ラブライブ! 鉄道ファンとスクールアイドルとなかまたち since 2024   作:松浦南北

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今回から3日目。引き続き青山由美目線でお送りします。


【元ネタ実体験】松山から始まる3泊4日GW大移動ツアー!! #6 由布院とさくらの暴走

3日目、別府駅にて。今日も朝食はホテルで済ませた。そして仲喜は万里が来ないことに気づく。

 

仲喜「万里がいねえんだが」

 

俺「アイツ、朝からフェリーで八幡浜抜けるらしい。そして帰りは高知からだってさ」

 

仲喜「あの人もあの人で充実してるね。飛行機と新幹線、どちらなのかな?」

 

俺「そこまでは聞いていない」

 

俺達の逆ルートを行く万里。帰り南風号乗るかは気になるね。

 

しばらくすると、813系3100番台がやってきた。しかも中身を確認すると……

 

仲喜「いや座席撤去とか最悪や」

 

座席が半分弱ない大ハズレ車両だった。それでも乗るしかない。

 

乗ったあとはなんとか座席を確保し……

 

2人「出発進行!!」

 

別府駅を8時52分、定刻通りに発車。ここから今日も大移動が始まる。東別府駅を出ると西大分まで朝から海が広がる。

 

俺「水面がキラキラ……トキメキガトマラナイヨー!!」

 

仲喜「うるせえよ」チョップ

 

俺「ハイスンマセン」

 

そして9時06分の大分駅到着後、直ちに久大本線ホームに向かった。

 

仲喜「気動車はキハ125とキハ200がいるわけか」

 

俺「そうだよー」

 

豊肥本線側には黄色いキハ125が停車中。俺たちの乗る久大本線のキハ200は赤色だ。

 

乗車後、9時12分になり列車は発車。そして早速、9時13分に発車した豊肥本線のキハ125と激しい競り合いが始まり、一度追い抜かれてしまう。

 

しかし、その直後……

 

俺「あっ、うちらの列車が急加速したぞ!!」

 

仲喜「俺たちの勝ちだー!!」

 

久大本線側の俺たちの列車が加速し、勝負としてはキハ200の勝ち。そのまま分岐していっただけなんだけどね。

 

十数分列車に揺られていると、パラレルの部屋の方にメッセージが。相手は杏奈くんの恋人の杏子さんからだ。同じアカウントだがわかる。

 

杏子『ちょっと愚痴言いたいんだけど、』

 

杏子『青山さんもシオンも山部さんもいい?』

 

俺『いいけど』

 

シオン『聞こうか?』

 

仲喜『覚悟して聞く』

 

シオンも丁度浮上していた。現地は20時半を過ぎた頃だ。

 

杏子『なんというか、』

 

杏子『さくらがうざすぎる。』

 

俺『何があったの?』

 

杏子『穂隆と五稜郭でデートして、』

 

杏子『ツーショットと共に、私と杏奈をメッセージでむちゃくちゃ煽ってきた。』

 

杏子『正直、気持ち悪い。』

 

杏子『杏奈もキレてた。』

 

杏子『だから、』

 

杏子『ガツンと言ってきていい?』

 

俺『僕は止めません』

 

シオン『言ってきたほうがいい。杏奈くんとも杏子ちゃんともさくらは幼馴染でしょ?』

 

杏子『うん。』

 

仲喜『それでさくらが改めるかどうかだが』

 

杏子『改めなかったら、当面私がさくらに絡まない。』

 

杏子『いくらさくらでも、今回のはマジで許せない。』

 

仲喜『それなら言ってきな』

 

杏子『わかった。』

 

あのさくらちゃんが暴走してるのかよ……。

 

そして列車は山の中を進み、10時14分、定刻通りに由布院駅に到着した。まあでも、電波が途切れ途切れになりながらでも杏子さんと対話できたのはよかった。

 

〜※〜

 

下車後は少し休み、ペットボトルのお茶を飲む。

 

仲喜「とりあえず歩いてくか」

 

俺「そうだね」

 

2人で金鱗湖まで歩いていこう。

 

俺「しかし暑いなぁ……」

 

仲喜「GWなのにこれとか聞いたことないぞ」

 

5月なのに普通ここまで暑くなるか?確かに立夏はそろそろだが。

 

それでもペットボトルのお茶を飲みながら川沿いを歩き、少し森が深くなりかけるとようやく金鱗湖に到着。この長閑な風景も動画に収める。

 

しばらくすると杏奈くんからパラレルにメッセージが届いた。

 

杏奈『お知らせ』

 

杏奈『俺とさくらは、しばらくやりとりをやめる。』

 

杏奈『杏子もさくらとはもう話さないって。』

 

俺『やっぱさくらちゃんは反省ゼロか』

 

杏奈『うん。』

 

杏奈『さくらは謝罪しなかった。』

 

杏奈『あと、』

 

杏奈『杏子の言う通り、あの煽り方はうざい。』

 

杏奈『内容言ったら青山さんでも怒るかも。』

 

杏奈『どんな内容か知りたい?』

 

俺『覚悟して聞こうか?』

 

杏奈『「2人とも楽しくやってる?w」って』

 

杏奈『「悔しかったら五稜郭までおいで♪」って』

 

杏奈『しかも、特急スーパー北斗と穂隆とのスリーショット撮ってた。』

 

杏奈『さくらに俺が殺意沸いたのは初めてだね。』

 

杏奈『これまでは悔しさと嫉妬だけだったけど。』

 

俺『うわ嘘だろ……』

 

俺『俺や仲喜の反省が全く活きてないな。謝罪もなしはタチ悪すぎ。』

 

杏奈『そうだね』

 

杏奈『じゃ、またあとで。』

 

さくらちゃん……今後どこまで変わっちゃうのかな……?

 

さて、こういう悠久の自然を見たところで落ち着いて仲喜と何か話すか。

 

俺「まあ、あの赤石さくらちゃんこと、神領さくらさんは救いようがない気がする」

 

仲喜「どうして?」

 

俺「杏奈くんたちがYouTube活動を半永久的に停止する前から鉄道系×ピアノ系で動画伸ばしまくって優越感に浸る投稿も多かったし、GW入ってからは登録者5000人オーバーとかヤバすぎだろ」

 

仲喜「うーん……そうなると穂隆くん、すぐ見捨てそうだね」

 

俺「わかる」

 

ダメだ、この話題しか出てこねえ。

 

仲喜「そういえばビンくんや万里くんどうしているのかな?」

 

まだ12時前だな。いっぺんDiscordやYouTubeコミュニティを確認してみよう。

 

俺「おっと、万里はまだ船の上だ」

 

仲喜「あと、ビンくんは長崎を楽しんでいるみたいだな」

 

俺「それでもおそらく俺たち今日中にビンと合流しそうだぞ」

 

仲喜「だと思う」

 

とりあえずビンと万里の無事も確認できたため動こう。テラスでホルモン焼きうどんを食べる。

その時、YouTubeを眺めていると衝撃の投稿が流れてきた。

 

【安芸穂隆の投稿】

さくらとは別れる。

 


仲喜「ついにやりやがったな」

 

俺「うん。さくらちゃんの暴走ひどすぎだもんね」

 

ついでにコメント欄には何も来ていない。理由とか聞いてみよう。

 

俺『やっぱり暴走が原因?杏奈くんから聞いたのだが』

 

そして焼きうどんだけ食べよう。醤油味がもうたまんねぇな。

 

2人「ごちそうさまでした」

 

すると穂隆から返信が来た。

 

穂隆『そうだね。それでちょうど出会ったJR北海道の白石先輩と千歳先輩に相談したら別れたほうがいいって』

 

俺『うわ……さくらを擁護する人は誰もいないのね』

 

穂隆『あれは許しちゃダメでしょ青山先輩』

 

俺『なんかごめんなさい』

 

はい、さくらは害悪確定。ちなみにYouTube上なので鉄研独自の呼び捨て強制ルール、先輩禁止ルールはなしだ。

 

俺「これからどうする?」

 

仲喜「ゆふいんの森逃したしちょっとスーパーでも寄るか」

 

俺「そうだね」

 

ゆふいんの森は全席指定な挙句、満席だったこともあって乗れるわけがない。少しスーパーで時間をつぶすことにしよう。

 

俺「日田天領水のお茶とかかぼす飲料珍しいし買っていこう」

 

仲喜「よし!!俺も買うぜ」

 

飲み物を買い代金を払い終えたらそろそろ電車がなくなるため向かっていこう。その道中は少しHな話題になる。

 

俺「そういえば仲喜」

 

仲喜「どうしたんだよ由美?」

 

俺「ここ3日間、スカートすごく似合ってる。あと……ちょっと耳貸して」

 

仲喜「ん?」

 

俺「ピンクや水色、白いショーツとかブラとか、ホテルで見たときはお似合いだぜ」ゴニョゴニョ

 

仲喜「もうっ!!///てか見たいのかよ?」

 

俺「え……」

 

仲喜「せっかく言ったんだから見なよ」

 

そう言って仲喜はスカートをたくしあげる。

 

仲喜「今日は白だぜ」

 

俺「いやいや最強じゃん」

 

仲喜「そういう由美のも見せてもらおうかな〜」

 

そして俺は自分のスカートをめくられる。ピンクのハート柄の女児ショーツがあらわになってしまった。

 

仲喜「由美も可愛いんだよね」

 

俺「やっぱ恥ずかしいなぁ……」

 

俺もここまで3日間実はスカートにしていた。とはいえ23歳にもなってこれとか、確実に見た目美少女でも中身ロリコンのおっさんにしか見えないのかもね。

 

そんな感じで騒ぎながら由布院駅に戻り、次の列車を確認しよう。




次、由美たちはどこへ向かうのか……?

ちなみに日田天領水のお茶は11月いっぱいで販売を終えるため、買うならお早めに。
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