ラブライブ! 鉄道ファンとスクールアイドルとなかまたち since 2024   作:松浦南北

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今回から8月回。地震が起きた前後のため、少々不謹慎な要素が混じっていますが実体験が元ネタのため容赦しません。青山由美目線での展開を予定。


【元ネタ実体験】地震の影響で東京から帰れなくなりました。

俺「今日はスクールアイドルフェスティバル前々日か……でも、今回の目的はお台場に寄り道して、羽田に行くことだからなぁ……」

 

2024年8月8日、明後日は第1回のスクールアイドルフェスティバルだが、その前段階で虹ヶ咲TVのイベント等によりお台場は朝から賑わっている。加えてせつ菜ちゃんの誕生日だから余計だ。

 

ちなみにアクアシティお台場やダイバーシティ東京は開いていなくて……

 

俺「暑い……」

 

去年の二の舞いになりかねないな……。

 

〜※〜

 

そんなこんなで、ポケモンGOを立ち上げてみよう。おっ、ウミディグダじゃねえか。捕ろう捕ろう。えいっ!!

 

よっしゃー捕まえたぞ!!図鑑1つ増えたー!!

 

その時だった。

 

せりな「あれ?珍しいじゃん由美」

 

俺「なんでせりながいるの?」

 

せりな「私もポケモンGOでウミディグダ捕まえようかなって。ウミトリオはASAPで手に入れたいからね」

 

俺「あー……」

 

まあ、1匹捕まえればあとはゆっくりの俺とは違い、せりなはガチ勢だ。下手をしたら歩夢より容赦しないぞ。

 

せりな「ところで、家族のみんなは?」

 

俺「全員また別々。勇輝はシンガポールに単独で旅行行ってるし、そーちゃんも北海道のキハ40、ジュリーも日田彦山線BRTに乗りに行ってるよ」

 

せりな「フフッ、じゃあ今日は由美を私のモノにするチャンスじゃん♪」

 

俺「せりなは何言ってんだよ!?正気?」

 

せりな「何言ってるの由美?放置した分、そのくらいは償ってもらわないといけないよね?」ハイライトオフ

 

俺「もしもーし……」

 

せりな「もういいもん、キスしちゃうんだから♥」ハイライトオフ

 

せりなは20歳過ぎた俺に対してもヤンデレ化するのか……。こりゃあとで比奈と歩夢に報告だな。

 

このあとむちゃくちゃ深くキスをされました。

 

〜※〜

 

落ち着いてからはお台場を宛もなく歩き回る。そんな中でえいがさきのチラシを1枚もらう。

 

俺「しかし原作世界ではまだ映画1章か……ここの世界線、本当に行方不明になりそうだな……」

 

せりな「でも、もうこの世界線は原作崩壊だよ?シオンが侑と歩夢に出会った時点で別方向に歯車が動き出しているもん」

 

作者の奴、うろ覚えで書くから……。とはいえ、鉄道同好会は深くスクールアイドル同好会に干渉しない方針だったから、特大の原作崩壊はせずうまくやれているよな……。

 

さてと。食欲もそれほど湧くわけがなく、ただただ歩いて見回るだけになってしまった。そんなこんなで、とりあえず紫苑女学院でも見に行くか。そして辿り着いたのは東京テレポート駅。

 

せりな「そうだ、シオンもいないし、あれやってみたい!!」

 

俺「あれって?」

 

せりな「虹鳴らし」

 

俺「ダメだってそんなの。というか東京テレポート駅の改札は鳴らんぞ」

 

せりな「もうっ、由美のケチ!!」

 

※虹鳴らしは迷惑なので絶対にしないでください。

 

さ、改札入っていこう。

 

俺「とりあえずICカードを出して……」

 

ピピッ

 

せりな「またモノレール乗れるんだぁ!!」

 

俺「実は紫苑女学院も羽田も行ったことありません」

 

せりな「余計に楽しみだね♥」

 

ダメだコイツ手遅れだな……。

そんな中……

 

俺「あっ、スクールアイドルフェスティバルのポスターだ!!あーもう、愛ちゃんにしずくちゃんとか、ときめいちゃうよ!!」

 

なんと、ニジガクメンバーのポスターが掲示されていたのだ。

 

しかし、せりなに肩をポンと叩かれてしまう。

 

せりな「私が眼の前にいるのに由美は浮気するんだ」ハイライトオフ

 

俺「ゴメンナサイ……」

 

せりな「家族が認めても私と2人きりのうちはダメだからね?」

 

やっぱりコイツも面倒だな……。

 

〜※〜

 

りんかい線にやってきたのはE233系。少数派の70-000形には当然、なかなか会えるわけがない。でも乗っていこう。

 

天王洲アイル下車後、紫苑女学院のカフェテリアにて2人で紫苑パスタを食べる。毒々しい見た目をしているが、意外と美味しい。

 

俺「そもそも俺が入れた事自体驚きだが」

 

せりな「虹ヶ咲と一緒で、ある意味ザルだからね」

 

俺「理解」

 

それ以前に俺がニジガク関係者であることバレてるよな……。

 

さて、食事後は羽田方面に向かおう。天王洲アイル駅から乗ったのは東京モノレール2000形。抵抗制御の1000形でなくて良かった気がしなくもない。

 

空は晴れ、澄み渡る。そんな中をモノレールは駆け抜ける。過去には駅がなかったと考えるとこの近辺も進展したんだとつくづく感じるのであった。

 

〜※〜

 

羽田空港第2ビル駅到着。

 

せりな「そういえば由美は羽田に来るのは初めて?」

 

俺「うん。いつもセントレアしか用がなかったし、ここ最近は飛行機怖いから乗れていないし」

 

せりな「由美がそんなこと言うなんて珍しいね」

 

俺「去年あった航空部部員の全員死亡が大きすぎる」

 

せりな「あー……」

 

虹ヶ咲学園航空部が飛行機事故で全員帰らぬ人になった件を俺はまだまだ引きずっている。見るのはいいけど、乗るのは当面控える予定だ。

 

そして第1も第3も見回る。ここまで広々とした空港を見るのは初めてだぞ。セントレアよりずっと広いから、いつまでも居たい気分になる。

 

しかし、第3ターミナルを後にし、第1ターミナルに向かうバスの車内で悲劇が起きる。

 

緊急地震速報だ。同乗客の携帯からいきなり鳴りだしたのだ。

 

せりな「どこで地震が……?」

 

調べても出てこない。その時だった。通知が届いた。宮崎県沖だ。

 

俺「知り合い……近くにいたわ」

 

せりな「誰?」

 

俺「ウィキサイト仲間。鹿児島出身の人がいるからDiscordで安否確認取るぞ」

 

やはりここは危ないから一言投げておく。

 

せりな「なんかモヤッとしちゃうなぁ……」

 

せりなが変わってしまった……なんとかしないと。

 

〜※〜

 

そして羽田空港第1に戻ったあと、数十分程度また見回ったところで京急空港線に乗り、羽田空港を後にした。乗ったのはたった1本だけの千葉ニュータウン鉄道9200形。

 

せりな「由美はこの車両乗るの初めて?」

 

俺「オフコースです。何なら京成3000形や北総7500形にすら乗ったことないです」

 

せりな「余計に楽しみになるよ♪」

 

時間になり、東洋IGBTの音を響かせて列車は発車した。

 

大鳥居駅あたりを出ると、空はもう暗い。

 

下車駅は蒲田。乗ってきた印西方面のほかに、逗子方面の急行も発着するホームは正直複雑すぎる。

しかし、乗車電は8両編成なのにここまで混むのか……。

 

蒲田では日高屋に入る。一度も入ったことはないが、食欲の都合でチャーハンしか入らないからちょうどよかった。

 

せりな「でもこうやってお店を開拓するって楽しいでしょ?」

 

俺「もちろん」

 

まあ、中京民たるもの、関東ではチェーンの飲食店を開拓しないとやっていけないからね。

せりなはラーメンを食べていた。今はラーメンの気分ではなかったけど、おいしそうだから本調子になったら後日また俺も食べに行こう。

 

ごちそうさまでした。お代は別々にした。このあとはJRの蒲田まで歩き、そのまま京浜東北線に乗る。

 

俺「なんかさ……」

 

せりな「どうしたの由美?」

 

俺「やっぱり、名義だけでも虹ヶ咲学園鉄道同好会の外部顧問になって良かったと思う。今年の新入部員全員を弊社中部高速鉄道の学生社員として登用できたからね。それに、鉄道やスクールアイドルの喜びを共有できる幼馴染がいなかったから、こうやってせりなと話せているだけで幸せだからね?」

 

そう。これまでそのシーンを記載しなかったが、今年新たに鉄道同好会に入部した8人全員(シオン、郷、すずか以外)は仲喜あたりの協力もあり無事に学生社員となったのだ。

 

せりな「由美がそう言ってくれると私も嬉しいよ。私だって、中1の頃はいじめられて退部とか経験してるけど、音楽を通して鉄道同好会にやっと戻れたし、何より由美がいたおかげで、今の私がいるんだって、実感できるんだよ?」

 

俺「フフッ、お互い様だね」

 

せりな「でしょ?」

 

そうやって笑い飛ばし、大井町下車後はりんかい線で虹ヶ咲学園前駅に戻ってきた。

 

せりな「そういえば、今日はどうする?」

 

俺「帰る予定でしたが、残念ながら、巨大地震注意が解除されるまで勇輝たちから帰ってきちゃダメとお達しがありました。今日は虎ノ門で社員寮を借りて民泊です」

 

せりな「それなら一緒に帰れるね♥」

 

そうやって帰ろうとしたその時だった。

 

??「あっ、青山先生を見つけました」

 

俺「栞子ちゃん!?」

 

栞子「こんばんは」

 

業務終了後の栞子ちゃんがこちらに駆け寄ってきた。ヤバい、鉄道同好会の外部顧問が名義だけなことで怒られるぞ……。

 

しかし、その予想は覆された。

 

栞子「それにしても、生徒会浮気取締役員のせりなさんが、どうして青山先生に抱きついているのでしょうか?」

 

せりな「聞いてよ栞子ちゃん。由美も私のいる前で、他のスクールアイドルのポスターに飛びかかるんだもん」

 

栞子「……その気持ちは何となく分かります。とりあえず、本日は終電間際まで3人で居ましょう」

 

俺「なんでだよ?」

 

栞子「私もせりなさんと青山先生から離れたくありませんので。何よりせりなさんもそろそろ留学先へ出発ですからね。夜のお散歩だけしたら帰りますよ。それまでは容赦なく振り回します」

 

俺・せりな「いやああああああああ!!」

 

こうして、帰れなくなった挙句終電間際まで栞子ちゃんの夜のお散歩に連れられた青山由美と丸山せりなでありました。しかし南海トラフ、真面目に不安だなあ……。




ちなみに同じ日に同じ経験をした私は、最後のりんかい線には新木場まで乗り、京葉線経由で夜遅くに無事に名古屋に帰着しました。それ以降は巨大地震注意が出た挙げ句アルバイトまで大量に舞い込み、調査終了までの昼間は名古屋どころか家から一歩も出ませんでした

次回は季節外れのお盆スペシャルで、ニジガクを見たら即帰宅のお台場旅行の予定。

しかし、まだ8月8日とかモチベーションの低下丸見えだな……。

※11月23日をもって作者は23歳に、由美も23歳に、せりなは17歳になりました。
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