ラブライブ! 鉄道ファンとスクールアイドルとなかまたち since 2024   作:松浦南北

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今回はニジガク、Liella!、蓮ノ空の合同回。鳳来寺シオン目線での展開を予定。


可可ちゃんの謝罪、めぐちゃんと梢先輩の襲来。

僕「中須さんまでスクールアイドル再デビューだなんて、聞いてないよぉ……」

 

比奈「ですが、せつ菜のライブがあったその日から鉄道系とは別の歯車が動き、ここ数日で状況が目まぐるしく変化しているのは確かですよ」

 

菜々「それでも大好きを中須さんに押し付けてしまった私はもう、スクールアイドルとしての復活は厳しいので……」

 

僕「いや、僕が無理強いなんて絶対しないから」

 

菜々「シオンさんありがとうございます……」

 

2024年5月21日の放課後のこと。鉄道同好会も一段落して束の間の平穏な日常が訪れ、菜々ちゃん、比奈といつも通り話している。6月になるとせりなとおたえの留学先が決まるからその兼ね合いで夏合宿の行き先も決める羽目になる以上、こんな平穏な日も束の間なのだ。

 

菜々「それはそうとシオンさん、私のことも呼び捨てにしていただけませんか?」

 

僕「ちょっと菜々ちゃん?何寝ぼけたことを言ってるの?」

 

菜々「寝ぼけてなんぞいません。呼び捨てで呼んでいただきたいのは本気です」

 

僕「そんなことできるわけ」

菜々「そんなことを言いながら鉄道同好会メンバーの皆さんと侑さん、そして桜坂しずくさんを呼び捨てにしているのはどこのどちら様でしょうか?つまりはそういうことなのです」

 

菜々ちゃんを呼び捨てにしようなんてそんなの無理だよぉ……そう思ったその時だった。

 

ピロリン♪

 

比奈のもとに通知が届く。

 

菜々「比奈さん、確認お願いします」

 

比奈「えーっと……乙宗さんもとい梢が……『今どこにいるかしら?修学旅行中だから会いたいのだけれど』と」

 

やばい。金沢の狂った鏃が飛んできた。

 

菜々「無視しましょう。シオンさんに呼び捨てで呼んでいただくのが先です」

 

僕「なんでだよ!!」

 

菜々「ここまで嫉妬させた責任を取っていただくには、呼び捨てで呼んでいただくしかないのです」

 

えー……菜々ちゃんを呼び捨てだなんてそんなの……。

 

僕「菜々……」

 

菜々「もっと大きい声でお願い致します」

 

僕「菜々♪……これでいい?」

 

菜々「はい、よくできました。そういうわけなので、これからは呼び捨てでお願い致します」

 

まいったなこりゃ……。比奈も拍手するなや。

 

僕「……で、梢先輩とかが来るのか否か……」

 

??「ここにいるのだけれど」

 

菜々「乙宗さん、藤島さん、不法侵入は厳禁ですよ」

 

めぐちゃん「何言ってるの?シオンに会うためなら入校許可書だってもらうよ?」

 

僕「終わった……ってそういえば菜々は蓮ノ空生も全員覚えているんだよね」

 

比奈「そういえば今回はどのような御用で?」

 

梢「ただ会いに来ただけよ。それとスクールアイドル活動をしている場所を知りたいのだけれど」

 

菜々「学内では活動していないようです」

 

めぐちゃん「ありがとう!!」

 

梢「そういうわけだから、貰いはしないわよ。それでは、ごきげんよう」

 

結局見学だったのか…。2人は去っていった。

 

菜々「……思い出しました。本日も会計抜きで業務がございます」

 

僕「……それなら早く行かなきゃだめだよ中川会長」

 

菜々「そうですよね。では、お二人は先に帰宅していただいて構いません。その代わり、鳳来寺さんは今後プライベートでは呼び捨て絶対と致します。仮に学外で優木さんに出会った際もですよ。よろしいですね?」

 

僕「わかりました……」

 

3人「お疲れ様です」

 

菜々ちゃんは先に解散となった。

 

比奈「とりあえず、帰りましょうか」

 

僕「だね……ってせりなが心配だ」

 

比奈「思い出しました。部室に行かないと」

 

僕「よし」

 

とりあえず教室の鍵を閉め、部室に向かおう。

 

〜※〜

 

部室に着くと、せりなは無傷でピアノを練習中だった。話によると侑がピアノを始めたということで、自分も衰えていないか確認のためにキーボードを使っていたということだ。

 

比奈「そういえば夕霧先輩はこちらに見えましたか?」

 

せりな「綴理先輩はここには来てないよ」

 

比奈「それなら良かったです」

 

僕「梢先輩とめぐちゃんが来たから不安になっただけ」

 

せりな「もし来たら逃げるよ」

 

比奈「そうしましょう」

 

そんな中だった。

 

??「比奈サン見つけマシタ!!」

 

??「ちょっと可可ちゃん!?」

 

比奈「おや?かのんさんと可可さんではありませんか」

 

部室に出会ったことのない子とかのんが現れた。その子は唐可可ちゃんと言った。何も上海出身で、スクールアイドルを始めたくてここ日本に来たらしい。

 

可可「実はクゥクゥ、謝らないといけないことがありマシテ……」

 

比奈「何かあったのですか?」

 

可可「シオンサンを恨んでいたことを謝りたいと……」

 

僕「シオンって僕のこと?」

 

比奈「はい……元・駅構内の三脚常習犯であることを伝えたら……」

 

僕「いや、僕、可可ちゃんと初対面だし、そのことでは僕怒っていません。むしろ、これからつながりを持ってほしいな」

 

可可「でも本当にすみませんデシタ……」

 

比奈「一発で一件落着ですね」

 

かのん「いや、良くないよね」

 

せりな「なんで?」

 

かのん「シオンがまた仲睦まじくやってるから……」

 

せりな「でも可可ちゃんと仲直りできたことは喜ばしくないの?」

 

かのん「それよりも可可ちゃんにシオンを取られるのが辛いの!!」

 

また厄介なことになりそう。そう思ったその時、かのんは可可ちゃんの腕をつかむ。

 

かのん「さ、用も済んだし帰るよ」ニッコリ

 

可可「用は終わりマシタけど……やっぱりシオンサンと一緒に居たいデス……」

 

かのん「やっぱりそんなこと言うんだね。戻ったらお説教だからね♪」黒笑い

 

可可「イヤデスーーーー!!」

 

結局2人は去っていった。仲違いが1個解決してホッとしたのは良かったけどね。

それからというもの、せりなが練習を続けている間にまた悪寒がした。その時だった。

 

梢「とりあえずお迎えに来たのだけれど」

 

比奈「梢!?」

 

めぐちゃん「歩夢ちゃんとかすみちゃんの練習を見たあと、綴理がせりなちゃんに会いたいってうるさくて、ついでにシオンもお迎えって感じで」

 

綴理「やっぱりせりの隣は落ち着く〜……」

 

せりな「だからって綴理先輩は抱きつかないでください!!」

 

綴理「ヤダー♥」ハイライトオフ

 

蓮ノ大三角全員が現れる。さっきと違って綴理先輩も一緒だ。やっぱりこの3人はヤンデレの鏃でしかない。

 

慈「とりあえず夕方までこの3人連れ回す?」

 

梢「それがいいわね」

 

綴理「じゃあシオンもひなもせりも行くよー♥他の子見たらお仕置きするからー♥」

 

3人「いやあああああああああ!!」

 

結局蓮の修学旅行の連中から僕たちは逃げられなかった。でも、可可ちゃんと仲直りできたから良かった……のかな?




次回は結月さん回の見込み。その後、部会ネタ1話を挟みドッキリ回を予定しています。
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