小猫(私はゆっくりと体を休めて、体力の回復に勤めました。そして・・・。)
「皆さん、トレーニングをお願いします!」
一龍「途中で根を上げんようにのぅ。」
次郎「そうじゃのう。」
三虎「手加減してやれよ、兄者。」
そう言うと、三虎さんが『裏のチャンネル』と呼ばれる空間を作り出しました。
私達は、その中でトレーニングをする事にしました。
一龍「この空間は通常じゃと、時間は外とあまり変わらないんじゃが、三虎の作り出す空間は『外で1秒経つとこの中では1ヵ月経っている』んじゃ。
じゃから、今回のように『少ししか時間が無い』状況でも、濃いトレーニングができるんじゃ。では、トレーニング開始じゃ。」
(アカシアの三弟子VS小猫のトレーニング)
一龍「まず、自分の使える全ての攻撃をワシらにそれぞれするんじゃ。」
小猫「なぜですか?」
一龍「それはのぅ、自分に今、何が足りないのかをはっきりとさせるためじゃ。」
小猫「分かりました。では、いきますね。」
『裏のチャンネル』の中でトレーニングを始めてから途方もない時間(外の世界では1日しか経っていない)が経った・・・。
そして、レーティングゲーム当日!
一龍「ついに、レーティングゲームの始まりじゃ。皆、特訓の成果を十分に発揮するんじゃよ。
あぁ、そうじゃ。ワシらも次のゲームに参加するからのぅ。
なぁに、手加減するわぃ。」
小猫「手加減するんですよね?一方的に攻撃しませんよね?」
一龍「あぁ、約束じゃ。」
(レーティングゲーム会場に向かう一行。)
小猫「すごいですね、学園近くのデパートが、食べ物などの細かいところまで再現されていますよ。」
すると、1人の人が現れました。
???「皆様、お集まりいただき感謝いたします。
私は、このゲームの実況をさせていただく『グレイフィア・ルキフグス』と申します。
本日はどうぞ、よろしくお願いいたします。
さて、まずはグレモリー眷属VSシトリー眷属、その後、一龍さん達VSディオドラ眷属の試合の順です。
それぞれ別の会場を用意してしました。
ゲームに当たり、一龍さん達には1つ制限を設けさせていただきます。
それは、『相手に一撃しか攻撃してはいけない』です。」
一龍「『全員、一撃だけで相手眷属を倒せ』という事かのぅ。簡単じゃ、のぅ、皆。
さて、ワシらはリアスちゃん達が修行の中でどれだけ強くなったか観客席で見せてもらおうかのぅ。」
次郎達「そうじゃのぅ(だな)。」
(グレモリー眷属VSシトリー眷属の戦い)
グレイフィア「リアス・グレモリー眷属の勝利です!」
一龍「リアスちゃん達のゲームが終わったようじゃ。皆、行くぞい。」
次郎、三虎「分かった(ぞい)。兄者(イチちゃん)。」
黒歌、白音「分かったにゃ(ました)。」
(アカシア眷属VSディオドラ眷属の戦い)
一龍「この場所で、ゲームが行なわれるはずじゃが、相手チームはどこにおるんじゃ?」
すると、たくさんの色の違う魔方陣が出てきたんじゃ。
一龍達「なんじゃ(だ)(にゃ)(ですか)?」
ディオドラ「誰がまともにお前達と戦うと思ったか!
お前達と戦うには、私の眷属だけでは足りない事は分かっている!
だから、色々な人に頭を下げて『この一戦だけでいいので、私の仲間になって下さい』と、仮で契約して一緒に戦ってもらっているんだ。」
一龍「そうか、じゃが、ワシらを相手にしてそう簡単には勝てるとは思わない事じゃな。」
ディオドラ「あぁ、これだけのメンバーを揃えても『やったぞ!俺たちは勝ったんだ!』と思えるくらいにギリギリだろうな。
だが、どんなに惨めでも良い!勝てればいいんだ!
実際、頭数を揃えたくらいで勝つ事ができるなら、あの時の戦争でも、三大勢力全員で向かっていって勝てていただろうからな!」
一龍「あぁ、そうじゃ。勝てればよい。惨めでも良い。」
ディオドラ「あぁ、そうだ!」
一龍「じゃが、負ける事から得るものもある。じゃから、全員倒させてもらおうか。」
ディオドラ「お前達と戦うに当たり、使える手は何でも使わせてもらうぞ。それら全てが難なく突破されたとしてもな。」
一龍「『相手を倒すために、使える手は何でも使う。』その考えはすごく分かるぞぃ。ワシだって、相手を倒すために何でもした。時には、相手の命を奪いかねん事もな。」
ディオドラ「ちなみに、どの様な事をしたんだ?」
一龍「肺が酸素を取り込まなくしただけじゃ。」
ディオドラ「悪魔より、悪魔らしいな。お前・・・。」
一龍「相手を倒すためには、心を鬼にしなければならない時もあるんじゃよ。たとえ、相手が身内でもな。」
グレイフィア「では、ただいまより、ゲーム開始となります。終了時刻は、『人間界の夜明け』まで、となっております。」
ディオドラ「アーシアは、遠めの教会に十字架に四肢を拘束している。」
一龍「なぜ、そんな事をしたんじゃ?」
ディオドラ「それはな、回復手段を無くすためだ。」
一龍「回復手段を無くしたくらいで『ワシらと対等に戦えるようになった』と考えるのは大間違いじゃ。
ワシらには、お主らを倒す手段がいくつかある。
それらを打ち破ることができん限りは、『ワシらと対等に戦えるようになった』とは言えんじゃろう。」
ディオドラ「『私達を倒す手段がいくつかある』だと・・・。」
一龍「それは見てのお楽しみじゃ。」
一龍「アーシアちゃんは、遠めの教会にいるんじゃな?」
ディオドラ「あぁ、そうだ。」
一龍「ワシがアーシアちゃんを助けに行ってくるから、その間は頼むぞぃ。」
全員「あぁ、頼んだぞ。(ぞぃ)(にゃ)(お願いしますね)。」
アーシア「一龍さん、助けに来てくれたんですね!」
一龍「今助けるぞぃ。アーシアちゃん。」
すると、ワシとアーシアちゃんの足元が急に光り始めたんじゃ。
一龍「何じゃ(何ですか)?これは(これ)?」
(次元の狭間に吸い込まれる一龍)
一龍「ほぅ、勝つためにここまでするか。天晴れじゃ。」
ディオドラ「だから言っただろう。『使える手は何でも使う』と。ともかく、これで私達の勝ちだ!」
しかし、その時の彼はまだ知らなかった。
次郎の本当の恐ろしさを・・・。
感想やアドバイスよろしくお願いいたします。
次回は「暴走する吸血鬼!」となっております。