ラブライブ! -夢への架け橋-   作:しろい凛キチ

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お待たせ致しました!
なんとか正月のうちに1話投稿できてよかったのです。

感想、ご意見ありましたらご指摘ください。
それでは


第4話

『ここがウチだよ。と言っても凜達は隣だから大した違いはないだろうけどね』

 

『先輩のお家綺麗だにゃ〜』

 

『ありがと。さて、それじゃ飯作るけど何かリクエストはあるかい?』

 

そう言うと花陽ちゃんが手伝いを申し出てくれたので、俺と花陽ちゃんは一緒に台所へ行き、料理をした。

 

 

『かよちんの料理も先輩の料理も美味しかったにゃ〜♪』

 

『気に入ったなら何よりだよ』

 

結局、俺と花陽ちゃんで一品ずつ作り、三人でそれを突っついて夕飯を済ませた。

 

『さて、このあと二人はどうするんだ?』

 

『ん〜、先輩の家に泊まってくにゃ!』

 

『え?』

 

俺の家に泊まっていく?え?

 

『えーと……俺の聞き間違いじゃなければ、ここに泊まっていくって聞こえたんだけど?』

 

『そうにゃ♪かよちんも泊まっていくよね』

 

『う、うん。先輩さえ良ければ、私も泊まりたい、かな』

 

俺は何を言われたのか理解するのに数秒かかった。

 

『ち、ちょっと待て…俺たちは知り合いでも、ここは男の家だぞ?女の子だったら嫌なんじゃないか?』

 

『凛は先輩の家なら嫌じゃないにゃ♪』

 

『私も嫌じゃないです』

 

『…………さいですか』

 

こうして凛達が家に泊まっていくことになった。

その日の夜はトランプをしたり、テレビを見たりして過ごした。

 

『さ、もう十時だしそろそろ寝るよ』

 

『え〜、もっと遊んでたいにゃ〜』

 

『明日も学校なんだからそんなこと言わないの。俺は床で寝るから、凛達は俺がいつも使ってるベッド使って』

 

『先輩も一緒に寝るにゃ〜』

 

『り、凛ちゃん!?』

 

凛のいきなりの提案に俺と花陽ちゃんは驚いていた。

 

『いくらなんでもそれはマズイだろ…って、押すなって』

 

『ほらほら早く〜♪』

 

俺の言葉も聞かずに凛は強引にベッドまで連れ戻した。

 

 

『…………寝れん』

 

今の状況はというと俺がベッドの真ん中に寝て、それを凛と花陽ちゃんが両腕に抱きつく形で寝ている状況だ。

傍から見れば役得かもしれないが、当人としてはどうにも困ったものである。

 

『先輩とお揃いだにゃ〜……』

 

『えへへ、先輩と一緒……』

 

『夢にまで俺が出てくんのか、俺のどこがいいって言うんだよ。つかマジ俺も寝なきゃヤバイな』

 

俺は目を閉じ雑念を切り払い、寝ることにした。

 

* * *

 

『よう隼人、って目の下の隈どうしたんだよ』

 

『ちょっとな。とにかく眠いんだ、話しなら後にしてくれ』

 

俺は聡の話も適当に切り上げ自分の席に着くと、机に突っ伏した。

 

 

――――放課後。

俺が携帯を確認すると着信が一件来ていた。確認するとどうやら凛からのようだ。

 

 

「件名:今日の放課後って空いてますか?

 

本文:またアドバイスを貰いたいんだけど、空いてるかにゃ?

返信待ってるにゃ>ω</」

 

 

『っておいおい、随分と急だな…』

 

そう言いつつも俺は直ぐに新規メールを立ち上げ、返信を打つ。凛からの返信は待ってましたとばかりに早かった。

 

 

『件名:よかったにゃ♪

 

本文:ならこれから音乃木坂学院に来て欲しいにゃ>ω</』

 

 

『まさか女子高に来いと言われるとは……まぁ約束しちゃったし、行くしかないか』

 

そんなことをつぶやきながら、俺は足早に学院へと向かった。

 

 

『うへぇ、やっぱ入りずらい…………』

 

来てみたはいいものの、俺は校門の前で尻込みをして立ち止まってしまった。

部活をやってる人がちらほらいるものの、今は放課後。当然まっすぐ帰宅する人やどこかへよって帰る人も居るわけで……

つまり何が言いたいかというと俺は今、女子高生の視線をモロに受けている。

 

『これどうやって入れと……』

 

『ちょっとそこの君、ここで何やってるの?』

 

いきなりの声に驚き声の方を見ると、学院の方から女性が歩いてきた。

 

『いや、あの俺は怪しいものではなくてですね…ここの生徒に呼ばれてきたんです』

 

『その制服は、雷禅高校の……ってことは、もしかしてあなたが不知火隼人くん?』

 

『え?どうして俺の名前を?』

 

女性が俺の目の前に来たと思ったら、不意に名前を呼ばれ、俺は面食らっていた。

 

『あなたの事は娘のことりから聞いてるわ。私はこの学院の理事長をしています、南結衣(みなみ ゆい)です』

 

『理事長!?す、すいません。そうとは知らずに…』

 

『いいのよ。それで、今日はどんな用事でここへ来たのかしら?』

 

『えっと、1年生の星空凛さんからメールもらって来たんです』

 

そう言いながら俺は先ほどの一連のメールの流れを南さんに見せる。

 

『なるほどね、それならこっちへ来てちょうだい。いろいろと入校の手続きをするから』

 

『は、はい』

 

俺は南さんに付いて行き必要事項を記入し、渡された入校許可証を首から下げた。

 

『これでOKよ』

 

『ありがとうございます、南さん』

 

『私のことは結衣でいいわよ。南だと娘と被るしね』

 

『え、でも…いいんですか?俺たちは今日会ったばかりですよ?』

 

『いいのよ。あなたには以前ことりを守ってもらったこともあるし』

 

『はぁ………なら呼ばせていただきます。結衣さん』

 

俺は結衣さんにお礼を言い、目的の屋上へと向かった。

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