ラブライブ! 鉄道ファンとスクールアイドルとなかまたち since 2024 作:松浦南北
2024年7月6日、羽田空港にて。
僕「まず、しずくはスクールアイドル復活おめでとう!!」
しずく「ありがとうございます、シオン先輩♪」
今日はテスト明け、しずくのスクールアイドル復活、沙奈の鉄道同好会入部の3つを記念して、しずく、侑、ぽむちゃん、沙奈の5人で鹿児島に向かう。
しずく「そう言えば沙奈さんと、歩夢さんたちは初めましてだったはずです」
沙奈「そうね。とりあえず自己紹介しましょう」
そういうわけなので、まずは自己紹介を済ませた。
侑「沙奈ちゃんよろしくね」
沙奈「よろしくね、侑ちゃん。歩夢ちゃんもこれからよろしくね」
ぽむちゃん「沙奈ちゃんよろしくね♪」
なんとかして4人の自己紹介が済んだところで……
沙奈「とりあえず乗っていこうか」
シオン「うん!!」
まずは福岡空港まで飛ぶ。乗るのは6:20発の全日空239便。というより各社合わせると15分に1本出るって一体……?
当然、朝は早いから朝食は取っていない。そのためおにぎりだけ2個買って乗り込んだ。
〜※〜
朝も早いから侑あたりは爆睡中。でも朝を食べながら2時間後……
僕「もう着いた!?」
福岡空港に到着してしまった。まあ沖縄より近いからね。
空港を出たあと、全員で集合し、地下鉄で博多駅まで向かう。乗ったのはこれから置き換えられる1000系だ。
沙奈「これもそろそろなくなるのよね」
僕「うん。4000系が投入されて、廃車になっていくってさ」
4000系は試運転をしているけど、しばらくしたらこの1000系の置き換えを進めていく。正直あの近未来真四角デザインよりは1000系のほうが好きだけど、スキンステンレスだと寄る波には勝てないよね……。
しずく「そういえば今回シオン先輩が全部お金を出してくれたっぽいんですけど、あのお金はどこから出てるんですか?」
僕「中部高速鉄道からの先月のボーナス。手取りで120万出たから、今回はサービスするよ」
侑「じゃあ今日は張り切っちゃおうかなぁ〜♪」
僕「コラ!!」
侑に張り切られると、もらったボーナスほぼ全額使われる可能性がある。鹿児島で高い飯奢らされたらひとたまりもないぞ……。
そんなこんなで博多到着後、そのまま新幹線に流れる。乗る列車は9:36発の熊本行きつばめ。
侑「そういえば熊本からどうするの?」
僕「沙奈が肥薩おれんじ鉄道乗りたいって聞かなかったから乗るつもりだよ」
沙奈「ごめんなさいワガママで……」
しずく「いや、シオン先輩よりは良い方かと……」
沙奈「どうして?」
ぽむちゃん「シオンちゃん、何かあるとすぐ電車に浮気するんだもん」
沙奈「えー?そこがシオン姉ちゃんの可愛いところなのに……」
しずく「可愛くないですよぉ!!特にスクールアイドル関係者からしてみれば」
侑「じゃあ、3人で尋問するしかないね」
僕・沙奈「あ、終わった」
それから10:24の熊本到着まで尋問されまくりでした。
〜※〜
熊本到着後、駅弁を買う。その時だった。
僕「有佐から聞いた通りだなこれ……」
ぽむちゃん「どういうこと?」
僕「熊本行ったらあちこちにくまモンがいるって聞いたの」
そう。くまモンが一瞬で目に入ってしまった。
しずく「それなら……」
しずくが指を鳴らすと……
【挿入歌♪大黒摩季『Anything goes!』♪】
いや、ギャグ要素丸出しだから。
さて、購入後は11:08発の八代行き区間快速に乗る。車両は821系3両編成。さっきと違いロングシート。これじゃあ駅弁食べられないね。
というかそれ以前に……
僕「ゆうぽむサンドはやめてー!!」
しずく「侑先輩と歩夢さん羨ましい……ブツブツブツ」
僕「ほらぁ……」
ぽむちゃん「しずくちゃん、特急じゃないしいいでしょ?」
しずく「でも……」
侑「八代から交代してあげるから」
しずく「……ありがとうございます」
3人以上空いていたことをダシに、侑とぽむちゃんが間に座れとうるさかった。まあ、あの忌々しい座席撤去地獄が来なかっただけ良しとしよう。
それにしても田園地帯はいいなぁ……。
〜※〜
八代を出たあとは肥薩おれんじ鉄道に乗り換える。今回乗ったのは出水行きだけど……
僕「やったぁHSOR-150形だぁ!!」
転換クロスの希少車、HSOR-150形。だが……
侑「しずくちゃんと二人きりはダーメ♥転換クロスは3人以上対面が鉄板でしょ?」
僕「終わった……」
そういうわけで、3対2で2ボックス使う羽目になった。ただし、僕はしずくと向かい合わせだ。やっぱり非鉄とクロスシート使うのは嫌だな……。
そして出水行きは定刻通り11:57に発車。ココから約1時間強乗りっぱなしだから、まずは駅弁を食べよう。阿蘇のあか牛選んで正解。……有佐には申し訳ないが。
そういえば肥薩おれんじ鉄道は架線が張ってあるのに走るのはディーゼルのみ。何も、「お願いします!! 1年に1回、乗ってください。」というポスターが僕が生まれた頃に沿線自治体向けに掲示されたほど赤字で、高価な電車を走らせるわけには行かないらしい。
お弁当はごちそうさまでした。
〜※〜
水俣までは山だらけだけど、水俣を過ぎたあたりから肥薩おれんじ鉄道の本領が発揮される。
沙奈「やったぁ!!八代海だぁ!!」
僕「フフッ、良かったね」
ここからは海の絶景が広がってきた。そういえば璃奈ちゃんと由美が乗ったとか言ってたような……まあいいか。前回作で由美もあの時は南阿蘇という用事あったもん。
出水到着後、直ちに後続の列車に乗り換える。今度乗るのはHSOR-100形。
しずく「シオン先輩の隣……いい♥」
うわ、もう手遅れだ。
僕「よし、カメラを……」
侑「誰が回していいなんて言ったかな?」
僕「ゴメンナサイ……」
沙奈「侑ちゃん!!シオン姉ちゃんに何するの!?」
ぽむちゃん「オシオキだよ♪沙奈ちゃんも受けようか」
沙奈「そんなぁ……」
鉄オタキラー、コイツら半端ないからね……。
〜※〜
そんなこんなで終点の川内まで到着した。もう鹿児島県だからね。そこから乗るのは817系。
沙奈「これしかないんだ……」
僕「815系もここにはいないもんね……」
まあ、ずっと乗りっぱなしだったから全員ヘロヘロで、あの3人は寝てしまった。15時過ぎの鹿児島中央まではゆる~く行こう。
〜※〜
15:12、定刻通りに鹿児島中央着。目の前に有ったのは……
僕「やったぁ!!2140形だぁ!!ときめいちゃうよ!!」
沙奈「私も気になるわ!!」
ポン
ぽむちゃん「シオンちゃんと一緒で、沙奈ちゃんも浮気するんだ電車に」
沙奈「え〜?こんなの浮気じゃないよぉ……」
しずく「従姉妹で性格似るって、よくあることですからね〜」ハイライトオフ
侑「とりあえず、オシオキ♥」
また終わってしまった。鹿児島市電のインバータサウンド聴きたかったのになぁ……。
〜※〜
尋問が終わってからは高見馬場まで路面電車に乗る。あの3人のせいで吊り掛け式の9500形にしか乗れなかった。2110形どころか9700形と比較しても、コイツはあまり好きではない!!直接制御のSM-3直通ブレーキだと……ね?
今日泊まるホテルはドーミーイン鹿児島。とりあえずチェックインだけ済ませる。部屋はしずくと3人。
しずく「えへへー♥シオン先輩と沙奈さんを独占できちゃうなんて♥」
まあ、あの2人は大人しくゆうぽむしてもらおう。
とりあえずこの日はホテルのビュッフェを各自で食べてお開きとなった。それにしても和牛のステーキは美味しかったなぁ……。
〜※〜
翌朝もビュッフェ。お昼に黒豚を食べたいから、軽く抑えた。そしてホテルを出たのは9時。そのまま市電に乗って鹿児島中央駅に向かい、乗るのは……
沙奈「指宿のたまて箱、ときめいちゃうわ!!」
僕「沙奈が喜んでくれて良かったよ」
特急指宿のたまて箱1号。キハ47と140の3両編成。乗ったら終点の指宿まで停車しない。今回はこれが目当てだ。
ぽむちゃん「でもシオンちゃん、浮気はダメだからね」ニッコリ
それでも容赦なしかい。
そして9:56、定刻通りに指宿のたまて箱は発車。キハ40系特有の加速の鈍さに変化はない。とは言え車内は木材ならではの温かみが溢れている。青い座席モケットも素敵だ。ちなみに今回は僕のおごりだからね。
〜※〜
そんなこんなで10:47に指宿に到着。タイムリミットは15時07分。できれば14時25分の普通列車で折り返したい。行き帰り飛行機よりは、帰りは新幹線乗り継ぎのほうがいい。
まず向かったのは村の湯温泉。ドーミーインで朝風呂が浴びられなかった分入っていこう……って、僕フタナリだから詰んでるじゃん!!
しずく「シオン先輩、なんか怪訝そうな顔をしてるんですが」
僕「温泉行くって話になったら……わかるよね?」
侑「えー?わからないなぁ」
僕「嘘つけ。わかってるでしょ絶対に」
ぽむちゃん「シオンちゃんの口から言ってほしいの」
僕「沙奈、言っていい?」
沙奈「私は知ってるけど言わないわよ。ほら言ってみなさいよ♪」
四面楚歌だ。言うしかないな。
僕「はい。僕がフタナリだからです」
しずく「よくできました。でも今回は、女湯決定ですよ♪」
僕「そんなぁ……」
沙奈「シオン姉ちゃんのおちんちん、なんか気になるわね♪」
僕「沙奈もどストレートに下ネタぶち込むなぁ!!」
また犯される一歩手前になるから嫌なんだよね……。それに僕は下ネタ弱いんだもん。
〜※〜
そんなこんなで入館料を払いまったりする。生徒会と鉄道同好会の活動で疲れた体に癒される……。流石に犯されることはなかったからいいけど、あの3人が僕を犯したこと、ちゃんと覚えているからね。
風呂を出たあとは牛乳1本を一気飲みし、午後からに備える。今日中に東京帰着は絶対条件だから、体力は温存しよう。
落ち着いたところで昼飯にしよう。黒豚料理は一度食べないと損する。
5人でしゃぶしゃぶコースにしたはいいけど……
しずく「シオン先輩ゴチになりまーす♥」
僕「コラ!!」
昼飯で22000円近く飛ぶとは思わなかったぞ……。冬毬ちゃん助けてぇ……。
沙奈「でもシオン姉ちゃん、私の分は払うからね」
僕「ありがとう沙奈……」
だとしても1人で17000円以上払わせるのって、過去にも無かった気がするのだが。こりゃ今月はあれだけボーナス出たのに近鉄も行けないよ……。
とりあえず黒豚しゃぶしゃぶやさつま揚げ等々ごちそうさまでした。
〜※〜
時刻は12時半過ぎ。そろそろ駅に戻っても問題はないかも。これ、いぶたま4号乗れるぞ。
そう言って駅に戻ると当然、また指宿のたまて箱が停車していた。
しずく「そういえば宿題って……」
侑「あ、忘れた、しかもやってない」
沙奈「おい!!」
僕「僕や生徒会長のクラスは出ていなかったけど……」
ぽむちゃん「侑ちゃーん、ちゃんと帰ったらやろうねー」ニッコリ
しずくの現実に引き戻す声で即時帰宅が決定。このまま12:57の指宿のたまて箱に乗り鹿児島中央駅まで出て、そのまま乗るのは14:17のさくら560号。
ぽむちゃん、しずく、沙奈は帰りの新幹線で宿題をやるのであった。
僕「あ、いぶたまの撮影忘れてた」
しずく「良かったじゃないですか♪」
僕「よくないよぉ……」
僕は写真整理をしていたが、いくらか目玉の列車の写真・動画を撮影しそびれた。
沙奈「私が持ってるから、シオン姉ちゃんの動画編集の際はあげるわよ」
僕「ありがとう沙奈」
その一言でぽむちゃんが真っ黒なオーラを出したことには流石に気づくわけがない。
〜※〜
15:45に博多到着後、駅弁を買ってそのまま後続ののぞみ号東京行きに乗る。買った駅弁は明太黒豚弁当。ちなみに郷やせりな、比奈や鈴乃、おたえには、何を食べたか内緒にするつもりだ。
のぞみ号も定刻通りに発車。5列シート1区画を埋める羽目になり、僕はしずくと沙奈に挟まれた。
しずく「えへへ……大好きですよ……シオン先輩……♥むにゃむにゃ……♥」
そりゃ5時間の大移動だから、しずくが寝るのも無理はないよね……。
〜※〜
新横浜でしずくとは解散になり、20:57、定刻通りに東京に到着。もちろんここで解散となる……はずだった。
僕「しかしまた、いつも通りだよ……予算度外視で更に2万近く削られるとは思いませんでした……」
侑「えー?中部高速鉄道の学生社員として給料もらってるしいいじゃん」
僕「生活費と定期的な旅費で削られる中で30万の中から奢るカネを余分に出せと!?」
ぽむちゃん「……は?」
その一言でぽむちゃんがキレた。
ぽむちゃん「シオンちゃんさぁ、全然反省してないよね。あれほど電車に浮気するなって言ってるのに……!!」ハイライトオフ
侑「歩夢、どうする?」
ぽむちゃん「終電間際まで2人で振り回す?」
侑「いいや、沙奈ちゃんも一緒がいいと思う」
ぽむちゃん「決まりだね。さ、行くよ?」
僕・沙奈「いやあああああああああ!!」
こうして今回の鹿児島遠征はあらゆる意味で終わりを告げた。しかし、これじゃあ鉄道同好会の夏合宿の費用も出せそうにないぞ……。手取り月収30万も楽じゃない、はっきりわかんだね。
次回は部会ネタの予定。
しかし、えいがさき2期は大阪という噂か……。本作でその時空に突入したら、Liella!と各校の鉄道同好会を名古屋あたりに呼ぶしかないな……。それ以前に25年冬が12月になったら作品どころか推し活ライフに大幅に影響が出ます。
なお作者はくどいようですが名古屋民です。