一龍side
転移が終わると、ワシらはどこかの町の中にいた。
周りではたくさんの子供達が楽しそうにはしゃいでいたんじゃ。
その光景を、この日常がずっと続けばいいのぅ。と思いながら見ていると、複数の男が女の子2人の首元にナイフを突きつけているのが見えたんじゃ。
ワシは、平和な日常を壊そうとするなど許せん。と、次郎と一緒に男達の動きを止めた後ナイフを奪い、警察に突き出したんじゃ。
その後、家族らしき人達がやって来てワシらの名前を聞いてきたから、名前を教えてその場を去ったんじゃ。
一龍sideout
男side
俺は、会社を理不尽にリストラされ彼女にも振られたんだ。
俺はこんなに辛いのに、周りを見ると皆楽しそうにはしゃいでいやがる。
だからやけになって何か事件を起こそうと、たまたま近くに俺と同じようなことがあり絶望していた奴がいたから声をかけたんだ。
そして町中で人質になりそうな子を探していると、目の前に散歩している女の子が2人いたから捕まえて首元にナイフを突きつけて逃げられなくしたんだ。
すると、見ず知らずの2人の男が現れて俺達は身動き一つできなくなったんだ。
気づけば警察の取調室の中だったな。
男sideout
リアスside
私は今、お兄様方が会談をしているからその間幼馴染みのソーナと町中をのんびりと散歩しているの。
すると、2人の男の人が私達を捕まえて首元にナイフを突きつけてきたの。
私達が怯えて何もできないでいると、目の前に別の2人の男の人が現れて私達を助けてくれたの。
その後、お兄様達が駆けつけてきてその人達の名前を聞くと、それぞれ「一龍」、「次郎」と言う名前だったの。
私は、その人達にまた会える日を夢見て家に帰ったの。
リアスsideout
一龍side
ワシらが女の子達を助けた後、転移する前に女の子の家族らしき人に「貴方達の名前を教えて欲しい」と言われたんじゃ。
教えると「リーア(ソーナちゃん)を助けてくれて本当にありがとう。この事は一生忘れない(わ)。何か困っていることがあれば言って欲しい(わ)。」と言われたんじゃ。
ワシは「そうじゃのぅ…。ちょっと猫の御世話の仕方を教えて欲しいんじゃ。少し前から猫を飼い始めてのぅ。始めて飼うものじゃから、勝手がわからんのじゃよ。」と答えたんじゃ。
「わかったわ。じゃあ家に着いていっていい?猫の性格によって御世話の仕方が変わるからね。」と返したんじゃ。
一龍sideout
黒歌side
私は今、家の中で白音と一緒に人間の姿でいるにゃ。
すると、ご主人様が帰ってきたにゃ。
後ろには魔王様がいたにゃ。
魔王様はとても驚き、私を捕らえようとしたにゃ。
だけど、ご主人様は魔王様に「この子はワシらの家族じゃ。悪さはしないから、許してやって欲しいんじゃ。もし何かしたらただじゃおかんぞぃ。」と言ってくれたにゃ。
ありがとにゃ。ご主人様。
黒歌sideout
その日の夜…。
一龍「それにしても、黒歌ちゃんと白音ちゃんが猫又じゃったとはのぅ。」
次郎、三虎「そうじゃのぅ(だな)。」
一龍「ワシらは一度死んでおる。ならば、他の体に憑依するのはどうじゃろうか?」
次郎、三虎「ほぅ(ふむ)。それはよいのぅ。(いいんじゃないか)。」
ワシらは「転生するから探してみるといいぞぃ。案外近くにおるかもしれんからのぅ。」という置き手紙を机の上に残し、家を後にしたんじゃ。
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