東方神剣録   作:妖魔夜行

8 / 10
ご覧になる際の注意点
・低クオリティなストーリー
・ネーミングセンス皆無のうp主
・小説初心者
・薄い内容
その他いろいろでもいいよって方はゆっくりしていってね!!


魔法の森(前編)

前回のあらすじ

 人間の里で配られた新聞を見、住民に妖刀「人魔刀」を持っていることが明らかになった聖夜は、災いの剣を持つものとして里を追われたため、魔理沙の世話になるしかないと考えた。その道中、魔法の森で出会った自称幻想郷最強を名乗る妖精と剣を交える事になった。

 

 

 

 

 

「ホントに戦うんだな?今なら見逃してやってもいいぞ?」

 

目の前で飛んでいる妖精は聖夜に言う。

 

「あいにく俺には戻る場所がない。だから行くしかないんだよな」

 

「そうか…。ならば後悔するなよ!」

 

妖精は聖夜から少し離れたところに下がり、飛びながら弾幕を放つ。

 

聖夜は「星屑の剣」による体術と霊力の補正により、超人並の反射神経と回避、弾幕の受け流しでやり過ごす。

 

「よっ!」「はっ!」「せいっ!」

 

回避と受け流し時に掛け声を出し、的確に避けていく。

 

妖精は自分を中心として同心円状に広がる弾幕と氷柱を聖夜めがけて一斉に放つ弾幕を放ってくる。

 

ガキィ!キン!

 

弾幕や氷柱と剣がぶつかり合う音が辺りに響く。

 

「ふぅ……、相変わらず此処の者達の攻撃は避けづらい。だがあいつの弾幕は避けやすいな。多少弾幕の威力もこの前の白狼天狗と比べれば軽い。」

 

勝てる。そう思っていた。しかし…

 

「どうした!逃げてばっかりじゃこのあたいは倒せないよ!」

 

そう。妖精は宙に浮かんでいる。剣では届かない。しかし、聖夜には武器はもうひとつある。

 

「これをどこで使うか……。」

 

聖夜は弾幕が薄くなるのを待つ。

 

「この弾幕を避ければあそこが空いてるな。よし!」

 

聖夜は氷柱を走って避け、安全地帯へと走る。

 

「ここだぁ!!」

 

もうひとつの武器とは、銃のことだ。聖夜の銃は火を噴き、妖精へと一直線に飛んでいく。銃弾があたった瞬間、妖精は

 

「痛ぁ!?なにこれ!?凄い痛い!!」

 

血を流さずにただ鈍器で殴られたような、明らかに致命傷ではないように苦しんでいる。

 

「まじかよ……。銃弾を食らって痛いだけって……」

 

聖夜は呆然とする。妖精は聖夜の言葉は気にせずに、

 

「くそっ!もう手加減しないからな!!」

 

妖精はカードを掲げ、大声で宣言する。

 

「氷符『アイシクルフォール』!」

 

「あ、あのカードは…!!」

 

聖夜には見覚えがあった。それは椛との戦闘中、椛が使っていたものだ。暗いため、はっきりとは見えないが、使い方が同じだ。さらに、椛はあのカードを使ったあと、弾幕が濃くなった。この妖精も同じなのだろうか。

 

「震え上がるがいい!」

 

案の定、妖精の弾幕も濃くなり、より一層避けづらくなった。

 

「くっ、こうなったら!」

 

聖夜はもう一本の剣、妖刀「人魔刀」を抜刀する。そして、弾幕を斬る。

 

「…軽い」

 

人魔刀で斬る場合と星屑の剣で斬るときとでは全く違う。これが伝説の妖刀の力なのだろうか。

 

対し、妖精は正面に弾幕を撃ったあと、自分を中心として周りに弾幕をばらまき、聖夜に壁のように放つ。しかし、今、二刀流の聖夜にとって見れば、あまりにも簡単すぎる。星屑の剣により上がった体術を活かし、人魔刀と星屑の剣を操る。もはや聖夜が動かずとも、剣だけで弾幕を防いでるようになった。

 

「こいつ…、なかなか強いやつだ…」

 

何かが弾けるような音とともに妖精の弾幕も消える。

 

「なら、これでどうだぁ!」

「凍符『パーフェクトフリーズ』!!」

 

妖精は二度目の宣言をする。今度は弾幕同士の感覚は広いが、弾速がとても速い。しかし聖夜は弾幕を斬り続ける。あまり聖夜には脅威ではなかった。しかし、

 

「ん?弾幕が、止まった…?」

 

いきなり周りの弾幕が止まる。

 

「なんだこれは…?とりあえず、トドメを…」

 

これはチャンスだ、と思い聖夜が銃口を妖精に向けた瞬間、

 

「!? なんだ!!?」

 

周りの弾幕が動き出す。それも不規則に。正面以外からも向かってくるため、回避する。

 

「くっ!」

 

周りから弾幕が消えるまでやり過ごし、少し考える。

 

(あれはあの妖精の仕業なのか?だとすれば早く終わらせないと、いつ被弾するか分からない)

 

聖夜はあの妖精が弾幕を止めたと予想し、あの時に自分の能力、「武器を操る程度の能力」を叩き込もうと考えていた。銃弾を食らってもあの程度で済んだなら、ちょっとやそっとでは致命傷にはならないだろう。だからこそ、思い切り叩き込むのだ。

 

「また止まった。やはりあの妖精の仕業で間違いないな」

 

聖夜はまた、超人並の体術で弾幕を避ける。弾幕が通り過ぎた直後、

 

「これで終わりだ!」

 

聖夜は意識を集中させ、妖精の周りに逃げ場がないほどに大量の剣を出す。それを妖精へと一斉に飛ばす。

 

「えっ?!ちょっ!?きゃあああああああああ!!!」

 

無数の剣が妖精に刺さるが血は出ていない。いや、刺さってすらいない。しかし、聖夜が剣を消すと妖精は地面に落ちる。

 

「おい、大丈夫か?」

 

聖夜が問いかけると、

 

「う、うん。なんとか」

 

妖精はすぐに起き上がる。やはりそれほど大きいダメージではないみたいだ。

 

「いやー、あんた強いね」

 

「そりゃどうも。ところでお前、銃弾とか剣とか当てたが、平気なのか?」

 

聖夜は一番聞きたかった疑問を述べる。

 

「それは、あたいの下に魔法陣出てたじゃん?」

 

「ああ、出てたな。カード使ったあとは色がついてたな」

 

聖夜は先ほどの戦闘を思い返し、それっぽいものを見つける。

 

「あれがあるから痛くないのさ。それでも痛いものは痛いけどね」

 

「どおりで銃弾撃ちこんでも血が出ないわけだ」

 

「そういうことだな。ところであんたは何しにここへ?」

 

「魔理沙の家だ。知ってるか?」

 

「魔理沙の家ならこっちだよ」

 

聖夜は妖精に案内されていく。

 

「なあ、人間。あんた名前は?」

 

「神崎聖夜だ。お前は?」

 

「あたい?あたいはチルノ。それとあんたって幻想郷の人間?」

 

「いや、違うな。迷い込んだんだ」

 

「ふーん。服はどうしたの?」

 

「人間の里で買ったんだ」

 

「ふーん。あれが魔理沙の家だ」

 

「あれが…」

 

現れたのは至って普通そうな民家だ。玄関には「霧雨魔法店」と書かれた看板がある。

 

まずチルノがノックする。

 

「おーい!魔理沙ー!」

 

「んー?誰だよこんな夜中にってチルノと…なんで聖夜が!?」

 

「さー?それは知らないな。とりあえず魔理沙に泊めてもらいたいらしいよ」

 

「第一チルノもなんでここにいるんだよ」

 

「いやー、ただの散歩中だったんだけどねー」

 

「早く帰れよ…」

 

「うん!そうする!じゃあなー」

 

「おう!そして聖夜はどうしたんだ?人里に住んでたんじゃないのか?」

 

「いや、それがな」

 

…………………………………

 

「…ふむ、そんなことがあったのか。まあとりあえず泊めてやってもいいぜ。そのかわり手伝いとかはしてもらうからな」

 

「ああ、分かった」

 

 

 




魔理沙「覚悟はいいか?」
うp主「えっ、いや、ちょっ、」
魔理沙「マスタースパーク!!」
うp主「ぎゃあああああああ!!」
魔理沙「ふう、てなわけで数カ月ぶりの投稿だぜ。魔理沙だぜ。久しぶりに出られたのに少ししか出てないんだよな。まあ、それは置いといて、次回は私の家での話だな。もちろん、私も出るぜ!では次回、「魔法の森(後編)」だな!お楽しみに、だぜ!!
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