ラブライブ! 鉄道ファンとスクールアイドルとなかまたち since 2024 作:松浦南北
そして今回は早速、本作で初めてヤンデレ要素が入ります。
【これまでのヤンデレ記録】
テスト作品: ヤンデレなし(9話で完結)
前々回作品: 11話でヤンデレ初登場(237話で完結、後に2話削減)
前回作品: 2話でヤンデレ初登場(260話で完結、後に1話削減)
本作: 3話でヤンデレ初登場←今ココ!!
私「鈴木さあやです。外苑西中学から来ました。鉄道、特に撮り鉄や乗り鉄が趣味です。不束者ですが、よろしくお願いします」
2024年4月7日、入学式を終え、自己紹介から始まった私たち。
かすみ「中須かすみです。とびっきり可愛いスクールアイドルを目指したいと思ってま〜す!!かすみんって呼んでね〜」
そうやってみんなが自己紹介していく。
しかし、中須さんの言っているスクールアイドルというのはどういうものなんだろう……?
でもまあ、私はピアノのトラウマで音楽の道は打ち切り、鉄道一本でやっていくつもりだから、スクールアイドルをやる気は一切ない。なんとなくアイドルとついている以上音楽が関わりそうだし。
かすみ「そういえばさー子」
私「中須さん!?さー子って私のこと?」
かすみ「そうだよ。さあやだからさー子なのっ♪」
私「理解」
放課後、いきなり中須さんに話しかけられてしまった。
かすみ「あと、中須さんとかやめてほしいんだけどなぁ〜」
私「じゃあかすかすちゃんかな?」
かすみ「かすかすじゃなくてかすみん!!」
私「中須かすみだから、かすかすかなって」
かすみ「かすみんはそんなスカスカなあだ名なんてしてないです〜!!」
私「ごめんなさいかすみちゃん…」
かすみ「ところで、さー子はスクールアイドルって興味ない?」
私「初めて聞いたんだけど……」
かすみ「じゃあかすみんが説明しますね♪」
中須さん、もといかすみちゃんはスクールアイドルについて説明してくれる。スクールアイドルというのは、学校の部活動としてアイドルをやることで、ほとんどがラブライブ出場や優勝を目指すらしい。実質音楽関連だからやるつもりはないのだが……
かすみ「じゃあ、これを聞いてさー子はスクールアイドルをやる気になった?」
私「私は、音楽の道は打ち切ることにしたから、やるつもりはないけど、かすみちゃんのことは応援しているからね」
その瞬間、かすみちゃんの態度が一転してしまった。
かすみ「えっ……そんな……さー子がスクールアイドルをやらないだなんて……!!」ハイライトオフ
私「かすみちゃん来ないで!!」
かすみ「嫌だっ!!かすみんは大大大好きなさー子とスクールアイドルをやりたいのに!!」ハイライトオフ
私「とにかく逃げなきゃ!!」
ダッ!!
かすみ「なんで逃げるんですか〜!?かすみんはさー子のこと絶対に、ぜーったいに離さないんだから〜!!」ハイライトオフ
一目散に逃げるしかない私。向かう先は自宅ではなくて、鉄道同好会の部室。
かすみ「さー子〜!!待ってよ〜!!」
私「ひいいいいいっ!!」
とりあえず鉄道同好会の部室は……ここだ。ドアを開けて入ってみよう。
コンコンコン
私「失礼します……」
??「どうぞ」
ガラガラガラ
シオン「あれ?さあやちゃんじゃん。こんにちは」
私「シオン先輩!?お久しぶりです」
入ると、何故か中央線完乗のとき以来久しぶりに出会った、鳳来寺シオン先輩がいた。
私「というか、今日は部室って1人なんですか?」
シオン「いいや、今日は入学式後だから一部が勧誘に行ってるんだけど、ちょっと僕、しずくに演劇部へしつこく勧誘されて、逃げてきちゃった」
私「それは災難でしたね……私も同じでしたが」
シオン「さあやちゃんも勧誘されたの?」
私「はい。クラスメートの中須かすみちゃんにスクールアイドル同好会にスカウトされたんですけど、断った瞬間に豹変しちゃって」
シオン「うわ、かすみんやってくれたね」
私「知ってるんですか?」
シオン「一昨年くらいに1回だけ名古屋にやってきてくれたことがあったんだ。その後、先日転入直後に生徒会会計に指名されたときに生徒名簿を全部覚えろって生徒会長から言われて、見た瞬間一発であの人だって確信しただけ」
私「生徒会長恐ろしい……」
まず、シオン先輩がしずくちゃんにしつこく勧誘されて逃げてきたこと、生徒会長に全生徒の名前を覚えさせられたことに少し驚き呆れた。
しばらくするとまた部室にやってきた人がいた。
比奈「おはようございます……って、さあやさんがなぜこちらにいらっしゃるのですか?」
澁川比奈先輩。去年の文化祭のときに部長としてお世話になった方だ。
シオン「普通科1年の中須かすみさんから逃げてきたってさ」
比奈「中須かすみさんですか……」
私「え、比奈先輩も知ってるんですか?」
比奈「元・バス同好会で現在の鉄道同好会の部員の2人が一度中須さんを救った経験があり、その関係で名前だけ以前から存じ上げておりました。顔まで覚えたのは風紀委員長として、生徒会長に全生徒の名前を覚えさせられたときでしたが」
私「比奈先輩まで覚えさせられたんだ……」
シオン「完璧主義も楽じゃないってことよ」
私「シオン先輩の仰る通りですね」
しかも、明後日小テストをして、満点じゃないと反省文になるから、それもまた大波乱にしか聞こえない。
しばらくすると、また1人入ってきた。
??「失礼します」
比奈「どうぞ」
入ってきたのは林梨海ちゃん……ってええっ!?
梨海「あれ?さあやちゃんじゃん。3日ぶりだね」
私「梨海ちゃんこんにちは」
比奈「お知り合いですか?」
私「虹ヶ咲の受験帰りに撮り鉄に目覚めたところで偶然会ったのを機に話し込んで仲良くなったんですよ」
比奈「そまりさんは嫉妬されていませんでしたか?」
私「いや、そまりちゃんも私と別で一度会っていたのでこれと言った嫉妬はなかったです」
シオン「僕の周囲とは大違いだな……」
私「それにしても、梨海ちゃんお疲れっぽいけど……」
梨海「放課後にクラスメートの三船栞子ちゃんにヤンデレ化されました」
比奈「うわ、栞子さんもやってくれましたね……」
梨海「ここに来てよかったです。私、絶対にここに入部しますから、ぜひよろしくお願いします!!」
比奈「はい!!」
栞子ちゃんがどういう子なのか、詳しい話はまた入部式のときに聞こう。
しばらくするとまた別の3人が入ってきた。
??「助かったー……ってシオンじゃないか」
シオン「万里か。こんにちは」
??「鉄道同好会を探していたら道に迷ったって言ったので連れてきました」
シオン「郷とおたえも無事そうで良かったよ」
私「万里くん多英子先輩と……それからもう1人は……」
郷「普通科2年の中野郷です。この春、シオンとともに名古屋から転入してきました」
梨海「普通科1年の林梨海と言います。さあやちゃんとは別のクラスです」
私「普通科1年の鈴木さあやです。よろしくお願いします。郷先輩」
シオン「郷は裏で鉄道系男の娘アイドル『久遠寺トワ』として活動しているんだよ」
私「トワ先輩……私何度か動画で見たことがあります」
郷「なんか恥ずかしいなぁ……でもありがとうさあやちゃん」
全員で笑い飛ばす。それから全員の自己紹介は済ませたけど、結構大賑わいになりそうだねこれ。
それからというもの、かすみちゃんが部室に来ることはなかった。梨海ちゃんの言っていた栞子ちゃんもだ。
私「てか、いつもこんな感じなんですか?」
多英子「いや、これは稀な方だね」
梨海「えっ?」
比奈「今回ここにいない一部の部員の成績が壊滅的だったり、シオンあたりが電車に夢中すぎて浮気扱いされたりといった理由で、部外の生徒に押しかけられることが多いのです」
万里「恐ろしいですねこれ……」
私「でも、部員だとメリットとかありますよね?」
比奈「はい。夏合宿や国際鉄道模型コンベンションといったイベントが盛り沢山ですよ」
私「それなら絶対にこの部活、私も入りますからね!!」
シオン「さあやちゃんありがとう!!」
こうして、今回は平和に収束した。とはいえ、これは序の口だということを、私はまだ知らない……。
以下のキャラは鉄道同好会への入部確定です。
【入部確定一覧】
鈴木さあや
林梨海
浪速万里
また、以下のヤンデレ化がありました。
【新たなヤンデレ化】
中須かすみ→鈴木さあや
三船栞子→林梨海
次回、音楽科のあの2人に悲劇が……!!