ラブライブ! 鉄道ファンとスクールアイドルとなかまたち since 2024 作:松浦南北
2024年6月28日夜、沼津駅にて。今日はサンライズ出雲に乗って島根まで向かう。
仲喜「由美が家族サービスで明日福知山行くからって、私を呼ぶなよ……」
私「でも、私たちAqoursも次のライブで解散よ?だから楽しまなきゃ。それに解散したら私もパリに行くつもりだからね」
善子「ちょっと待って!!リリーが海外に行っちゃうの!?」
花丸「マルも初耳ずら」
実は読者の皆さんにも初めて伝えることになるけど、来年6月までにAqoursは解散することになった。解散後、私は海外で一花咲かせる約束だから、日本にいられるのもあと長くて1年だ。
私「ごめんね、善子ちゃんも花丸ちゃんも。いまピアニストは海外ですごい受けてるって話だし、何よりあのせりなちゃんに負けたくないんだもん」
仲喜「せりなちゃんを潰したいって、本気だな……」
花丸「仲喜くんに激しく同意するずら」
私「えへへ」
善子「とりあえず、そろそろ来るから乗るわよ」
3人「待ってえええ!!」
こうして私たちの旅は始まった。
〜※〜
サンライズは当然別々の部屋。シャワーとかを浴びるだけ浴びたら、あとは寝るだけ。エッチなシーンは見せないからね?
次の朝は10時00分に出雲市着。起きたのも9時半だったから、実質は久々のお寝坊だ。
下車直後のこと。
仲喜「あれ?あっきーじゃねえか」
あっきー「どうも」
ウイング団のあっきー、本名佐藤明くんが現れた。
私「今日はどういう予定なの?」
あっきー「実は、俺から大事なお知らせがあるから、最後のチャンスとして梨子やヨハネたちと一緒に観光したいなって」
花丸「お知らせって何ずら?」
あっきー「それは今日東京に帰り着いたら言うぜ」
善子「あっきーも東京行くの!?」
あっきー「ああ。ここ最近流行りの虹ヶ咲学園のスクールアイドルと鉄オタの視察のためにもな」
仲喜「そういえば今だと彼方ちゃんがデビューして7人なんだよね……」
一緒に観光した上で東京まで偵察に来るらしい。あまり無理はしないでほしいけどね。
あっきー「とりあえず、朝ごはんに出雲そばでも食べよう」
仲喜「朝から!?」
あっきー「当たり前だろ。1日3食そばでも俺は平気だぜ」
しまった、この人お蕎麦ガチ勢だったわね。でも朝から何も食べていないから蕎麦でも食べよう。
〜※〜
仲喜「そういえばリリーは島根に来るのは初めて?」
私「ううん。1回だけ広島からのぶにゃんが島根にあっきーを迎えに行くって話で来て、ついでにゆーみんのことが嫌いだった四季ちゃんを説得したことがあるの」
仲喜「あー……」
あっきー「あの日は正直ビビったよ……」
実は島根に来るのは初めてではない。でも出雲大社は回ったことがないから、今日は行ってみたい。
そんなこんなで出雲そばはごちそうさまでした。食事後は直ちに電鉄出雲市駅に向かう。
乗ったのは11:25発の出雲大社前行。列車は5000系の2両編成。そういえば今年から7000系がまた増備を始めるらしいけど、今乗って正解だったのかな……?
さて、川跡駅ではスイッチバックを行い、出雲大社前には11:48に到着した。出雲大社までは歩き、そのまま参拝する。
何を願ったかって?内緒♪
〜※〜
参拝したあとは12:20発の出雲大社前行きに乗り川跡まで戻る。車両は1000系2両編成だった。東急池上線で聞いた音が聞こえてくる安心感を覚えた。
川跡駅からは12:37発の松江しんじ湖温泉行きに乗る。今度は7000系1両編成。しかし、12時58分頃になると……
私「えっ!?スイッチバックするの!?」
善子「リリーは知らなかったの?」
私「地図とかも見たことなかったし」
一畑口駅停車中に列車がまたスイッチバックした。
花丸「富山といいなんか複雑ずら」
仲喜「名鉄でも今はこんな運用ないからね」
あっきー「いや、それ以前に君たち富士駅で何回か現場見てるだろ……」
そう言えばそうだった。特急ふじかわは静岡から身延線入るときスイッチバックしているもんね。
〜※〜
そんなこんなで松江しんじ湖温泉駅には13時26分に到着した。ここから松江城までは徒歩で向かう。
松江城にて。
花丸「あっ……雨が降ってきたずら」
仲喜「えぇ……傘持ってないよぉ……」
善子「流石に今回は持ってきたわ。6月の梅雨は避けられないもの」
私「用意周到ね♪」
あっきー「2人には傘貸すからな」
花丸・仲喜「ありがとう!!」
雨が降ってきたけど、用意周到なあっきーに救われた。傘は必需品ね。
それでも日本海の景色は素敵だ。
見学後は直ちに徒歩で松江駅まで向かい、このままやくも号で帰る。その前にすき焼き弁当だけ買って、車内で食べていこう。
乗るのは15:08発やくも22号岡山行き。車両は273系。列車は定刻通りに発車。このまま東京に向かうけど、岡山到着は17時47分の予定。
花丸「そういえば、仲喜くんの単位どういう感じ?」
仲喜「今回ばかりは下の代にたくさん聞いて、順調に取れてる気がするよ」
善子「それなら良かったけど、来年にはちゃんと卒業するのよ?」
仲喜「わかりました」
少し不安が残るけど、虹ヶ咲の舞子ちゃんの留年の伝説よりはまだ良い方に感じるわね。
15時半を過ぎたあたりですき焼き弁当を食べる。朝が遅かったからこのあたりでお腹が空いてきたからね。
やっぱりここで食べる駅弁は美味しいわね〜♥
〜※〜
そんなこんなでやくもで酔うことはなく定刻通りに岡山駅に到着。直後に今度はえびめし弁当を買い、新幹線のぞみ50号に乗り込んだ。到着予定時刻は21時33分だから、あとはゆっくりしていくだけだ。
私「そう言えば花丸ちゃんと善子ちゃんは明日どうするの?」
花丸「東京に由美ちゃんを呼んで、そのまま遊んで京都に帰るずら」
善子「ヨハネも東京で遊んでから帰るわ」
あっきー「由美を呼ぶのか…よし、花丸、振り回しちゃおうぜ」
花丸「もちろんずら♪」
2人はそれぞれ京都、沼津の大学に通っているから、明日までに帰着しないと流石にまずい。でも明日東京観光するなら、安心ね。
〜※〜
東京駅到着後、改札を出ると、あっきーからお知らせがある。
あっきー「そう言えば朝にお知らせがあるって俺言っただろ?」
花丸「うん」
あっきー「それについてだけど、ウイング団は、来年3月をもって解散することにしたんだ……」
仲喜「えっ!?」
あっきー「まず、ぼたちゅん失っただろ……?それにきよっぴーも育休中、のぶにゃんとみおぴょんにも赤ちゃんができたらしいし、このまま続行は不能って話になったのよ……」
花丸「そんな……由美ちゃんへの脅威として頑張ってくれたのに……」
あっきー「ごめんな……。Aqoursに次いで解散報告で……」
仲喜「でも、グループが消滅しても、たまにはこの作品に顔を出す。おそらく続投確定の私と、それだけは約束してもらえますか?」
全員「もちろん!!」
まさかウイング団まで解散だなんて、それは驚いたけど、ゆーみんと仲喜くんがまだ盛り立ててくれるならそれでよしとしよう。ここで解散にしようとしたその時。
??「ハロー♪」
私「えっ!?玲良さん!?」
なんと、元祖鉄オタピアニストとして知られる鈴木玲良さんがやってきてくださった。
私「お久しぶりです」
玲良「Aqoursのみんなも元気にしてた?」
花丸「もちろんです」
あっきー「ところで、今回ここに来た目的って……」
玲良「私ね、今度の東京都知事選に出馬することにしたの。だから、特に梨子ちゃんと仲喜くんは応援してくれるわよね?」
仲喜「もちろんです」
私「私、絶対に玲良さんに入れます!!」
玲良「フフッ、そう言ってくれると嬉しいわ。私頑張るからね。じゃあねー!!」
まさかの都知事選に有名ピアニストの鈴木玲良さんが出るだなんて思っていなかった。娘のさあやちゃんはどう思っているかな……?
そんなことを考えながら今回はお開きとなった。そして翌日、福知山から帰ったばかりのゆーみんはむちゃくちゃ振り回されたらしい。しかも切符を前日の京都での途中下車の際に落として買い直したって言ってたから、ものすごいメンタルがボロボロだったとか……。まあ、島根組は普通に終わったけど、ゆーみんみたいなことにならないようにしようね。私からの約束よ。
Aqoursに次いでウイング団も解散……青山由美をどこまで残すかだなこれ……。(できれば2027年3月時空となる本作完結までは定期的に出したい)
次回もリクエストですが、虹ヶ咲学園の期末試験明けと被せます。
なお、8月分のリクエストは受ける予定ですが、9月分のリクエストはいずれも内容を一部変更することになりました。承諾不可な条件(せりなが日本にいる前提、かのんとメイが出会っている前提)でのリクエストとなったためです。
ネタバレしますが、8月のお盆明けよりせりなは音楽科の関係で約2ヶ月間、ウィーンまで海外留学に行ってしまいます。