次郎side
光が消えると、そこは森の中じゃった。
すると、奥の方から猫耳と尻尾が生えており着ている服が所々破れている女の子が2人、その後から剣を持った大勢の男達がこちらに向かって来ていたんじゃ。
すると、2人の女の子から「追われているの!助けて!」と言われたんじゃ。
ワシらは、女の人を大勢で攻撃するなど許せん。と思い、女の子達に立ちふさがるようにして前に出たんじゃ。
すると、女の子を追いかけていた男がワシらに襲いかかってきたんじゃ。
ワシらは男達が持っている剣を抜いた瞬間、へし折って無力化させたが、それでも男達は素手で向かってきたんじゃが、ワシらからすればまだまだじゃわい。
次郎side out
黒歌side
私は、妹の白音と一緒に追っ手から逃げていたの。
すると、目の前に三人の男の人が立っていたの。
私が追手から助けてもらいたい事を伝えると、三人は何も言わず私達の事を助けてくれたの。
黒歌side out
追手の男side
俺達は今追っている「黒歌」に主を殺されたんだ。
理由は、「仙術」という術が使える黒歌と同じように、妹にもその術が使えるかもしれない。と主が考えたからだ。
「仙術」という術は危険な術だ。何せ、世界にただよう邪気や悪意まで取り込んでしまうからな。
主は私達のその忠告を無視し、妹に仙術を使わせるために負担の強いトレーニングをさせ、それを見た黒歌に殺されてしまったというわけだ。
俺たちも家族に危害が及ぶようなら怒る。
それは悪魔だろうとなんだろうと関係ない。
すまないが、話が逸れてしまったようだ。
なんだ?目の前に、3人の男が現れたぞ?
追手の男sideout
次郎side
追手の男達を無力化させた後、ワシらが後ろを振り返ると、既に女の人達の姿は消えておりすごい怪我をした黒と白の子猫がいるだけじゃった。
ワシは、2匹の猫がこのままでは死んでしまうと思い、イチちゃんの能力で怪我を全て直してもらったんじゃ。
また転移する時に家と家具、猫用のペットフードが欲しいと頼むとすぐに了承してもらえたんじゃ。
そしてもらった家に着いて少し経つと黒と白の子猫は仲良く遊び始め、ワシらはそのかわいさにメロメロになったんじゃ。
次郎sideout
黒歌side
私の名前は黒歌。
今は妹の白音と一緒に助けてくれた男の人たちと暮らしているにゃ。
あのとき私達を助けてくれただけじゃなく、居場所までくれたにゃ。
こんな生活がいつまでも続けばいいにゃ…。
黒歌sideout
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