あかん、こないな状況かんがえてもみなかった。これからはじまるはずやった私と魔法の友情と絆の物語。
我が家にはすでにおかしい5人の人影。
もうここから逃げられないが、その前にどうしても言いたいことがひとつだけ。
『シグナムーー!!助けてぇーー!?』
魔法少女 リリカル おわた orz
第四話 おとめ座のセンチメンタリズムと
ふたご座のメランコリック
…ただしザフィーラ!てめえはダメだ!
「むぐー!むぐー!」
「フハハハハハ!!抱きしめたいなっ!はやて嬢!!!」
「フン!ハアァアアア!テオアーッ!」
「ケーキ!ケーキ!わったしのケーキ!」
「ふう、やはり一日3時間のバーニングタイムはかかせんな。シャマル、昼飯の支度はできているか?」
「あらあら、はやてちゃん楽しそう。リイン、ちょっと待っててね、もうすぐ出来上がるから」
抱きしめたいなって現在進行形でホールドされとるがな。だれかこのカオスからわたしを助け出してぇ…ってかグラハムさん若っ!もう35歳って手紙には書いてあったで!?そしてヴォ(ル)ケ(ン)達!助けんかい!
「波動拳!波動拳!昇竜、竜巻旋風脚!」
誰や今!昇竜キャンセル竜巻旋風脚繰り出した奴は!ガチムチか!?
「すまなかったな、はやて嬢。ついついおとめ座のセンチメンタリズムが熱いパトスとなって弾けてしまったのだよ」
グラハムさん、ハッハッハと豪快に笑っとるけどセンチメンタリズムの使い方まちごうとる気がするんは私だけか?ってかシャマル飯ふつうに食べとる!なんや、やっぱり私が間違っとったんやな…きっとこれが食わず嫌いっちゅうやつやったんや。
「やはりシャマルの料理は美味い、いつ食べても飽きん味だ」
「シャマルの料理はメガ美味だろー!ハヤテは最初なかなか食べなかったんだぞ?」
「うむ、この料理。見た目も凄いが味も凄い!最初は毒物を出されてしまったのかと食べるのを躊躇してしまったぞ」
「ダウト」
「む?」
「あらあら、うふふ。」
最初から『ではいただこう!』とかいって出された瞬間、躊躇なく口に入れた人が何を言うんや。やっぱり私の周りはおかしい人しかあつまらへんのか…?あぁ、八神はやて…可哀想な薄幸の美少女やで…
「ハグッ、発酵の微少女(笑)?ハグッ」
おいガチムチ、ちょっと表出ろや。そのけんか買ったで。
「ふむ、そろそろここを出なくては時間に間に合わんか。でははやて嬢!これにて失礼する!」
「えっ…もう帰ってしまうん?せっかく会えたんやからゆっくりしていってぇな…」
あかん、グラハムさん困らせるつもりはなかったんや。ただ、もうちょっと一緒に居たかっただけなんや。今まで本当に厚意でわたしのこと援助しとってくれとったんが嬉しくて。
「もぐもぐ…」
「はやて嬢…。すまないな、私とて友人たちの忘れ形見をないがしろにしたくはないのだが。私は男!空を飛び続けるファイターなのだよ。私が行かなくては世界が回らんのだ!それに今の君には家族がいるだろう、私とて二度とここに来ないはずがない!」
「…あはは、やっぱりグラハムさんはおもろい人やな。うん、わかった。またきてぇな!今日はおらんけど、家族はあともう1人おんねん!そのとき紹介するわ!」
「その言葉、謹んで受け取ろう!」
「そうや、結局グラハムさんってどんな仕事についとるん?」
「フッ、私か?私は株式会社MSWAD(エムスワッド)航空のジャンボジェット…フラッグのパイロット!そう、即ち『フラッグファイター』なのだよ!!!」
「あらあら、嵐のような人でしたね?」
「うむ、あれこそが燃える男のバーニングという奴なのだろう」
「……どうしよう、ケーキひとりで食べちゃった……」
「あの体、鍛え、フン!抜かれているな。次に、フン!あった時が楽しみ、フン!だ。」
なんやろ、この気持ち…この………別れを台無しにされた気持ちは。
「ヴィータ。一週間おやつ抜きで許したる」
「ふぎゅ!」
「あ、主(笑)?なぜ俺の前に来るのでしょうか…」
ブチッ!
「ザフィーラ、わかるか?今ね、私の怒りが有頂天!」
キャイン!
「ぬぅ…ザフィーラ。お前、主のフルネーム知ってるか?」
「あまり俺をアホ呼ばわりするな、インなんとか。そんなもの『発酵の微少女(笑)』に決まっているだろう。もちろん名前が(笑)だ」
「ダメだこいつ、早く何とかしないと…」
「ただいまでござる~」
とりあえずスマンかった、シグナム。いつ帰宅させればいいのかわからなくて…
グラハムさん退場です。もともと「あれ、グレアムとグラハムって英語で書いたら似てんじゃね?」という思いつきと、夜天の書(闇の書)をショボくしてしまったがゆえの「援助してるグレアムって誰よ?」からここ2話が出来ました。
あいかわらずのネタまみれ。一番書いてて楽しい掛け合いは、はやてとザッフィー。
2012/10/19
グラハムの勤め先の会社名が実在していることを確認したので、修正いたしました。