので。