わたしはもう、どうしていいのかわからへん。これからはじまるはずやった私と魔法の悲しくも素敵な物語。
目の前にはやはりおかしい5人の人影。
ふと現実逃避したくなるが、その前にどうしても言いたいことがひとつだけ。
『ホンマなにがどうしてこうなったん!?』
魔法少女 リリカル おわた orz
第二話 こんな守護騎士で大丈夫か?大丈夫だ問題ない…
訳あるか!一番良いのはどこや!?
「んで、シグナム。リィンの自己紹介で気になったんやけど、夜天の書って何なん?」
本来わたしの所に来るんは闇の書やったはず、いったい何があったんやろ?まさかの死亡フラグ撤回か!?ヤッフー!
「ふむ、それについては管制人k…リィンフォースのほうが詳しいので説明を頼むでござるよ。」
「うむ、夜天の書とは…」
…意味がわからない。もはや死亡フラグだとか原作ブレイクとかちゃちなもんじゃ無かったわ、もっと恐ろしいものを味わったわ。
「ようわからへんかったけど、ひとつわかったことがあるわ、夜天の書には存在意義があらへんっちゅうことが。」
今のわたしの顔はげんなりした感じやろうな…無限転生?魔力蒐集?防衛プログラム?そんなん問題あらへん。大問題が現在進行形で発生中や。
「うぬぅ、だけどハヤテぇ、それが夜天の書の、わたしたちヴォルケンリッターの存在意義であって…」
「やかましいわ!なんやねん!古代ベルカがミッドチルダに対抗するために作られた『イタズラ用デバイス』って!そんなんちゃうねん!わたしが求めとったんはこんな悲しい魔法との出会いちゃうねん!」
だいたい守護騎士システムが一番意味がわからん、イタズラ中の主を守るために作られたってのがもう意味わからへん!1頁目から訳わからん魔法がのっとるし、なんや!バナナの皮を設置し確実に滑らせる魔法とか!頭の上からタライを落として必中させる魔法とか!どこで使えば良いッちゅうねん!
「こんなん夜天の書やあらへん…ただのドリフのショーや…いったい古代ベルカはどこに向かっとったんや…」
「ワンモアセッ!ワンモアセッ!」
やかましいわ!絶望にうちひしがれた薄幸の美少女の横で隊長のDVD見んなや!何みんなやっとんねん!空気読めや!ガチムチだけじゃないんかい!
「「「「薄幸の美少女(笑)」」」」
「(笑)つけんなやあぁぁ!」
「まあ、もぉええわ。昼やし食事の準備してくるから好きにしたってや…」
あかん、みんなキャラ濃過ぎや…ここにおったらわたしもアホになりそうや…
「はやてちゃん?食事の準備はもう済ませておきましたよ~?」
「シャマル?いつのまに準備しとったん?ありがとうな。ホンマ助かったわ」
「うふふ。みんな全然話とか聞かないから大変かもしれないけど、これからよろしくね?」
「シャマルぅ…」
あかん、涙が出ちゃう、女の子やもん。
わたしが間違っとった。シャマルは普通やとおもっとった。せめてシャマルは…と。
「なんやねん、コレ」
テーブルの上に並べられた料理の数々。いや、ほらな?シャマルって料理下手って先入観があるやろ?ちゃうねん、コレ。地球の料理、ちゃうねん。
「ハヤテ?食べないのか?シャマルのご飯はメガ美味いぞ!」
ヴィータェ…何でそれが食えるんや。マーブル模様でピクピク動いとるのが見えへんのか?あぁ、刻が見える…
「ふむ、さすがシャマルでござる。また腕をあげたでござるな?このピロペー焼きは特に絶品でござる。」
ピロペー焼きって何やねん!グギャッて!今フォーク刺したらグギャッて聞こえた!
「うむ、シャ、ハグッ!マルの料理は、いつ、ハグッ!食べてもうまい。ハグッ!(笑)もいかが、ハグッ!ですか?」
おいガチムチ!お前は話の最中になんか挟まんとしゃべれんのか!そして、誰の名前が(笑)やあぁぁ!
「シャマルよ、隊長として私も鼻が高いぞ」
だまれ管制人格!お前は隊長ちゃうやろ!隊長はさっきまでブートキャンプしよったやろが!
「はやてちゃん?どうかしたの?あ、冷蔵庫の中の食材勝手に使っちゃってごめんなさい、怒っちゃった?」
れいぞうこ!これ地球の食材か!?ダメや、もう、わたしがまちがっとったんやな…
私はその日、初めて料理を前に死を覚悟した。
「うまっ!?なんでやねん!?」
文章量は少ないですが、よろしくお願いします。
また、誤字脱字あれば指摘よろしくおねがいします。