私達は今、ライザーさんやその眷属の皆さんと一緒に、オカルト研究部で宴会をしています。
すると、ライザーさんがふとこぼしました。
「俺はあの時、あれだけ自分を鍛えたのだから勝てる、そう思っていた。だが実際はどうだ。勝負にもならなかったじゃないか。」
その言葉を聞いて、三虎さんが言いました。
「勝った?負けた?そんなもの悔やんで何になる。
大切なのは、その事をこれからどう生かすか、だ。
私の部下に不死身に近い奴がいた。そいつは戦いの中で自分の能力を生かして、戦いを有利に進めていったそうだ。
自分の能力を生かすも殺すも自分次第だ。」
ライザーさんは、三虎さんからの言葉を聞いて
「三虎さんの言う通りだ。俺も、これから自分の力をどう生かして戦うか考えていこう。
これから、強い奴と戦うかもしれない。その時、フェニックス家の能力である「不死」などただのおまけだ。
自分の能力を最大限に生かすため、まず精神から鍛えていくか。」
レイヴェルさんも続いて言いました。
「お兄様!私達も微力ながらそのお手伝いをいたしますわ!」
最後に、三虎さんはこのように話を締めました。
「説教じみた話になったかもしれないな。この話はこれでお仕舞いだ。さあ、宴会の続きをするか。」
すると、黒歌さんと小猫ちゃんが 一龍さん、次郎さん、三虎さんに向けて口を開きました。
「今まで言えなかったけれど(ですが)、あのとき助けてくれてありがとう(ございます)。」
三虎さんは、こう返しました。
「私達にとって種族が違う、という事は問題にならん。
なぜなら、兄者(次郎)も、狼に育てられたからだ。だから、他人事には思えないんだ。これからも遠慮なく私達を頼って欲しい。」
(はぁ・・・。種族が違うだけで、なぜいがみあっているんだろうな。私達にはまるで理解できん。)
その言葉を聞いて、黒歌さんと小猫ちゃんは言いました。
「あなた達に会えなかったら、私達は今頃、こうして笑えていなかったの(いませんでした)。本当にありがとう(ございます)。これからもよろしく(お願いします)。」
それからは、楽しい宴会でした。
ライザー「この肉、とても美味しいな!なんの肉なんだ?」
三虎「これは、ガララワニの肉だ。」
ライザー「ガララワニ?どんな肉なんだ?」
三虎「サーロインにも匹敵する脂のノリと旨みがある最高級のワニ肉だ。」
ライザー「そんな良い肉を宴会で出していいのか?」
三虎「あぁ、皆にも食べてもらいたいと思ったから出したんだ。思う存分食べてくれ。」
ライザー「じゃあ、有り難く頂くぞ。」
三虎「皆にも食べて欲しい食材がまだまだたくさんあるぞ。自分1人より2人、2人より3人、皆で食べた方が美味しいからな。」
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