ラブライブ! -夢への架け橋-   作:しろい凛キチ

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お久しぶりです。
投稿間隔が空いてしまい、すいませんでした。

今回は番外編第二弾ということで、こんな話があってもいいんじゃないかなと言う感じで書き進めていきました。

感想、ご指摘等お待ちしています。
※オリジナル設定あり


番外編 μ'sの休日編

『はぁ……………やっと着いたか…』

 

ここはとあるスキー場。今日は穂乃果の提案でみんなでスキーとスノボーをしに来ていたのだが、移動中での出来事を考えると、今後が思いやられた(ドラマCD 行こう行こう♪雪の国へ 参照)。

 

『凛、起きろ〜。それと真姫と希も、手伝ってやるから雪から出ろ。そのままじゃ風邪引くから』

 

俺は凛達についた雪をどけ、三人を雪から出してやる。

 

『それじゃ着替えたらここに集合してね』

 

一通り道具を借り、ウェアに着替えるためにみんなと別れ、早速着替えた。

 

『よし、こんなもんか』

 

最後にスノボー用のブーツの締まり具合を確かめ、俺は待ち合わせの場所にでる。

辺りを見渡すと、待ち合わせ場所にはまだ花陽ちゃんと絵里、海未、希、にこ、真姫しか来ていなかった。

 

『穂乃果と凛にことりはまだか』

 

『三人ならお花をつみに行く言うとったで』

 

『そか、なら皆は先に準備運動しといて。これからたくさん動くから怪我しないようにね』

 

『ごめーん、遅れちゃった』

 

数分後、俺たちが一通り準備を終えた頃になって穂乃果たちは戻ってきた。

 

『そんなに走ってると転ぶからゆっくりでいいよ』

 

『うん。わっ!』

 

俺が注意を促すが、穂乃果は言ったそばから見事に尻餅をついていた。

俺はすぐに穂乃果の元へ行き、手を引っ張って起こしてやる。

 

『言わんこっちゃないをこれからは気を付けるように』

 

『えへへ、はーい』

 

立ち上がった穂乃果はまだ打った場所が痛いのか、お尻をさすっていた。

 

『じゃあ絵里、希、にこ、ことりはまず俺について来て。他のみんなは自由にスキーを楽しんでていいよ』

 

今日の予定は、初めに決めていた通りまずはこの四人にスノボーを教え、ある程度時間がたったら残りの五人に教えることになっていた。

 

『それじゃ時間も限られてるし、早速始めようか』

 

 

『そうそう、その感じ。さすがはスクールアイドルやってるだけあってみんな体幹がしっかりしてるね』

 

今は前半四人と交代し、もう既に三十分が経過していた。

 

『隼人君の教え方がいいからだにゃ〜』

 

リフトを使って上へ登ってる途中、俺が独り言のように呟いた言葉に隣に座ってた凛ちゃんはそんな風に返してきた。

 

『これなら次はもう少し上まで行けそうだね』

 

『スノボー初めてやったけど楽しいにゃ〜♪』

 

その後も何事もなく時間はどんどん過ぎて行った。

 

 

同日、夜。

旅館にて。

 

『さっぱりした〜。にしても凄いな真姫の家は…こんな豪華なところにも知り合いがいるなんて』

 

俺たちはスノボーを終えた後、真姫の家の知り合いが経営してるという旅館へと来ていた。

部屋割りはスノボーの時と同じで、俺だけ小さい部屋を一人で使わせてもらってるという状況だ。

 

『他の部屋よりも小さいとは言っていたけど、これ普通の家のリビングくらいあるんじゃね?』

 

そう。いくら他の部屋よりも小さいとは言っても、その部屋だけでも十畳ほどの大きさがあるのだ。

そんな独り言を漏らしていると、ドアの方からノックする音が聞こえてきた。

 

『隼人君、そろそろ食堂に行こうってみんなが呼んでるよ』

 

『花陽ちゃんか、わざわざ知らせてくれてありがと』

 

『どういたしまして』

 

俺は手早く身支度を済ませ、花陽ちゃんと一緒にみんなが待ってる食堂へと向かった。

 

 

『あ、隼人君こっちこっち〜』

 

『凛、こんなところで大声あげたら他のみんなはのお客様に迷惑になりますよ』

 

俺が近づいてきたことに気付いた凛はこちらに手を振っていたが、海未に咎められ手を引っ込める。

 

『ごめんごめん少し遅れちゃった。さて、それじゃ食べますか』

 

『『『『『『『『『『いただきます』』』』』』』』』』

 

 

『ん?何か向こうの方騒がしくない?』

 

『確かにちょっと気になりますね』

 

みんなで夕食を楽しんでいた頃、何やら遠くの方が騒がしくなってきていた。

 

『あの、すいません。何があったんです?』

 

気になった俺は皆に一言入れ、近くで見物していた一人の男性の元へ行き事情を聞くことにした。

 

『ん?あぁ。なんでも、予定していたアイドルのライブが急遽中止になっちゃったらしくてね。それ目当てに来てたお客が怒って揉め事を起こしてるらしいよ』

 

『そうでしたか。ありがとうございます』

 

俺は男性にお礼を言い、みんなの元へ戻って聞いた話をした。

 

『そんなことがあったんか』

 

『ねぇねぇその話、私たちで何とかできないかな!』

 

さっきの話についていろいろと意見を言い合ってると、穂乃果が提案してきた。

 

『私たち、まだスクールアイドルを始めたばかりだけど……それでも、今のたちでどこまでやれるか試してみたい!』

 

『確かに、これはいい機会かもしれないね。みんなはどう?』

 

穂乃果の説得を聞き、みんなは次々と賛成してくれた。

 

『なんとか従業員の人に打診出来ないか聞いてくるよ』

 

『なら私も行くわ。私も行けば聞いてくれる確率が高くなるだろうし』

 

俺が席を立つと真姫が一緒に来てくれると言うことになったので、早速二人で近くの従業員のところへ行きさっきの話をしてみた。

 

『まさかこんなところでμ'sに会えるとは。僕はμ'sのファンでね。さっきのことも僕からオーナーに聞いてみるよ。君たちは席で待っててくれるかな?結果がわかり次第伝えに行くよ』

 

『お願いします』

 

話しかけた従業員はなんと、μ'sのファンということで特別に掛け合ってくれるそうで助かった。俺はその人にお礼を言い、みんなの元へと戻った。

 

『どうだったの?』

 

戻るとすぐに絵里が聞いてきたのでok待ちだという事を伝えると、凛と穂乃果は喜んでいた。

 

『まだ決まったわけじゃないのですから、そんなに喜んでもいられませんよ』

 

『そうですよね。それに、やるとなったら準備も必要だし……』

 

『ok出たときのためにいろいろと決めておこう。衣装はここの浴衣を借りるとして、問題は歌う曲の方だ』

 

それからはみんなで意見を出し合い、歌う曲を決めていった。

 

 

数分後。歌う曲は「もぎゅっと“love”で接近中!」「START:DASH!!」「Wonderful Rush!」「No brand girls」「Snow halation」の五曲に決めたところで、さっきの従業員の方がこちらへ向かってきていた。

 

『やぁ、お待たせ。オーナーに確認したら是非にってことだったよ。これからステージ用意するけど、こっちで用意するものとかある?』

 

従業員の肩の言葉を聞き、みんなは嬉しがりつつ気を引き締めていた。

 

『ありがとうございます。えと、衣装の代わりにこちらの浴衣を貸していただきたいんですけど、いいですか?』

 

『それくらいならお安い御用だよ。今から持ってくるから控え室に行ってて貰えるかな?控え室とは言ってもあんまり広くないけどね』

 

俺たちは従業員の方にお礼を言い、後に来た従業員のあとを負って部屋へと通された。

それからまもなくして、人数分の浴衣を持った人が部屋へ入ってきた。

 

『じゃあ俺はステージのセッティングの方に行くから、着替え終わったら来てね』

 

『隼人君はここにいてもええんよ?』

 

その言葉を聞いて赤面しかけたが、希の顔がニヤケてたのを見て冗談だと悟り、首を振って部屋を出ていった。

 

 

『皆様、大変長らくお待たせいたしました。当初予定していたアイドルが出演不可能ということで、急遽出演していただくことになった音乃木坂学院 μ'sの皆さんです』

 

いよいよ本番直前。

俺たちは輪になり右手をチョキにして合わせ、円陣を組んでいた。

 

『じゃあ行くよ。1』

 

『2』

 

『3』

 

『4』

 

『5』

 

『6』

 

『7』

 

『8』

 

『9』

 

『10』

 

『μ's、ミュージック〜』

 

『『『『『『『『『『スタート!』』』』』』』』』』

 

掛け声とともに右手を挙げ、気合を入れる。

それと同時に、ちょうど出番になりみんなはステージへ出ていった。

 

 

ライブが終わると食堂は一面拍手喝采で埋め尽くされていた。

 

『『『『『『『『『ありがとうございました!!』』』』』』』』』

 

観客に向かってお辞儀をしてみんなはこちらへと向かってくる。俺はそんなみんなに向かってお疲れと優しく言った。

 

 

翌日の夕方、帰りの新幹線にて。

みんなは疲れたのか小さな寝息を立てながら眠っていた。

 

『まさか休日がこんなことになるなんてな……ま、これもいい思い出か』

 

『隼人君は、私たちと過ごして楽しかった?』

 

みんな寝ていると思っていたが、隣に座ってたことりは起きていたらしく、俺の独り言にそう返してきた。

 

『うん。たまにはこういう休みもアリかなって思ったよ』

 

『ふふ。私たちも隼人君と旅行出来て楽しかったよ♪』

 

そう言うとことりは小さなあくびをし、眠くなってきたというので俺の方に寄りかかって寝息を立て始めた。

こうしてμ'sのメンバー+俺の旅行は幕を閉じた。

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