スライムな魔王と太陽の勇者   作:あびー

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突然の思いつきで書いてみた小説です。
転スラは本編アニメと日記アニメしかちゃんとは見てません。
初めて書いた小説ですので下手くそですが、どうか見てくださるとありがたいです。


プロローグ

「今日も学校かぁ...」

朝の住宅街を歩く青年からため息が漏れた。

彼の名は篝火 太陽、困っている人が居るなら出来るだけ助けようとするただの善人だった。

 

その時、偶然にも見てしまった、猛スピードで迫り来る車と何かを追いかけ飛び出してしまっている子供を。

 

考えるよりも先に体が動いた。

 

持っている荷物を放り投げ全速力で駆ける。

それでも、間に合いそうになかった。

 

このままでは子供か自分、どちらかしか回避に間に合わない。

ならば、自分より未来ある子供を助けるに決まっている。

 

子供を車の進行方向から突き飛ばした。

 

(太陽の様に明るく皆を助ける勇者に憧れていたけど、自分が出来た人助けはこれが最後か...。)

 

既に車は目の前に来ていて自分はもう間に合わない。

覚悟を決め、衝撃に備えた瞬間。

 

突然、風が吹き荒れた。

 

それに巻かれるようにして

彼の姿は忽然と現世から姿を消したのだった。

 

《転移体に【勇者】を検知。これにより、勇者の資質を獲得、成功しました。》

《ユニークスキル「不撓者(タオレヌモノ)」を獲得、成功しました。》

《ユニークスキル「日陽者(カガヤクモノ)」を獲得、成功しました。》

《続いて、エクストラスキル...etcを獲得、成功しました。》

 

 

 

 

 

ふと、いつまでも衝撃が来ない事に気付き、目を開けた。

そこにはさっきまで居たはずの住宅街ではなく、少しの日が差す鬱蒼とした森の中だった。

地面も見慣れたコンクリートではなく、草が生い茂る土に変わっている。

 

「一体何が...どうなってるんだ...」

 

呆然と辺りを見回した。

森の先に光が差す広場を発見し、取り敢えずそこに向かおうと歩みを進め始めた。

 

道中、自分の姿を確認した際大した変化は無く、何故か身体の調子が良く全く疲れることが無かった。

 

(まさか異世界...いや、そんなラノベみたいな事あるはずが...)

 

森を抜けるとそこには、凄まじく広い平原と明らかに人の手が入った街道を見つけた。

 

「道だ...人が居るのか...!」

 

しかし、そこに人の姿は無く。

自分にはどこに続いてるか分からない街道を人に会うまで、ただひたすらに沿って行く事しか出来なかった。

 

太陽がてっぺんに上り、落ちてゆく夕方になっても人と会うことは出来ていない。

 

(お腹が空いた、喉も乾いた未だに人を見かけない...本当に人が居るんだろうか...)

 

そう不安になり始めた頃

 

「おーい、そこの坊主!こんなとこで1人何してんだ?ここはジュラの大森林近くだぞ。」

 

後ろから声を掛けられた、慌てて振り向くとそこには1人の皮鎧を来た男性が居た。

 

「あなたは...」

 

「俺か?見て分かると思うが冒険者だよ。」

 

冒険者!やはりここは日本でも地球でもない異世界!

オタクでもあった自分にとっては憧れみたいなものだ、柄にもなくテンションが上がってしまう。

 

(だけど、何故言葉が通じているんだ?)

 

疑問にも思う、けれど通じてるならいいかと早々に考えるのを止めた。

 

「それで、坊主はどっから来たんだ?ここいらじゃ見かけない格好だが...」

 

「自分は気づいたらこの森に居ました。元々別の場所に居たんですけれど...」

 

「て事は坊主は転移者や迷い人か!俺も初めて見たな!それと名前を言い忘れてたな、俺はカイン人間の冒険者だ」

 

転移した人は他にも居るらしい、自分独りじゃないことに少し安堵した。

 

「自分は篝火 太陽と言います。」

 

「カガリビか、よろしく、それとそんな固い口調じゃなくていいぞ?」

 

「ありがとうカインさん、助かります。それで、その聞きたいんだけど、他の転移者とか迷い人って言うのは...」

 

そこからカインさんは街に向かいながらこの世界の事を色々と教えてくれた。

魔物のこと、魔素や魔力、技術(アーツ)の事に国、魔王や勇者、竜種の事等など。

 

「カインさん、今向かっている国はなんて言う国なんですか?」

 

「今向かってるのはな、人間の国ブルムンド王国だ!」

 

こうして、俺はカインさんに助けられ生き延び戦う術を学んだ、まだまだ未熟な俺を連れて冒険に行く日々、ある日偶然遭遇してしまった上位悪魔(グレーターデーモン)の攻撃からカインさんは俺を庇って、死んでしまった。

俺はスキルのおかげで上位悪魔(グレーターデーモン)を討伐し、生き延びることが出来た。

 

よくある事だ、新人冒険者を庇ってベテランが亡くなるのは。

 

俺が死が身近なものであるということを、今更ながらに理解した。

その時ようやく俺は日本の常識や意識を捨て、この世界に馴染んだのだ。

 

数年が経ち、俺は勇者としての力に目覚め、偶然迷い込んだ精霊の住処にて魔王(妖精女王)ラミリスの計らいにより光の精霊の加護を受けることになった。

ただ、太陽の力を持つ光の精霊だったようでスキルが更に強化される事になった。

 

この後の事は思い出したくないんだが...

 

その後、魔王ギィ・クリムゾンに遭遇し戦闘となり、俺の攻撃は全く効かず、簡単に惨めに敗北してしまった。

ただ、諦める訳にはいかなかった。

こんな所で死ぬ訳にはいかないと、同じ転移者にも会っていない、彼女も居ない、なら死んでたまるかと。

その時俺は真に勇者として覚醒したんだ。

まぁ、でも結局魔王ギィには勝てなかったんだが、また強くなったら闘おうと、一方的に宣言して去って行きやがった。

因みにその後も何回か闘っている。

 

「俺の転移してからの人生はそんな感じだ。

まぁその後も色々あって今に至る。

ここに来たのもあんたの姉のヴェルザードさんに様子を見てくれないかと頼まれて来たんだよ。」

 

「あ、姉上に頼まれたのか...そうか...で、出来れば我の事は暫く伝えないで欲しいのだが...な?」

 

「まぁなんとか出来るかもしれない方法が見つかったんだし、まだ伝えなくて良いんじゃないか?」

 

「そうか...まぁじゃあそうするか...で、今からする名付け本当に俺も貰っていいのか?」

 

「勿論だ!2人とも我の友だからな!どっちかだけ名付けせん等と言うわけなかろう」

 

「そうそう!貰っとけって!」

 

「じゃあ、有難く貰うよ」

 

 

 

「では早速お前たちの名付けをしようではないか!

スライムよ、お前には「リムル」の名をやろう、「リムル・テンペスト」を名乗るがよい。カガリビお前にも「テンペスト」の名を与えよう、「カガリビ・テンペスト」を名乗るがよいぞ。」

 

《告、ユニークスキル「日陽者(カガヤクモノ)」が進化し、究極能力(アルティメットスキル)太陽之王(ホルス)」を獲得しました。》




更新するかは未定です。
ただ、シズさん生存してたらどうなんだろうが、全ての始まりですので、書きたいとこだけ書くかもしれません。
感想・評価お待ちしています!

初投稿の下手な文を読んで下さりありがとうございました!
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