ラブライブ! 鉄道ファンとスクールアイドルとなかまたち since 2024   作:松浦南北

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今回は芸備線ネタ。青山由美目線での展開を予定。


【元ネタ実体験】芸備線完乗を目指して

2025年8月23日、岡山駅にて。

 

俺「その割には元気そうじゃないかビン」

 

ビン「まあ、ミラノ地下鉄の8000系とかABe8/12とか目当てのもの撮れたからな」

 

俺「ナギのんトラベルに上げるときは慎重に、ね?」

 

さくら「とりあえず行こうか」

 

今日はビン、さくらちゃんと3人で芸備線に乗りに行く。そのために岡山駅に集合した。

 

最初に乗るのは特急やくも5号。9時13分に岡山を発つ列車だ。全席指定だが、今回はチケットレスでさくらちゃんが引き落とした。お金は列車内で回収してもらった。以前乗ったときはナギと丹姫ちゃんの3人だったけど、この2人もクセが強いんだよね。

 

定刻通りに発車後、倉敷駅で早速イベントが始まった。

 

ビン「さくら先輩あれ105系じゃないですか?」

 

さくら「ホントだ!!」

 

福塩線の送り込みの105系。重連4両で岡山行きもなかなか見ないので一発で分かった。とりあえず撮影撮影。それが終わったら列車はすぐ発車。このまま伯備線に入っていく。

 

新見到着は10:18。下車するやいなや、やくも号はドアを閉め出雲方面に去っていった。

 

さて、乗るのは10時24分始発なのだが……

 

 

時刻通りに来ない。

 

俺「遅すぎませんか?」

 

ビン「そんな気がするぜ」

 

さくら「うーん……庄原ライナー乗れないと私たち終わるからね?」

 

俺「それはちゃんと把握済み」

 

そして到着は約10分遅れだった。もちろんキハ120の1両編成。これだと間に合わない。そう思いハラハラしながら芸備線は進んでいく。

 

必殺徐行していると不安になるが、なんと!!

 

東城駅をすぐ発車。後で確認したら本来なら7分停車のところを短縮したのだ。

 

ビン「これなら間に合いそうですね」

 

さくら「うん」

 

その後も列車は進む。というか周りを見渡しても山、山、山。民家が見当たらない。こりゃ誰も乗らんぞ……。

 

〜※〜

 

無事に備後落合到着後、そのまま駅の待合室に直行。芸備線も木次線も歴史は古く、その場での苦労がうかがえる。解説聞いていると地元民を慮って廃止派だなんて言えないよぉ〜!!

 

そうしたら12時08分になり、庄原ライナーに乗り換えて今度は三次を目指す。こちらはキハ120の2両編成。

 

さくら「……それで、芸備線どうなると思う?」

 

うわ、これ論争になるやつだ。

 

俺「木次線の出雲横田から先と合わせてこりゃ廃止だぞ……」

 

さくら「……は?」

 

俺「営業係数が6桁や5桁と言われたら上下分離方式を地元が提案してもJR西日本が嫌がりそう」

 

さくら「言ったな!?許さない!!」

 

ビン「さくら先輩どうどうどう」

 

さくら「むー……」

 

ちなみにビンも芸備線がなくなる派閥とのこと。さくらちゃんはガチのファン目線の人間確定だな。そしてさっきのセリフは穂隆と杏奈くん、杏子さんの方にも報告しておこう。穂隆はさくらちゃんの彼氏、それ以外の2人は一応幼馴染だからね。

 

〜※〜

 

乗ること約1時間半、三次駅に到着。このまま駅前のカフェである珈琲トラジャに入る。

 

ビン「さくら先輩も由美も話したらどうですか?」

 

さくら「でも芸備線の件で許さないなんて言っちゃったし……それでも譲れないから」

 

俺「ちょっと気まずいな……俺も譲れないが」

 

ビン「うわ……でも話すこととは別じゃないですか?」

 

俺「俺が話そうとすると考察ネタしか出ないぞ」

 

さくら「大抵私だとファンや利用者目線でしか見ていないから合わないんだよね」

 

ビン「由美は?」

 

俺「運転現場・整備現場目線なのが痛い。異端車の排除しか頭にないもん」

 

さくら「飯田線のJ170が追われて東海道線の運用だけになるだろうとか、E131系は中津川にも飯田にも乗り入れないと思うとか由美先輩から聞いた時も私ムッとしたからね」

 

ビン「どっちもどっちでなんとやら……」

 

さくら「あとビンくんも、私に対して敬語や先輩呼びやさん付けはダメだからね?嫉妬しちゃうから」

 

うわ、結ヶ丘のさくらちゃんがこれ言っちゃったか……。虹の鉄研の独自ルールのはずだが……。

 

そんなこんなでカレーライスは無事到着。普通にこういうときの腹ごしらえには最適だよね。

 

ごちそうさまでした。

 

そして少し涼んだところで次の列車に乗ろう。14時丁度発のキハ47形2両編成。このまま乗ったら広島まで連れて行ってもらえるのだ。

 

〜※〜

 

気づいたら3人揃って寝落ち。目を覚ます頃には15時半、下深川を過ぎた頃になっていた。

 

ビン「さくらは今日はどうしていくの?」

 

さくら「福山泊だね。明日鞆の浦回るから。ビンくんは?」

 

ビン「ちょっと俺学校から修学旅行調査員として広島調査任されてるから広島泊で由美と明日広島回るつもりだな」

 

俺「まあ俺も広島泊だな」

 

ビン「明日楽しみにしてるぜ。アストラムライン」

 

俺「よし」

 

さくら「修学旅行調査員なのにアストラムラインまで回るんかい」

 

ビン「まあ趣味の側面もあるからな」

 

さくら「恋ちゃんが聞いたら絶対ひっくり返りそうだけどね」

 

俺「確かに」

 

しまった、さくらは結ヶ丘生だったんだ、普通科2年だが。

 

15時49分、定刻通りに広島駅到着。

 

3人「芸備線完乗バンザイ!!」

 

直後にそのままさくらとは解散し、俺とビンで広島電鉄のホームに向かう。

 

ビン「ビル上の路面電車は初だよな」

 

確かに他を見てもビル2階への路面電車の乗り入れはここだけ。ビル内に入っても他は1階ばかりだ。そりゃどこぞの重慶のモノレールじゃあるまいし。

 

やってくる車両に関してはPCCカーなのか軽快電車なのか分からない700形、超低床の最新鋭5200形、機器更新の進む3800形・3900形……

 

俺「広島も色とりどりだぁ……」

 

ビン「こりゃ見飽きないぞ。でもまあ乗って今日泊まるホテル行こうか」

 

俺「そうだね」

 

見ていても進まない。乗るしかないな。杏奈くんのための写真は撮った。行くか。

 

乗ったのは5200形グリーンムーバーAPEX。乗るのは袋町まで。まさか最新鋭が来るとは思わんぞ。

 

袋町下車後はホテルに荷物を預け、夜の街に繰り出す。まずドン・キホーテで必要な衣類は買った。でもビンが下着を持っていないのはあかんかったな。ビンが買ったのが女物であることも突っ込まれやすいかもだが。

 

そしてここに来たら広島焼きを食べよう。2人揃ってガーリックマヨを頼んでしまったが……

 

俺・ビン「お腹いっぱい……」

 

正直食べ過ぎた。残った分はホテルに持ち帰って食べることにしよう。

 

ホテルに戻ってからのこと。

 

ビン「いやぁ、芸備線がなくなる前に乗れてよかったな」

 

俺「激しく同意します」

 

ビン「それと明日のアストラムライン、楽しみにしてるからな」

 

俺「おう!!」

 

こうしてこの日はお開き。明日に備えよう。




次回に続きます。次回は広島回。
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