ラブライブ! 鉄道ファンとスクールアイドルとなかまたち since 2024   作:松浦南北

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今回から2日目。引き続き青山由美目線でお送りします。


【元ネタ実体験】松山から始まる3泊4日GW大移動ツアー!! #4 松山からの移動先がヤバすぎた

2日目、朝風呂に入り、ホテルの朝食バイキングを取ったあとに仲喜とホテル前で集合。

 

仲喜「そういえばなんだが」

 

俺「どうしたの?」

 

仲喜「今日別府方面行くんでしょ?」

 

俺「いけなかった?」

 

仲喜「いいや、むしろ助かった」

 

俺「いやなんでだよ」

 

仲喜「この前予土線乗ったからね。フェリールートは初めてだし」

 

俺「理解」

 

宇和島・予土線ルートは仲喜も攻略済みだったわけか。家族全員からフェリールートを強く勧められたからそっちしか選択肢がなかったのはほぼ事実なのだが。

 

そして歩いたあと朝から当然路面電車に乗る。

 

俺「間に合うかな……ギリギリだったし」

 

仲喜「松山着いたら走るぞ」

 

今回の車両はやや少数派のモハ2100形。しかもコイツ定員が少ないんだよね……松山着くまで途中の停留所でどうなるか不安になるだけだった。

 

そして松山駅到着後に切符を買い、ホームに入る。

 

俺「キハ32が来ませんように、キハ32が来ませんように」

 

キハ32は16m級でロングシート、トイレなし・コイルばね台車車両。この出先でトイレのない小型車なんぞ乗りたくない。しかしやってきたのは……

 

仲喜「キハ54じゃねえか」

 

俺「うーん…微妙!!」

 

仲喜「乗るぞ」

 

俺「わかってるよ……」

 

21m級のロングシートで、トイレなし・コイルばね台車車両のキハ54、ただし1両編成。諦めて乗ろう。逃したら後が無い。

 

発車後は恐ろしくうるさい加速音を立てて……というわけではなく気にせず列車は進む。

 

俺「そういえばこれ内子線通らないんだよな」

 

仲喜「伊予灘の景色も楽しんでいくぜ!!」

 

列車自体は特急街道である内子線ではなく、向井原から伊予長浜方面に向かうのだ。そして伊予市までにYouTubeを確認してみると……

 

俺「ちょっと待て。シオンたちの放課後即ボストンがネタになってやんの」

 

仲喜「あと、ナギ、ビン、万里の3人でサザン踊ってるのも印象的だね」

 

米沢ますき(シオン)と上石見(ナギ)のチャンネルに早速動画が上がっていた。上石見の方、『雨上がりにもう一度キスをして』とか何年前の話やねんというツッコミは置いておこう。

 

そして伊予市で……

 

俺「お隣の宇和海が4連、しかもアンパンマン併結なのだが」

 

仲喜「珍しいなこれ」

 

基本2両の宇和海がこういうことって、なかなかないでしょ!?

 

そして伊予市発車後、向井原から旧線こと、愛ある伊予灘線方面に入っていく。しばらくは海がどんどん続く。

 

下灘駅にて。

 

仲喜「あっ、皆さんが手を振ってくれているぞ」

俺「ほんとだ」

 

なんと地元住民の皆様が出迎えてくれるのだ。海はきれいだが、ここ走ってて大丈夫なのかとやや不安になる。ただ、内海なだけまだよしと言う感覚がしなくもないね。

 

そして伊予長浜では対向列車とすれ違う。キハ32の鬼列車だ。写真撮影すると……

 

仲喜「あーダメだこれ」

 

俺「どうして?」

 

仲喜「被写体のキハ32が小さい」

 

やってしまった。スナップ感覚の撮り鉄は良くないね。

 

仲喜「後で切り抜いて保存がいいかもね」

 

俺「せやな」

 

そしてまた列車に戻り、次の見どころは伊予白滝。その間山を越える。トイレもなく、スマホもたびたび電波が切れる。それでも……

 

俺「伊予灘ものがたりがいたぞー!!」

 

車内から伊予灘ものがたりを撮影。キロ185系もレアモノだから撮っておこう。

 

仲喜「伊予灘ものがたりも3両編成でなんか良かった」

 

俺「激しく同意」

 

前はキロ47の2両編成だったから、それに比べればパワーアップなんだよね。

 

そして伊予大洲を過ぎると宇和海ルートと合流。乗ること約2時間、八幡浜には11時54分、定刻通りに到着した。乗ってきたキハ54も改めて撮影。

 

俺「そういえば揺れなかったね」

 

仲喜「うん。コイルばねの割には乗り心地良かった」

 

本当は12時29分発の宇和海に乗りたいがホテルを取ってあることと仲喜の都合もあり、一旦コンビニに寄りそのまま八幡浜港に向かうことにした。

 

コンビニではド定番のツナマヨおにぎりにチーかまだけ買う。

 

俺「しかし愛媛のお土産なしなんだよな……」

 

仲喜「道中で一六タルト買う?」

 

俺「そうしよう」

 

そして歩くこと十数分、一六タルト本舗が見えてくる。

 

俺「ゴディバのタルトは珍しいな。1つ買おう」

 

仲喜「抹茶味も楽しみ〜」

 

ここでお土産だけ爆買いしたら、またフェリーに向かって歩いていく。

 

そして到着後、お金を払って乗船するが……

 

俺「4200円は高いな」

 

仲喜「でも3時間ぶっ通しだし、そりゃ高なるわ」

 

俺「だろうね」

 

諦めて払おう。家族や修学旅行以外でのフェリーへの乗船は初めてだし、慣れないといけねえな。

 

そして13時になり、フェリーは低速のディーゼルエンジンならではの轟音を立て出港。ここから約3時間、ゆっくりしていこう。

 

俺「しかし何かあったかな……そうだ、仲喜の例の動画見るか」

 

すると……

 

俺「いやバズりすぎて呆れるわ」

 

仲喜「ごめんなさい……」

 

俺「杏奈くん辺りに何か言われても責任は取らねえからな」

 

仲喜「はい……」

 

かすみちゃんいびりの例の動画は伸びていた。中立的なコメントが多めだが、俺の「コラ!!」の叫び声まで入っているから黙っていない人間がいると思う。

 

あと、朝から上がっていたボストン過酷RTAと、羽田の雨上がりにもう一度キスをしては見返すと完成度が高い。ナギもビンも万里もやっぱり歌がうまいな。

 

とりあえずおにぎりとチーかまだけ食べながら、寝るのもありだね。

 

しばらくすると、桜坂しずくのYouTubeコミュニティに恐ろしい投稿が投下されていた。

 

【桜坂しずくの投稿】

かすみさんが拗ねてしまいました。

 


 

ちょっとスプライン青山としての俺の出番だな。

 

俺『何があったの?』

 

しずく『山部さんの煽り動画に相当お怒りみたいで、バズったことが許せないって』

 

俺『うわまじかよ』

 

しずく『落ち着いたら山部さんに声かけていいですか?』

 

俺『止めはしません。俺止めたのに聞かなかったもん』

 

しずく『わかりました』

 

よし、これで仲喜はもう自業自得だ。そしてフェリーはゆっくり海を進んでいく。ゴディバの一六タルトも食べちゃえ食べちゃえ。

 

途中、電波がつながらなくなることもあったが、まあナギも早速出雲大社を、ビンも長崎の平和資料館や出島を、シオンも比奈、せりなとのスリーショットをあげてるね。俺や仲喜も大分着いたら何しようかな〜。




次回はうみたまご回。
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